2019年5月15日水曜日

職場の困った人(どっかの本のタイトルみたいだな!w)

大きな組織を滅ぼすたった一人の人間というものが居るのだという実感を最近初めて持ちました。

SANYO、東芝、三越等々栄華を誇った組織も一人の人間の存在によってある時期に興隆を極め、また一人の人間の存在によって組織が消滅したり崩壊しかけるほどの事案が発生するということを我々日本人は昭和、平成という時代を通じて見てきました。
日本という国家のレベルでは近年、東条英機をその筆頭と目される日本の巨大組織から出て来た人物達によって日本という国が一度は一敗地に塗れるという国難さえ経験しました。

勿論そういった事例は国内だけに留まらず、歴史の中にも無数の事例はゴロゴロですよね。ヒトラー総統、カダフィ大佐、カリギュラ、チャベス大統領、毛沢東なども殺した国民の数や失わせた国富の巨大さはご存知のごとくcountlessです。

しかしながら、そういった大げさな出来事はこと己の周辺に関しては自分の人生には無縁だと長い間思っていました。ところが、何と己の勤める病院の中にそれを発生させかねない人間が最近出現してきました。

この人物、女性なのですが、際立った特徴は支配欲と境界性パーソナリティ障害を併せ持っているということ。一日という短いスパンの間でさえ感情の振れ幅も大きく、周りに居るナース達も「さっきは右と言ったのにもう左って言ってニコニコしてる」という感じで全く指示におついて行けないという状況です。

しかも自分が気に障ることをされると(そもそも何が気に障るのかは全く周囲には予想もできないのですが!)相手を異常なまでに面罵し、その後は気が済むまで周りの看護師を巻き込んで村八分。周りの看護師はその人を可哀想と思っても、話をしたりして助けることでこれまたその師長の次の餌食になるという・・・。

ハッキリ言うとこれってパワハラなんですが、本人は院内の実力派医師の一人の力を使って自分に権威付けをすることで自分のしたいことを「XX先生が言っていたから」とか「XX先生に聞いてみましょう」等と言うような小学校の学級委員長のようなことを言って己の行為をあたかもいくつかある選択肢の中の正答であるかのように持っていこうとするのです。w

しかし、権威の力を侮ってはいけません。心理学の実験でいくらでも例はあるのですが、最近ではこの例が有名です。

まあ、最初の頃は、周囲もそのキチガイっぷりに”辟易”するだけで「触らぬ神に祟りなし」という感じで距離感を保っていたのですが、この女が大層な権力欲の持ち主でして、どうやら己の力量と類稀なる人望の無さに無関係に、ゆくゆくは看護部長になりたいと漏らしているようなんです。

背筋が寒くなりました。そう言えば、その医師や看護部長への異常なまでのゴマすりや放送大学へ通っての大学卒業資格の取得などはその大いなる布石だったのかと・・・。
看護師だけでなく他の医師も既に業務上の実害を蒙り始めたために、関わりさえしなければ放っておいても・・・と当初考えていた人間達も起こるかもしれない恐ろしい近未来のためにそろそろ重い腰を上げ始めたようで、本人の知らないところで様々なcounter measureが発動し始めたようです。

組織にとって最も危険なのは無能な働き者をトップに据えること。ゼークトの組織論のバリエーションになってしまいますが、無能で野心に富む人間が人のトップに立ってその野心を満たす世界というのは・・・想像したくもないですね。

狼の皮を被せられた狐の種々の行為は被せられた狐にとっても最後は大いなる悲劇を呼ぶ予感がしてきております。狐も最後は己の皮まで剥がされなければ良いのでしょうが。

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