病院にそのまま置いているキャンプ道具の箱をサクッと車に載せて、何時も準備しているレトルト・カレーもそこに入っている事を確認した後北に向けて出発しました。
最大の心配は路面の状況。私の車はFFの上にタイヤは夏用タイヤ!人生で一度もスタッドレスタイヤなどというものを装着したことが有りません。メリーランドやバージニアに居た頃も雪が降ろうとお構いなしのサマータイヤで通してきた人間。そういう状態では平地では何とかなっても、坂道の上り下りではどうしようもない事は良く理解できています。
昔、ゴルフIIIに乗って居た頃にヤナセから代車で借りたオペルのベクトラに乗って朝の雪の山道を登っていき、目の前を軽の四駆がスルスルスルッとなんの危なげも無く走り去っていく姿に「勘違い」して己も行けるかと思ったら全く上っていくことが出来ず、逆に後ろにズルズルと滑り出してもう少しで崖下へ転落して死ぬ寸前でした。
結局、圧雪路・アイスバーンでは普通のタイヤを履いて四駆以外で坂を登ると「死ぬ」という臨死体験?だけが体験(トラウマ)として強烈に残りました。
という訳で、雪山には畏れを抱いていたので、道がヤバそうだったら絶対に近づかないと固く決めていたのですが、夕方までの段階では雪マークも無く安全そうだったのですが、義父を超えた時点でもうヤバヤバ。例えキャンプ地に入れたとしても、そこから安全に出て来ることは出来ないな~という感じの予報に変わってしまったのでした。
その時点でもうさっさとギブアップして、岐阜駅まで戻り適当な安宿を見つけて泊まる事にしました。
幸いにして一万しない程度の宿が直ぐに見つかったので、そこにアクセス。車は満杯でしたので、案内された近所の駐車場まで行ったのですが、この年末のこの時間帯…どこも空いておりませんでした。しょうがないので歩いて10分ほどの所へ停めてホテルへ戻り荷物を部屋へ入れて直ぐに夜食を食いに出ました。
すぐ外にはいろいろと魅力的な店が並んでいたのですが、眼に入った焼き肉の文字に引き寄せられて入ったのは煙力(「けむりき」と読むのだそうです)でした。
一人用でもきちんと使えるコンロが眼の前に置いてあり、強い火力でサクサクと肉が焼けます。次々と憂さ晴らしの様に肉を食ってビールを流し込んで岐阜駅前で夜を迎えました。
寂しーw |
昨日の夜は二時過ぎに寝たために今日は早く寝る事にしてさっさと床に就き思わぬ場所での爆睡となりました。
行きの中で無理はしない!との己の心の約束に従った結果でしたが、まあこれで良かったのかな。次回の挑戦を待つ!という感じでしょうか。
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