2024年9月30日月曜日

長女がいよいよ帰ってくる

ミネアポリスから出て来るAmericanAirの羽田行きに乗って来るようですが、そもそも出発自体が猛烈に遅れているようです。

アメリカの航空会社なんて基本的にはちょっとの遅れとかまさに「ザラ」なんですが、ほぼ丸一日遅れとかどうしちゃったんでしょうね。アメリカから娘が戻ってきたらいろいろと話をしようとは思っていますが。

さて、今回の長女の帰国は今までの帰国とは異なり取り敢えずのアメリカでの仕事のterminatonという事になるようです。娘はもう一人で生きているし、私が彼女の生き方に何か口を挟む事もありませんので、そこは「頑張って」という事くらいしか言えませんのでね。独立して何かを勝手にやっていく人に横から何も知らない人があれこれ言うのは野暮というものでしょう。

嫁さんから間接的にチラッと聞こえてきたのは東京で仕事を見つけようかな等と思っているらしいこと。もともとシティ・ライフが好きな長女ですから名古屋に時々戻って来てからも何時も遊びに行っている東京というメトロ・ポリスでの生活を楽しみたいのでしょうね。

それにしても、私が大丈夫かな~と思っているのは日本の会社の給料の低さ。今まで娘が勤めてきた幾つかのアメリカのカンパニー群に比べると明確に同様の額の給料は得られないであろうという事です。日本人って既にビックリするほど低い給料で働かされている事に全く気付いていませんのでね、娘が日本の企業群の低さに腰を抜かさない事を祈るばかりです。

とは言え、これもまた間接的に聞くところによると「充分な額のお金を持っている」等という状況になっているようなので、あとはやりたい事に集中して人生を過ごすモードに入ってくるのかもしれませんが。

しかし、結局のところ親としては娘が健康で幸せならそれで結構です。それ以上でもそれ以下でもありません。

2024年9月29日日曜日

極悪女王

Netflixで話題になっていた極悪女王を視ました。

主役はゆりやんレトリィバァの演ずるダンプ松本。私より五歳年上の彼女なんですが、丁度私が大学で貧しく女っ気の全く無い、本当に「男おいどん」のような学生時代を過ごしていた頃と重なります。

物語の粗筋などは例によって書く事は無いのですが、最初から自分の学生時代と重なるいろいろなイベントや周りのものを見ながら「あの」ダンプ松本や長与千種等のデビュー当時の状況や生い立ちが非常に明確に判る画像が続きました。

当時の女子プロレスというキワモノ扱いのイベントの裏側がどうなっていたのかが良く解るように本当に細かく作り込まれているシリーズ画像でした。5話で完結だったのですが、最初はフムフムくらいで眺めていた画像に次第に引き込まれていき、エンディングに向かっていく頃には視るのを止められなくなってしまう自分がいました。

最後の最後のほうではなんかその物語に滂沱の涙を流している自分…。

あの頃の話の裏側はこんな感じだったのかと改めてこういうプロ興行の世界の裏を垣間見たという感じでこの物語を視続けましたが、俺がしょうもない学生生活を送って居た頃にこんなに激しく自分の人生と闘っていた女の子達が居たんだという事実を知って改めて茫然とした次第でした。

女子プロレスというショー・ビジネスの世界を裏も表も見せたドラマと云って良いと思うのですが、このドラマの監督さんって本当に優秀だと思うと同時にもうこういった質の高いドラマというのは大きな資本を持ったNetflixやアマゾン等のような外資にしか創れないんじゃないかと漠然と思ってしまうんですよね。

金をかけなくても良いドラマを作ることは出来るかとも思うんですが、言語表現上の制約やスケールを考えずに金を注ぎ込める自由度の高さというのは駄作を産む可能性もあると同時に、金をかけなければとても出来なかったような素晴らしい作品も作る事が有り得るわけで、今回の極悪女王は後者であったと思います。

ダンプ松本の「実はいい人伝説」というのは前から知られていた事なので改めて言うようなことでは無いのですが、自分の置かれた糞のような人生の初期セットを種々の努力の末にぶち壊しながらその世界でのし上がっていく様は何時見ても、誰の成功譚を見ても気持ちの良いものです。

貧乏人生まれの自分にとってもある種のルサンチマンなんでしょうね。^^



2024年9月28日土曜日

息子の抗てんかん薬の効きが良い!

