宮崎に住んでいる私の年子の弟が肺炎になったようです。
夜まったりしていると、7時半頃に親父から電話がありました。大体において、こんな時間に田舎の両親から電話があるなんて言うことは通常「望ましくない」事が多いのですが、実際にその通りでした。
親父によると夕方に施設から搬送されたその病院の主治医の先生が夜の8時に直接お話してくださるということで、親父が直接電話をしたようなのですが、結局受付の事務の方に、息子である私が内科医師である事を話してそちらのほうが説明を伺っても良いか?との質問をしたようです。
私はこんな時間にいくら緊急であるとは言え、このように顔の見えないシステムである電話で弟の病状、容態を尋ねるのは大変失礼で通常はあり得ない状況であることを説明したのですが、不安であることが電話越しにも伝わってきましたので、腹を括って失礼を承知でお電話させていただきました。
御電話に出られたK先生は体の不自由な私の弟のことをいつも診察してよく知っておられるようで、今回の肺炎に関してもその部位や性状、今後の治療方針などを電話越しに明瞭に説明してくださいました。改めて、老いた両親が己の次男の病状説明に関して説明を聞いても理解できない可能性に慄き、私にその質問をするよう依頼してきたことの非礼を詫びるとともに、日頃の丁寧な診療のお礼を申し述べ、今後の治療もK先生に一任することを改めてお伝えさせていただき電話を切りました。
直後に親父に電話を返して、私とK先生が話した内容に関して改めて噛み砕いて説明するとともに、このコロナの時代には安易なことでは病院に親族を見舞いに行くことも叶わない理由をきちんと説明しました。
親父としては説明を聞いて安心したらしく、「これで安心できる」等と云う謎の言葉を残して電話を切ったのですが、親なら本心としてはまあ当然というところでしょうか。少なくとも老いたオヤジの気持ちがこの説明で安らいだのなら少しは役に立ったかと己を慰める始末でした。
基礎疾患もある身体の弱い弟ですが、今まで何度も肺炎にかかったりしておりますので、今回もきちんと乗り切ってくれることを期待したいところです。今の時点ではコロナではなく、誤嚥性肺炎のようですが・・・。
2 件のコメント:
大事に至らないことを祈っています。
この厄介なご時世なので、風邪を患うことさえビクビクしてしまいますね。
私の周りでは、2度目のコロナに感染してしまった人も出てきました。
怖いです。
お心遣いまことにありがとうございます。
大丈夫であろうと根拠もなく楽観視しております。私以上に弟の日常を知っている主治医を信じるだけです。
それにしても、周囲には「既に」二度目の方が出ているとのこと。なんという事でしょう・・・。
ワクチンを投与してもかなり早期に効かない人が一部出てくるのもこれで既に決定済みのような気も致します。
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