やってくれたぜ!というのが感想です。
アノ巨人、ALL BLACKSを相手にして勝利!しかも、今回の試合では相手にゲーム自体をさせないほどの作戦勝ち。試合前にエディーが吠えていた皮肉一杯のコメントがそのままNZをぶち壊すレベルのものとして実現されました。
試合前の心情と予想としてはイングランドに勝ってほしいという判官贔屓の気持ち、実際の所、この試合までのイングランドの強さは際立っているからもしかしたらもしかしてイングランドが何かやらかしてくれるんじゃないか?というものですが、しかし、相手は何しろアノNZだからな〜難しいよな〜!などと考えていました。
ところがところが、試合が始まると全く予想とは反対で、イングランドの完全な準備勝ち。All Blacksは試合自体を完全に封じ込まれるという事態に・・・。
そこで思い出したのは、2015年の日本対南ア戦。やっぱりあの試合と一緒で、エディーが準備した日本の勝利はフロックでも何でも無くて、計算され尽くした作戦による完璧なアートワークだったという事でしょう。勿論、あの映画の中ではリーチをしてCranky Bastardと言われたコーチですが、その頭脳の冴えは今回も活かされキッチリと相手を折りたたんでしまったのでした。
やりたいことをさせて貰えないといういうのは本当に相手チームを混乱させるもの。予定していた作戦が通じないのですから、チーム内は本当に混乱のるつぼに叩き込まれるわけです。それが今回のNZでした。こんな事もあるんですね・・・。勝負に絶対はないということを改めて思い知らされたのでした。
WCRにおいて、ここまでの日本チームはジャパン・ウェイのエディーからワン・チームのジェイミーに導かれてきました。誰が次のコーチに就任するのかはわかりませんが、次のWCRへの挑戦は日本全体が期待する中で、本当にどでかいプレッシャーのもとで進行するコーチング業になることになってしまいました。
これからどれだけ若い世代がチームジャパンに乗り込んでくるのか、本当に楽しみです!
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