自閉症の息子がてんかん発作を起こすようになってから数年が経ちました。

てんかんの初発に対する治療は昔はデパケン、テグレトール、アレビアチン等という薬が良く使われていましたし、10年前の標準的な当直医の指示書なんかにはテグレトールやアレビアチン、フェノバール等が即効性のある強い薬として呼吸抑制などを注意深く観察しながら使っていましたが、最近はイーケプラ等が登場してからというもの使われなくなってきています。

やはり副作用が圧倒的に少な目という「使いやすさ」が何にも増して良いからなんですが、実際にはこのイーケプラ、相当普遍的に使われているものの「効きの強さ、切れ味」という意味では、実は古参兵達に負け気味。という訳で、近年の神経内科でもてんかんの専門の先生達の処方では数種の薬の組み合わせを使っててんかんに立ち向かうという処方が多くなされています。

実は息子も最初はイーケプラ単剤で使用開始されたのですが、比較的度々起こるので先生がビムパットというこれまた新しい薬を追加され、二剤併用で再度チャレンジしてくれました。しばらく様子を見ていたのですが、やはりこれでも収まりが悪く暫くこの二剤で粘った後に今度はビムパット単剤に変わりかつ倍量の二錠に増えました。

ところが、このビムパットの単剤による服薬が非常に効果的で最近は発作が起きる事が無くなってきています。無論、全く無くなるというような事は難しいのかもしれませんが、今後も「この調子」で息子の日常での好調が続いて欲しいものです。

親であれば誰もが「ひとつも」あって欲しく無いと願うであろう自分の子供の持つ疾病。薬の力でその軛から抜け出すことを私は福音と呼びたいと思うのです。

2024年9月27日金曜日

総裁選の結果は複雑

結局、目付きのやばいオタクのオジサンが自民党総裁選を勝ち抜きました。

早々に進次郎がドロップしたのは経験もないし、政策通ともとても思えないし、マア成り行き上無理だわな~と思っていました。その後、途中からは高市のおばちゃんと石破のおっちゃんの一騎打ち。

どっちが自民党総裁になっても結構な確率で政策論的にはヤバいなとは思っていたんですが、結局のところ勝ったのは車オタクのおばちゃんじゃなくて鉄オタのほうでした。

巷間噂されるところでは、増税クソメガネ呼ばわりされてる岸田さんが「キング」メーカーになりたかったらしく、クイーンは生まれませんでした。私自身としては日本からも女性宰相がいよいよ誕生か!とある意味ワクワクしていたのですが、結局は鳥取のショボいおじちゃんの勝利。

そこには何のサプライズも無いタダの昨日と同じ明日しか見えませんでした。女性が宰相になったからと言って素晴らしい!というような事は全くありませんが、少なくとも日本の憲政が始まって以来、女性がこの国の船長になった事は無かった訳ですから、今回の総裁選で彼女が勝っていたら中身はどうであれ新しい時代が始まる一つのシグナルが打ち出される事になっていたと思うんですが、そういう意味では残念です。

この国は未だ基本的には前例踏襲の男性優位の国ですが、各方面で急速にそういう状況は崩れつつあり、そういう意味では今回は非常に良いチャンスだったんでしょうが、惜しい事をしました。こういうのは本当に時の運というモノがある生もの。今回接戦の二位だからと言って次回の総裁選出馬で良い結果を出せるというモノでも無し。

今回が最後のチャンスだったと思える石破のおっさんが勝ったのは鳥取県民的には良かったのでしょうが、これからどんな政策を打ち出していくのか何にも判りませんが、先ずは石破ショックという事で円高へ動きましたがこれは彼の基本政策が影響を見せたもの。個人的には円高の方が送金する身としては助かるのですが、物事はそう真っ直ぐには進みますまい。

愛子様が天皇になる時代には宰相も女性がなっている時代かも?(どんな時でも福岡の野ブタは要りませんが!)

2024年9月26日木曜日

やっぱりこの人はヤバい人なんでしょうね。w

兵庫県知事が遂に決心したようです。

彼なりの結論は「出直し選」だとの事。w 相当の鈍感力の持ち主である事が充分に証明されたと思います。議会の解散出直しよりかはちょっとだけ金はかからんと思うんですが、今回のアクションは「自分が選び直されるチャンスがある」と信じての行動だと思いますので、彼自身の情報収集能力や判断力に明確な疑念が生じてしまう訳です。

彼を外野から眺めていてつらつら思うのはエコー・チャンバーという言葉。自分の声が何重にも跳ね返っては増幅される小さな殻の中で、自分はこれでも応援されているという声が極大になっているんでしょうね。どこぞの高校生から頂いたとかいう手紙が彼の頑張りの拠り所らしいのですが、なかなか素敵な能力です!

裸の王様はどこまでも裸の王様。やっぱりこれくらいでないと、地方の天皇と言われる地方自治体の首長なんていうのは務まらないんでしょうかね。東大卒とは言え大した脳味噌も実力も無い神輿に乗った残念坊やの成れの果てがこういう「無残」な姿を晒しながらも、再度の挑戦に打って出るという事で支持を得られると思っているのでしょうか。

私は実は心の底では密かに再選を望んでおりまして、兵庫県庁というこれまた腐った行政機関として誉れ高い省庁が潰し合うのを見てみたいなという暗い希望もあるのです。キングギドラ対ヘドラのような映画張りの闘いになるのではないかと密かに期待しているのです。^^

何れにしても、再選すれば兵庫県民の自虐性は歴史に残るレベルで全国の物笑いの種になるだろうし、再選しなくてもこの人の次の行く末がどうなるのかネット上での観察対象として珍獣観察のオブジェクトになってくれる事でしょう。

それにしても、この坊やを送り込んだ維新の会は何の責任も取ってないような気がするんですが?

