先日長崎へ帰ったおり、昔の家庭教師先の教え子の女の子の家を訪れたことをちょっとだけ書きました。
この女の子、私が医学部の先輩から紹介された家庭教師としての勤務先として紹介された頃は未だ小学校高学年、確か未だ小学5年生でした。しかしその娘も今や45歳の立派なオバサン。時が過ぎるのは早いものです。
その子が十年ほど前から肺癌の初期状態が見つかったりしてはそれを治療して治癒、膠原病になってからそれを治療して安定したりというような時期を過ごしてはいたのですが今回、定期検査で乳房にシコリが見つかって、それを生検してみた所、ものは小さいけれども組織型はあまり良くないものだったということで徹底的に叩いてしまおうということになったとの事。
それでEC/CEF療法(どちらを選んだかは聞いておりませんが)を開始することになりました。
鎖骨下静脈(通常は右の鎖骨下にある太めの静脈)にポートという5セント硬貨を分厚くしたようなドーム状の静注用システムを設置してそこから経皮的にクスリを投与していくというシステムです。
一回目のクスリの投与が終了したあとから、味覚障害や嘔吐、食欲不振、疲労感、微熱などが出てきて大変だったとの報告をしてきてくれました。脱毛に備えてのwhigも既に購入してあり、備えは万全だったのですが、開始から数日は水も飲め無いような酷い状態で、氷をしゃぶるのが出来得る最大のことだというような日々が続いたとのこと。
それが元気になってきて今では食欲が少しづつ盛り返してきたとの事。これでまたポケモンを取りに行く元気が出てきた!などと言っておりましたが、本当にそうであって欲しい。
私にとって、若い人が病で苦しむことはあって欲しく無い第一等の出来事です。
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