2019年7月23日火曜日

吉本という組織の弱体化

時代の潮目を読めんというのは悲劇ですな。

それが底辺の人間だったら単なる自滅で済みますが、組織のトップだったりすると御覧の通りの悲惨なことに。今回の吉本のゴタゴタを巡る話というのは本当に数分レベルのダイジェストでしかみておりませんが、それで充分と思えるほどの内容でした。

前日の段階で社長がノコノコ出てくるということが予告されていましたが、その時点でどんな発言がなされていたのかは宮迫の会見で既にバレていたので、それに対してこの小太りのオッサンが何を唄い出すんだろうと疑問に思いつつも、「絶対、いろんな意味で稀に見るほどの悲惨な会見になるやろな。w」と考えてました。

さっさと起きた事実だけ認めて、経緯を簡明に整理して世間に説明し、謝りまくって退職金無しで自分の首ちょん切ればまだまだ救われたろうものを、後時間半と云う長い時間を使って中身スカスカの、整合性のない、言い訳会見を開いてしまうという”やらかしました”という最低の危機管理。

ヤの付く人や、非合法的な集団と絡む連中は21世紀の日本は既に「刑事罰は逃れても社会的には死ぬ」という時代になっているのを未だに昭和の感覚で仕切ろうという脇の甘さ。
一刀両断のもとにネットに脇を叩き切られて二度目の舞台は引退会見しか無いという状況に自分を追い込むオッサンが芸人6000人を束ねる”あの吉本”のの社長なんですから、このオッサンのもとでは組織の先は暗いですわな。

ダウンタウンのマネージャーだったと云うだけの”運”で組織のトップになっちゃったということが”器に非ず”という状況が露見する事になって、ますますクッキリと無能ぶりを晒してしまいましたとさ。

しかしこの会見”往生際が悪い”というのはこういう時のために有るのですかね。w

あ、忘れてはならないのは「だからといって宮迫が免罪符を得たということではない」ということでした。マスゴミの皆様はこのあたりのこと勘違いしそうですな〜。


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