2019年5月8日水曜日

大津の交通事故は涙が出そう

一日中、大津で起きた悲劇的な事故のニュースが流れていました。

2歳の男の子と女の子が即死、もう一人のお子さんも意識不明の重体、その他10人が大怪我その他の状態、三人の保育士さん達も皆はねられたという本当にゾッとするような状況だったようです。玉のように可愛い年頃の幼子が一瞬にその命を奪われたこと、そしてその親御さん達の気持ちを思うと涙が出そうになります。

突っ込んだのは軽自動車ですが、事故の状況を再現した様子では右折した50過ぎのオバサンがよく見もせずにボンヤリと右折したということ。これでは直進車はたまったものではありません。このボンクラおばさんの愚かな行動が子供達の未来とその家族の幸せを奪った事になります。

「前をよく見ずに・・・」というような事を右折車に乗っていたおばさんが言ったらしいのですが、これに類する運転をする人というのは沢山見ます。特におばさんの運転は男性の粗暴な運転とは違って”ゆっくり”と危ないことをします。これが女性の運転の特徴だと私は密かに思っています。交通の流れを見て相手に譲る余裕が無いのも女性が多い。周囲の状況を勘案して”全体の流れ”の中で自分の車が置かれている状況というのを一瞬で勘案するという力が非常に欠如していると思っています。車は自転車の延長とは根本的に異なると言うことにお気づきでない。

通常、運転というのは経験を積み重ねることによってこういう状況ではこう、こんな場合にはこうするというような事を学ぶわけで、そういった状況は自動車学校で習ったモデルケースのような話とは大きく異なる複雑さを持つという事実を路上で運転することで比較的短期間に学ぶわけです。同時に自分が何時でも被害者にも加害者にもなり得ることも。

そして、日々の運転を通して1トンから2トンの高速で移動する物体は何時でも人を傷つけ殺す物体だということを我々は日々学ぶ訳ですが、この学習曲線が極端にフラットな一群の人々がいることを我々は路上の経験で常識的に知っています。本当にこれで十年運転経験あるの?みたいな人々。

例えば運転者としての女性と高齢者を見ていると、横断歩道を渡ろうとしている人影の捕捉率の低さに驚きます。例えば私がその姿を捉えてジッと対向車線で待っていても、全くガン無視でスイスイとその向かい側を通っていくのは年令に関係なく多くは女性と高齢運転者。ほぼ毎日呆れています。ユックリなんですがガン無視。要するに眼を開けてはいるのに脳味噌にはその姿が写っていないという・・・。

それにしても、今回の報道の中で保育園の会見会場で愚かなマスゴミの一部に保育園側の責任を引き出すような質問をするクズ記者がおりましたが、相変わらずのクズっぷりに怒りが湧き上がりました。保育園の皆さん達が先生と一緒にあれだけ用心深く交差点の奥深くで待っていたにも拘わらず、あんな形で車が突っ込んできたらどんな人間でも避けられるわけがありません。ましてや右も左もわからぬ幼子達。相も変わらぬマスゴミのゴミっぷりは平常運転でしたね。

私も、ここ十年くらいは交差点で止まるときは万一の時を考えて、心持ち電柱の影とかレールの後ろ側とかに立つようにはしていますが、現場の写真を見た限りでは今回の交差点ではそんなものは交差点内に見当たりません。これは後々問題になりそうな気がしました。ここは怖い交差点の一つですね。ここに突っ込まれてきたら、99%まず普通の大人でも助からんでしょう。
Google street viewです。偶然この保育園の子供さん達
と思われる幼子達が写っていますが、こんなに奥に立っています。
日常的な行動として保育園側に一切の落ち度がないことが十分に推測されます。
我々は毎秒毎秒リスクを背負って運転しています。
車は便利さの向こう側に凶器としての顔を隠していることを我々皆が忘れずに運転することを日々思い起こす必要があると思うのでした。

汚れなき幼子達の魂が真っ直ぐに天国に行くことを、そして残りの怪我をされたみなさんが一刻も早く全快することを心より祈っています。それでも今回の事故に巻き込まれた御家族の気持ちを思うと涙しかありません。

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