2019年7月9日火曜日

なんでも抱え込んではいけない

責任感の強い人がいます。

私とは正反対の人達です。しかし、この一群の中の人達でも特に何でもかんでも抱え込んでいく人達がいます。状況が見えすぎるが故に、そして仕事が出来るが故に「人に任せることの出来ない」人達が居るのです。

確かにある程度のレベルまでは能力のある人達がバンバン一人で前進するというやり方もあると思いうのですが、所詮、病院における仕事というのはチームワークの成果がほとんど。無論、個人として突出して仕事能力のある人も当然のごとく居りますが・・・それも続いていくと”疲れます”。

その挙げ句、その抱え込んだ仕事の量の多さに耐えられなくなって次第次第に自分が抱えている仕事の多さの原因が「自分を助けてくれない残りの人達」のせいと考えかねない思考回路になってしまいかねないリスクも孕んでいます。

それでも抱え込み仕事を続ける人の中には精神に失調を抱え込む人も出始めることがあり、”見切り”というか、いい加減さとの共存が出来ないと大変なことになる場合も。
不眠やうつ病を始めとする心のガソリン切れのような症状に悩まされる人も沢山いるのです。

うまく物事を、そして長く仕事を続けようとしたら「人の力」を美味く使わなければ。
一人で考え抜いて人類の最先端を切り拓いていくような1億分の1の飛び抜けて突き抜けた人物ならいざ知らず、残りの数十億人の人達は結局人とつながり、人を使い人に使われることでしか仕事を進め続けることは出来ないと思います。

抱え込まず、シェアする。
肩の力を抜いて他の人達に上手く仕事を振り分けていくってのはどうでしょうか。

0 件のコメント: