2020年11月20日金曜日

そもそもの無理筋「Gotoキャンペーン」

ガースーがGotoキャンペーンを続けたい切実な理由はわかります。

しかし、この時期のウイルス感染者の増大は「冬季」というキーワードだけでも増加する事が理解されていたわけで、科学的根拠としてのGotoキャンペーンがそれに何らかのブーストをかけるか否かは明確に数値化されてはいないものの、実際に外に出てみれば前回第二波を抑えようとしていた時の国内の整然とした静粛さとは全く異なる様子が看て取れるわけです。

良いワクチンが出来るまでは不要不急の外出は控えましょう」という、現時点では最良と思われるコンセンサスを多くの人に理解させるためにはGotoキャンペーンなんてのはそもそも無理筋のアイディア。特にそもそも三密なんかを守る気のない連中をガッチリ抑え込むための第一防衛線は言葉による抑制のはず。しかし、政府はアクセルとブレーキを同時に踏むよな事をやらかしていますから、正直見ているこっちとしては「馬鹿じゃねーの?w」となる訳です。

あちらこちらの病院でコロナ対応用の病床が次第に逼迫しているという状況が報告されていますが、日本医師会も遂に官邸に忖度することなく「Gotoヤメレ!」と言うのに等しい宣言を怒りの籠った感じを醸し出しつつ強い調子で発言しましたね。まあ、十分に遅いくらいですが・・・。

人が交わることで感染者が増大するならば、その交わりを政府が奨励するということはそもそもあってはいけない事でしょう。飲食店、宿泊業者、観光地、観光運輸業者も含めて大変ですし当然の如く医療従事者も大変ですが、アクセルとブレーキは同時に踏んで良いものではないのは誰の眼にも明らかなはず。

リモートでの仕事法の更なる開発と普及を行うことで社会の仕組み自体が変わる時期に来ているというのがまさに今だと感じます。アメリカで再び新しい仕事を始めた長女に話を聞いてみても「大変にefficientで素晴らしい」と言っています。しかも自分で自由に休憩も入れられるし、効率良く自分で仕事内容を組み上げてしまえば余った時間は寝ようが本を読んでいようが大学院の勉強をしようが構わないわけで、家にいながら仕事も勉強も完結するわけです。

こんな新規感染症、これからも必ず出てくるのは前にもココで書いたように必然。人間の活動範囲が広がっていれば、今まで有り得なかったような場所から引っ張られてきたウイルスが変異を重ねながら、飛行機に乗る人間を通じて地球全体にあっと言う間に拡散するようなことが何度も有るでしょう。願わくはそれが物凄い致死性を持ったものでないことを祈るのみ。

政府はこの手の感染症対策において種々のレベル別のstandard procedureを確立しておかないとこれからも後手後手になりますな。感染症のタイプによっては厚労省の役人の首が飛ぶだけでは済まないことは明白で、人の命が大量に消えることになりますからね。

何れにしてもガースーが自らの口で直接「Gotoキャンペーン感染が落ち着くまで中止」と一言言わざるを得ないでしょうな。


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