JPにはそういうサイトがあるんだそうで、自分で住所を入力しておいて、この人は出す・この人は喪中だから出さないとか言う感じでクリックして、年賀状のデザインを選んでいけば後は郵便局の方にその仕上がった印刷された年賀状を取りに行くだけでいいんだそうです。
まあ、こういうデジタル・サービスまでやっておかないと今時の人たちは年賀状なんて出す訳もなくただでさえ敬遠されがちな年賀状作成と年賀状出しが絶滅することになってしまう事になるのでしょうか。新宿会計士さんのウェブサイトを見ていたところ、2004年の発行枚数44億枚台をピークとして淡々と直線状に減少しており、2024年分は15億枚を切るまでに減少しています。ということはこの20年で1/3にまで減少していることになり、まるで新聞のような減り方ですが、新聞以上に急速に萎んでいる感じですよね。
そもそも私の周りでも、年配の方々を中心に「今年を以て賀状仕舞いとさせて頂きます」という人もほぼ毎年出ておりますし、連絡手段がe-mailそしてLINEに移ってきてからはますます年賀状というものが脇役になっていくばかり。そもそも日頃からLINEでテキストや音声で連絡している相手に改めて年賀状出すか?という話です。
そんな相手には「アケオメ・コトヨロ」くらいでも十分なのも解るような気がします。^^ しかし、こういった電子的な挨拶や会話は確実に消えていきますけどね。まあ、死ねば人間終わりですから大したことではないのかも知れませんが。
そういえば、官製年賀状というのは1949年から始まっているらしいのですが、こういう習慣もお歳暮なんかと同様に今の年寄りが消えていくのと歩を合わせるように消えていくのではないでしょうか…。
新宿会計士さんの予想カーブを見る限りでは、この減少速度からすると恐らく2032~4年前後には年賀状というモノ、制度自体が消えていくような可能性もあるのではないかと思えました。
まさに時は移れりですね。とは言えクリスマスカードも年賀状も、何十年も前のものが物理的に残っているのを見るとそれはそれで素敵なものなんですけどね。
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