2019年10月25日金曜日

100年に一度がそうではなくなってきている・・・

東洋経済のネット記事を見ていて具体的な数字が表示されていたのを見てやはりそうかと得心させられました。

最近立て続けに起こる大災害が実際の所どれほどの間隔でどれほどの損害をもたらしたのかを実際のテーブルで見せつけられると、損害の規模の上昇と発生間隔の短さはやっぱり少し気候変動期に入っているんだろうか?と考えさせられるものがありますね。

実際にもう一つの記事でも20世紀には300年に一度だった確率降水量が、21世紀では100年に一度のものとなっている現状を見ると、やはり少なくとも今の時期は近代における気候変動が大なり小なり起きている次期なんだろうなと感じてしまいます。

こんな状況何処かで見たよなと思ったらこの前知人の超学生の子供さん達を連れて観に行かされた「天気の子」の中の未来の東京の情景に似ているなって事を思い出しました。

アメリカに住んでいた時に保険会社の人から聞いたのは危険なエリアに住んでいる人にはそれなりの住宅保険のアップがかかるというものでした。個人的に思うんですけど、これだけリスクの大きな日本においてはやはり住宅の災害や地震保険の価格も、近未来的にはその建物の建つ地盤や判っている範囲での地震の歴史と規模によって大きく変動して各家庭の保険料として計算されてくるのではないかと思います。

無論それらの数値は建物自体の強度に対する係数として計算されるのでしょうけど、まずは簡易的に自治体の作るハザードマップに従った保険料計算が更に細かく算定される時代になるんだろうなと思います。

結局のところ、これらが払えない人達は生活を再生できないリスクを背負って生きていくようなエリアに住まざるを得ない時代が来るのでしょうか・・・。

これからお金がどんどん無くなっていく日本に何だか暗い影が指しているような気もします。


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