2021年6月30日水曜日

毒親・・・


日刊スパ!に載っているひろゆきの考える様々な事柄に関するひろゆきなりのミニコラム。まさに雑多な事に関する彼なりの「雑駁なんだけど、それなりに真面目に答えた回答集」と言う感じでしょうか。

少し前は、私から見てちょっと違うかなと思える事もほぼ完全に同意できる事も含めて、いろいろな意見を語ってくれていた彼ですが、最近は危険な感じがかなり無くなって、優等生のAIが可能な限り反論を許さないようなベストの答えを返してきているような感じになってきてます。まあ、彼も視野が拡がってきて多くの人が納得してしまうような無難な答えを準備出来るようになったのでしょうか。

それでも、平均的な日本人の視点からはかなり違う、一分読んで「納得できようが出来まいが」その一分が勿体なくはなかったなと思えるような文章やビデオを書いてくるのはやはり私が彼の考えに共感する部分が多いからでしょう。私は基本的に毀誉褒貶の多い人間が大好きなんですが、「それでも」最近はやっぱり彼の意見に触ると触った人間が怪我するとか、ひろゆき自身がその意見を吐くことで怪我をするようなものが減ってきたと思うのは私だけでしょうかね。

今回彼が書いていた上の文章を読んで、なんだかちょっと面白味が無いなとは思ったのですが、それでも己の失敗を他人の所為にするような惨めな人生を送るガキを育てないためには自主性を育てるための誘導方法なんていうのは親としての一本筋が通った哲学がなければ出来ないばと思うこと、それと「修正可能な失敗を経験させる」という一言はたしかにいつも大切だなと思いますね。

無論、失敗しないで前に進めれば子ども自身には傷がつかないし、効率もいいとは思いますが、そんな子供が「いい年こいたとき」に始めて大きく失敗したらどうなるんでしょうか。親はゆっくりと間違っていない方向だけを示してあげれば後はその子が「一本立ちできる人間なら」きちんとあるべき方向に歩いていってくれるんですけどね。

私も、子供にsuggestはしますけど、医者にになれとか歯医者になれとか言う親にだけはなりたくありません。「何をしたい」というのが本来の理想的な誘導であって、「何になりたい」というのは実際はかなりの間違いだと思います。

例えば子供を助けたいというのなら、小児科医になるのもありだし、童話作家で子供のお頃に幸せを配ることもありだし、アニメを見せて勇気づけるのもありだし、大金持ちになってその金をガッツリ寄付しまくるのもあり。

「医者になれ」というのは一体何の呪文なんでしょうか?意味不明に近い愚かな誘導だとおもうのは私が愚かなんでしょうね?

今日も医局である女性医師が「子供を医学部に入学させる方法論と経済的効果」をトクトクと別のドクターに話しておりましたが、その顔を見て私の心の中からはその「見たことのない」彼女の息子さんに対する溢れんばかりの「憐憫の情」が流れ出しました。

きっと己の未来がこのアホなおっかさんに支配されていることも知らず、お医者さんになるのでしょうね。金をかけて。w 
そして、その己の未来が母親に規定されたtrue man showの世界だというのにも気づかないままオイシャサンにでもなるのでしょいう。まあ、医学部は入りせすれば、国家試験自体はメチャ簡単ですから。


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