2024年12月9日月曜日

韓国人ヘルパーさんの焦燥

病院内の私の管理する病棟の一つで真面目に働いている在日歴何十年のヘルパーさんが居ます。

元々はソウルの江南で生まれ育って成人した後に日本に来た方なんですが、働き者でシャカシャカとよく動く元気なオバサンです。言うことは言うけどきちんと手も動かし働くという「言うだけの事はある」人物です。

時々場面にあった生の韓国語を教えてもらっては覚えるようにしているのですが、頭の回転も早くいつも話が面白い。しかし、最近このオバサンの顔が非常に疲れ、口数も少ないように見えるのでした。こういう時は何があったのかと心配するのですがそこはこのオバサンといつも話を良くする私。何となく見えていました。

恐らく彼女の表情を暗くしているのは「母国の政治状況」だと睨んだ私は、彼女に「尹さんやらかしたね~」と話しかけたところ、クルリとこちらを振り返って怒涛のように話す話す。止まりません。^^

彼女の話をまとめると、あの北朝鮮とつるんでいる左派政権がこの状況を利用しない訳がなく、来年の春過ぎくらいの段階で返り咲いてくる左派の碌でもない奴らが韓国を「また」メチャクチャにすると言って怒りと不安で夜もよく眠れないというのでした。流石は「熱い」血を持っているなと思うのですが、彼女といつも立ち話で話す韓国の政治状況というのはまさに北朝鮮との対決を意識したもの。

長年日本で暮らしてきた彼女にとって日本の悪口をほぼ因縁レベルでつけてくるあの連中がひとまとめでお気に召さないようで、そういった面でも彼女の怒りは沸騰するのです。

同じような日本擁護発言は日本人として日本で暮らしている残留孤児の子である日本人看護師さん(御主人は中国人)も同じで、中国の事を日本のニュースを通して眺めている御夫婦は最近中国の事が心配だし、政治のシステムが嫌いで嫌いで堪らないという話。

やはり人と云うのは「自分の住んでいるところ」「身近に居る人」というのが好きになるものなのかなと感じた次第でした。まあ、韓国人のオバサンの場合は単に左派の滅茶苦茶な亡国的な活動が嫌いなだけみたいですけどね。

まともな知性があれば、伊さんの謎のイカレタ戒厳令もオカシイと思うでしょうし、あの左派の売国奴的な行動も到底許しがたいと思うのは当然なんでしょうけれども…。

外国人として他国に定住する事の厳しさを乗り越えてきた逞しさのある人達の発想はやはり温(ぬる)くは無いですね。

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