朝のことでした。
夢の中に私がいました。九州の田舎、しかもとうの昔に死んでいる筈の母方の婆さんの家で何故か(子供でもない)私がお留守番をしていると、中学校の頃の技術家庭科の先生が宅急便屋さんとして何かの荷物を持ってきています。
婆さんは何もせずにじっと私とその宅急便の先生をジッと見ているだけなのですが、先生が私に質問をしてきました。「おい、XX!お前自分の家の住所を言ってみろ。」なにか怒っていますが私は素直に「え〜、AA,BB,CC・・・」最後の4桁の番地が言えません。
それを二度ほど繰り返しているうちに諦めてそのまま寝入った直後の事でした。
嫁さんが慌てたようにベッドルームに走り込んできて、自分の電話を私に持ってきながら「お母さんのお姉さんが亡くなったって!」と言って私の耳に電話を当ててきました。
中咽頭癌と認知症を患っていた叔母が余命僅かだと数ヶ月前に父親からは聞いていたのですが、まさかそれが今日になるとは。
しかしながら、叔母の日常の世話をしてくれていたソーシャルワーカーの従妹の話によると、最後まで苦しみも譫妄もなく、病院のケアテイカー達に愛されながら最後を看取られたとのこと。麻薬さえ使う必要が無かったとのこと。
直ちに考えたのは、さっき見た夢は一体何だったのかという事。
私は基本的に怪力乱神の類は全く信じていない人ですので、その電話の直前にそういった夢を見たことが偶然にしてはなんとなく腑に落ちませんでした。
虫の知らせって奴はこんなものなんでしょうかね?
とは言え、叔母は私の家の住所は勿論、この20年ほど会っていなかったのですが。うーん、やっぱり偶然でしょうかね・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