2024年4月11日木曜日

アメリカの家がますます凄い事に…

以前からこのブログでアメリカにある自分の家を日本人の方にお貸ししている事を書いています。

しかし、この方が自分のお仕事として室内等のペインティングをされている事も少し書いていたのですが、その方が家の壁や柱を含む内装を次々に変えて下さっているのです。我々自身は彼女のデザイン・センスやプロとしてのペインティングのスキルの高さを昔から知っているので、実はある事を彼女に委託したのです。

それは「お好きなように部屋をいじって下さって結構です」というものでした。

少なくとも部屋のデザイン変更を考えても、やはり仕上げの為のディティールの詰めやどれが質感としてベストの仕上げを決められるのかと言う経験の少なさ。それ故「この素材はこうして塗れば、この色を塗れば、こんな濃度で塗れば」という仕上がり予想を頭の中で描く事も出来ません。

更にこの方はあちこちのエリアに出かけていろいろな年代の家々の内装を観る機会があるので、現在の内装の平均的トレンドの変化、家主のリクエストの変化によるpopularityというものが皮膚感覚で分かっていること。

そんな人が自由に内装を考察して自分達が快適に住めるように塗り直してくれるのですから、これ以上に有りがたいことはありません。まさに「願っても無い」と言う状況です。

実際に時々嫁さん経由で送られてくるLINEの写真を見ると「いやはや」という立派な仕上げ。私も引っ越した当初には数部屋を必死で塗り直しましたが、塗装と言うのは平らな広い部分もさることながら、detailの部分の仕上げにこそプロとアマの仕事の質と速度の差が如実に出て来ます。

そして、その差が如実に出ているの写真が次々に出て来るのでもうアングリと言う状況。

今後、時間が経ってこの方がどのような案を練って部屋を変えていかれるのかまたジッと待っている状況ですが、素敵なものになりそうです。

将来、何時の日にか家を売る時の値段、何だか上がりそうな気がしますが、この方が住んでいる間は家賃は最初のままで何年も上げなくて結構です!と言ったのはまさに正解だったような気がします。

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