結局の所、間違いなく第三波が来ました。
この前も書きましたが、この冬の波の立ち上がりはやはり大きい。しかも今回の波の大きさは前のときよりも大きいという気がします。一番イヤなのは検査システムが充実してきている最近のCOVID対策において、陽性率の上昇がジリジリ且つコンスタントということ。こういった現象は全く喜べるものではありません。今後の展開を占う上で、いわゆる「不気味」な数字ですね。
街を歩く多くの人々がきちんとマスクをしていようと、政府の経済対策GoToEatキャンペーンが感染者達を街の真ん中に展開しGoToTravelキャンペーンが、県をまたいで感染者達をかき混ぜて来るわけですから世話ありません。経済と感染というどっちつかずの展開を結局は国民の税金を使って一時的に凌いでいるだけですけどね・・・最終的には今使っている金は税金の先走った使い込み。
さて、今回のCOVID、結局は空気感染ではないと言われていた当初の考えは次第に「空気感染エアロゾル感染と考えないと無理がある」というふうに変わってきていると考えます。クラスターの発生もやはりエアコンなどの空気対流によってかき混ぜられたウイルス粒子が上に書いたような流れで拡散していると考えるとクラスタの発生等はかなり自然で納得がいきます。
今回、この一ヶ月間にどこまでこの波の勢いを抑え込めるのかが正月前後にやってくるであろう更に巨大な勢いを占うことになります。アメリカではほぼ毎日のように一日の新規発生患者数の記録を更新するような状況。アメリカはアメリカで苦難の道を歩むことになるでしょうが、日本は日本で独自にかつ地道に対策を続けなければなりません。
私の耳にも実はいろいろと噂が流れ込んできていて、すでに「XXの病院で患者が出た」などという話が実しやかに流れてきます。自分自身の病院がそうなる日があるかのないのか、まさに神のみぞ知るという状況になってきました。
本当に面倒な相手です。
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