仕事が終わって家で一旦休憩した後、家族を飛行場に迎えに行きました。
長崎の嫁さんの実家に数日三人で帰っていたのですが、彼らが名古屋に戻るために便利ないつもの空港行直行バスがここ最近は出ておりませんので、私が迎えに行くのが一番手っ取り早いのです。
到着は夜の九時半となっていましたので、家を八時過ぎに出て余裕をもたせてセントレアに到着しました。飛行場は相変わらず閑散としていたのですが、それでも少し前に来たときのような猛烈にガラーンという感じは無くなっていて、フライトということに関しては人の戻りがある事を確実に感じました。
少し待っていると、長崎便は直ぐに到着のアナウンスが始まりました。暫くするとガラスの向こうの方から満面の笑みを浮かべている長男と手をつないで近づいてくる長女の姿が見えました。
少し疲れた顔をしてはいますが三人とも元気そうでした。車に戻って運転し始めると、何と出発時に帰りの長崎空港の売店が全て閉まってしまっており、一切何のお土産も買えなかったとのことでした。普段はワンワンと別れ際に泣きあう泣き虫三人組の義母、嫁さん、長女ともあまりの出来事に思わず三人で大笑いして、その驚きに逆に盛り上がってしまったようです。
という訳で帰ってきたときにはいつもは盛大に拡げられる卓上のお土産は一切なし。代わりにお祖父ちゃん達から頂いたお小遣いの話が一つともう一つはお爺ちゃんから貰った1968年のオメガSeaMasterを見せて貰いました。古くて渋い良い時計です。
今回の帰郷をお腹と眼で十分に愉しんだ三人ですが、長女はもう一回この冬に日本に帰って来ようかなとか言ってます。しかし、それはシンプルな計画ではなくてベトナムの友達のところにアメリカ人の友だちを連れて帰ってこようかな・・・というもの。
世界中に友達が沢山居るために、どこに行きたいかということだけを考えればどの友達に連絡を取ればよいかという頭の中のサーチをすればそれで終わりというお話。何というか、アメリカっぽい話ですね。結構、お互いに招待をかけているみたいで、我が家もこれからアメリカに住んでいる色んな国の人間の通過地点になるのかも知れません。
若いって素晴らしいです。そしてその若い時間を楽しめる環境にいる娘達がキラキラと輝いて見えます。
0 件のコメント:
コメントを投稿