2019年7月25日木曜日

日本の暑さはアメリカとは質が違う

アメリカに居たときも暑いという日はありました。

しかし、暑いとは言っても「アッチ〜」で終わってたような気がします。ところが、日本に帰ってきて経験する暑さは暑いというより「動きたくない」という感じの暑さ。
基本は湿度の高さがそのムシムシ感の元凶なのでしょうが、暑くて「脇に汗がにじみ出るから動きたくないな〜」とか、「いま動いたら背中に汗が垂れ流しになりそう」という、想像しただけでゲンナリするような類のものとでも言えるでしょうか。

病院から外へ出て一瞬だけ売店などに移動する瞬間などは特にそれが顕著で、クーラーの効いた廊下から一瞬で、密度が低く、猛烈に湿気を含んだ空気の塊の中に突入していく感覚を強制的に味わうことになりますが、この中で日傘をささずに一時間立っていたら完全に熱中症だな・・・という悪夢が瞬間的に自分の脳裏をよぎります。

とは言え、それに近い状況で一日中外で働き続ける土木工事現場や監視作業、工場内外の巡視などを行っている人々が日本中に居るわけですから本当に頭が下がります。歳取ってくると間違いなく出来なくなってくる仕事ではないでしょうか。(少なくとも健康を損ねるリスクは安全マージンの低下とともに上がり続けることでしょう。)

アメリカでは熱くて「うーん」と言いながらも、そんなに不快な汗をダラダラ流す感じではなかったのにここ日本では・・・。そんな私にとって、夕方に浴びるシャワーとドプンと湯船に浸かる風呂の快適さは一日の疲れを吹き飛ばす魔法の設備です。

アメリカでも当然の様に湯船はありますが、多くの家ではやはりシャワーでスッキリというのが先ずあって、湯船は日本ほどは重宝というか有難がられていない気がします。少なくとも主役ではない。
娘たちも同じような感じで、結構汗をかいたときでもシャワー浴びて一日が終わり!というのがかなり普通の光景でして、親としては”わかるけど、一番風呂のときくらい湯船に入れば?”って感じです。

とりあえず名古屋はこの24日で梅雨明け宣言。
これからの一ヶ月は暑さとの厳しい戦いになりそうです。


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