2019年5月30日木曜日

負けん気が強いっていうのは生まれつきか?

この前少しびっくりすることがありました。

小学二年生になったばかりの知り合いの男の子が、先日行われたという春の運動会で学年で一番足が速いという大きな男の子に練習で二回立て続けに負けて悔しがっていたのでした。

まあ、私が同じくらいの歳の頃ならまず120%間違いなく「はえ〜。勝てんわ。」で終わりだったと思うのですが、この子は剣道とかもしていてなかなかどうして勝負の勝ち負けにはこだわる習慣がついているみたいでして、驚いたことに彼に勝つために朝の走り込みとスタートダッシュの練習を毎朝早く起きて二週間ほどやっているというのです。

この男の子間違いなく鈍足の私と比べると異常に足が速くていわゆる韋駄天レベル。しかしながら、いまのところめちゃくちゃチビ助なもので、どうしてもデカくて足の速い子には負けがちなんだそうです。

ところが、その練習の甲斐があったのか運動会の本番では見事にその大きな男の子を倒して一位になったと言うから大した根性です。偉い!

人と競争するという意識をまずもって持ったことのない私のような競争回避型人間はこういった競争心むき出しのスポーツ選手を見たり、小さくとも勝負に負けると涙を流して悔しがる子供を見ると素直に「俺はスポーツ向かん」と心の底から思うのです。

こういった闘争心、競争心の強さというのはやはり生まれつきなんでしょうかそれとも親が焚きつけることによって子供の中にそういうファイティング・スピリットが育まれるのでしょうか?

私自身は小さい頃からスポーツや勉強でボコボコになっている時などに母親から「あんた悔しくないんか!」などと発破を掛けられましたが、正直な所「あんた自身がうるさいだけw」という感じで馬耳東風でしたので、それに反応する素質というものがあるのでしょうね。

競争は大事、しかしそこに集中できる事自体もまたある種の素質が必要なのかと感じた今回の話でした。

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