2019年7月11日木曜日

増え続ける電子メール

時々気合を入れてメールを片付けます。

何度も何度も寄せては返す波の如く様々なメールが溜まり続けます。基本的には優秀なフィルターシステムのおかげで、多くのジャンクはほぼ確実にブロックされ、必要なメールのみが残ってくれていることは今まで何度も行ったゴミ箱探しで理解出来ておりますので、その点に関してはグーグル先生を信頼しているのですが、今の時代電子メールというのがどれほど個人や団体間の通信で意味を持っているのかということに関しては理解できていません。

たしかにアメリカの大学で仕事をしていたときはメールはそれなりの連絡手段として機能していましたが、研究者間で必要なやり取りというのは本当に親密な共同研究者とは直に電話で話をすることが多く、メールは論文の下書きや予算案の下書きを相手に送って構成や内容を吟味し合うときくらいで、いわゆるファイル交換システムとして使う感じ。

しかしながら、最近はそういった事もdropboxやGoogle Drive、MSのOneDriveを使うことでネット上のリンク名という形で相手にSNSで遣り取りが済むよになり、ファイルそのものは送らないで相手に開いてダウンロードしてもらうような時代になってしまいました。

では、今じぶんのメールボックスを毎日毎日埋めている大量のメールは何かと言うと、医学関係の情報サイトから送られてくる各種の情報かネットのニュースに関するリンク類がテザリングされた記事情報ばかり。

全体では火に100通ほど入ってきますが、本当に読みたい個人からの情報は最近では一月に一通から数通。その比率たるや!(^^)

日本に帰ってからはこの傾向に更に拍車がかかり、そもそも終了した会話等の通信自体を記録として残すことが無くなってしまいました。こうなると昔、自分の娘達が「チャットだけして後には何も残さない」と言っていた事に「その記録は残さないでどうするの?」と訊いていた自分に対して不思議そうな顔をされたことが理解できなかった当時の自分のことが逆におかしくも思えます。

とはいえ、ふた月に一回ほど気合を入れてメールを消去し読み込まなければいけないというような事態を避けるためには、本当に必要なリンク以外は吟味して消し去り、思い切ったサヨナラを言う時期に来た気がします。

結局の所、読み終わった後で「殆どの場合」読む意味どれほどあったかな?と考えるような記事が多いことを公開せねばならないかと考えると益々真剣に考えるときかなと思うのでした。


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