2021年5月18日火曜日

長女のクルマ選びで親父が研究

長女とのやり取りの中で、先日車を買うことを聞いたばかりの私です。

まずは焦って買わずに日本からアメリカに一旦戻ってその後買えばいいと言った所、「That makes sense.」との返事がありました。実際に購入して新車を学生街の家の脇の道に停めておくなんて言うのは車を盗ってくれと言っているようなものなんで、止めておけということになりました。

そこで、私の方は親父としてちょこっとだけ手助けしてあげられるようにと、現時点での彼女のセレクションであるForesterとRAV-4の研究をしてみました。

まずは2つの車のアメリカにおける値段などの比較は前回やったのでいいとしてそこはもう無視。男として気になる「走り」の部分も気にはなるのですが、敢えてそれほど気にしませんでした。そもそも長女が激しい走行や険しい場所に行くわけもありませんし。無論、四駆として滑りやすい道での安定性を求めるとスバルのほうが良いのかなどという「印象」はあるのですが、そもそも娘はそういう時にも運転はしないでしょうから、私が研究したのは主に安全性。

比較の対象は客観性を求めてEuro NCAPとIIHSが行っている種々のSUVの画像をじーっと眺め続けました。

結論から言うと、2つの車の間で受動的安全性に大きな差はないかなと思ったのですが、細かな差を言うならばポールにぶつかった時の凹み具合がRAV-4のほうが小さいということでしょうか。オフセットも、スモール・オフセットもフルフラットでの衝突も、現代のSUVでは既に40mile程度の速度では差が出ないほど優秀で、シートベルトさえ締めていればまずは死に至るような怪我をすることはないという事実は当然のように確認できました。

そこから先は、よりリアル・ワールドで起きた時に後遺症を残したりしないようなレベルでの安全性が語られるべきで、今後は更に高い速度や横転した時の安全性の検討が問題になっていくものと思われます。

更に安全性でじっくり見てみたのは能動的安全性の部分。初心者の娘が起こす可能性の高い「うっかり」の部分をマシンが視覚的に処理した信号でどれほどカバーしてくれるのかと言う興味のもとに見ていたのですが既にこれも両車ともかなり優秀。

実際に乗ってみないと判断できない部分というのは確実にあると思うのですが、やっぱりこの十年でも随分と安全性の高まりは価格的には裾野の車にまで十分拡大してきたと感じました。

やはり一度、帰国時に日本のスバルとトヨタで娘と一緒に試乗して実車を乗り比べてみるのは必須と考えた次第です。

ところで、前回「車を買うつもり」という連絡が娘からあった時にこの車を買ってくれない?という一文が・・・。リンク先を開いてみるとブガッティ・ベイロンでしたので、私からの返事は「もうこっちの方を注文しといたから」としました。 

勿論、返事はLOLでした。


0 件のコメント: