実は日本時間の21日は月面着陸50周年だったってことを思い出したのでした。
オヤジの肩越しに何か凄い事が起きていることを感じ、画面をじっと見ていたのを覚えています。私はまだ三歳。記憶の中に残る数少ない小さな頃の想い出の一つとして残っているくらいですからよっぽどの事だと親父に言い含められていたのかもしれません。
いつもは空に浮かんでいるお月さまに「人」が行っている、という事実の重大さ。アームストロング船長の言葉を借りるまでもなく「全ての人類」にとってのGiant stepだったことに間違いはありません。
あれから50年。ファミコンレベルのコンピュータで平均年齢27歳の管制官達が40万人の技術者達の協力を得て月まで人類を送り込むというアメリカの威信をかけた国家最大のプロジェクトはそのフリンジに数多くの技術の華を咲かせ、撒き散らしながら人類そのものの底上げに貢献したのでした。
宇宙計画を莫大な金の無駄使いだとか何とか今でも言う輩がいますが、人類は自分の足元だけを見ていては駄目だとつくづく思います。たとえ何かが犠牲になろうとも、100年経って「先見の明があった!」と言われるべきプロジェクトを遂行したアメリカは必ずや歴史の中で称揚され続けることでしょう。
実は迫りくる経済危機の中でお隣の中国がどれだけ踏ん張って宇宙開発を続けられるかは実は人類にとっても大きな関心事であるべきことなのかもしれません。
また日本も少ない予算の中で知恵と技術の限りを尽くして難度の高いミッションと宇宙開発への世界的協力を続けています。素敵な成果が次々に宇宙空間から戻ってくることを期待する私です。
また日本も少ない予算の中で知恵と技術の限りを尽くして難度の高いミッションと宇宙開発への世界的協力を続けています。素敵な成果が次々に宇宙空間から戻ってくることを期待する私です。
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