ま、全国で維新推薦候補がドコドコ落ち続ける事でその責任を「取らされる」のでしょうかね?w 何というか、自民の対立政党がどいつもこいつも…みたいな連中ばっかりで、何かが良くなる気配がちっとも感じられません。

は~。orz

2024年9月25日水曜日

アスペルガー医師に困り果てる

アスペルガーの医師の話を以前しました。

実はアスペルガー・スペクトラムの広い幅の中で結構程度の差こそあれ、医師や科学者、大学教授の中には結構普通に居ます。有名大学の学生の中にも沢山見てきました。

しかし、その多くは私にとってはその存在が害悪としては働かなかった人々。時々は「疎ましい」レベルの人間もいるには居ましたが、日常の場で自分に関係するような関係ではありませんでしたので、やはり個人的には問題なし。

ところが今いる職場にいるある同じ科の医師は、大学からうまい具合に追い出された人物。彼が私の勤める病院に来る前に事務長から「こんな人物がやって来ます。よろしくお願いします」というのを聞いたので、その後、ネットでその人物評を検索をすると出るわ出るわトンデモナイ話の数々。

私はその事実のみならず、実際にその人物を知っている医師から直接聞いた数々の残念な話を事務長に突きつけ「本当にこの病院はこの医師を招聘するつもりなのか」という事を問い詰めたのですが、このゴマ擦り男はただ一言「そこを何とかお願いしますよ~」とニヤつきながら言ってきました。勿論私はにべも無く「いや、関わりません」と一言言ってその場を離れました。

結局、その人物はやってきたのですが入ってきて直ぐにボロボロ。どうしようも無く使えないのです。本当に徹底的なレベルで。

例えば新患が検査入院という形で入ってくると患者紹介をしてくる課の人間に怒鳴り散らすのです。何故新患紹介でパニックを起こすのか?結局のところ「疾患のスクリーニング」という具体性の無い行為に関して想像力が回らなくて対応できないのです。

要するに指示待ち人間そのもの。そこには創造性とか推理とかいう要素がホントに僅かしかないのです。テストが幾ら出来ても、その程度の能力は21世紀では圧倒的に価値の低いスキル。金太郎飴のようなスキルを持った兵隊は今の世の中では年を経る毎に価値が薄らいでいるのです。

更に悪いのは患者さんと話が出来ない事。恐らく「何気ない会話」が苦手な事もあるんでしょうが、とにかく患者さんを診察しない。主治医でない私には良く話しかけてきても退院の時になって「先生、私の主治医の先生は入院中初日以外は一回も診察に来てくれませんでした」と言って呆れている始末。

逆に関係ないはずの私がこの患者さんに謝る始末です。実際この医師にそう言った事実を話して指導を入れても対応するのはその当日だけ…。翌日には元の木阿弥。orz

マルチタスクが全くできず、エマージェンシーの対応も出来ない医師。変えようもありません。さて、どうしたものか。

2024年9月24日火曜日

石川の被災地の厳しさ

正月早々の大地震、そして先日の線状降水帯の発生に伴う河川の氾濫や土石流。

何でこんなに短期間に立て続けに大災害に見舞われるのかと考えると、そこに住んでいない自分でさえ「自分にこんな事が起きたら立ち直るのはちょっと無理じゃないか」と考えてしまうのです。

特に、地震で家を半壊、全壊された後で家を片付けて次のステップに向けて動き出したり、仮設住宅でやっと心と体の落ち着く仮の場所を得たと思ったら濁流に吞み込まれたり流されたりとか踏んだり蹴ったりなどという生易しいもので無い事は語る必要も無い話。

ニュースでは、今回の濁流被害に遭ったようなエリアというのは高い山が無い事から、何処にでも集落が出来てしまうという土地柄だという事を話している地元の方を映していました。それが本当なのかどうかは別として、このエリアの方々が本当に心折れる様子であることはその疲れ切った顔をみるだけで判ります。

ここから更に一時的な避難所に逃れられたとしても、精神と身体の両方から極度の疲労で高血圧を筆頭とする潰瘍等の消化器疾患、心疾患、脳血管疾患などに加えて抑鬱やせん妄などの精神疾患等の発症のリスクが物凄く上がると思います。災害発生時にはこれらのケアも食料や水の配給と全く同じレベルで重要です。実際にそういう点は自衛隊の医療部隊や金沢その他の近隣などからの派遣部隊でとっくにカバーされていると思うのですが、それでもそれらのケアが「継続的に行き渡るか?」という点が本当に気になります。

一時的な支援金だけでなく、このエリアの方々が次の人生をどこで送るのかも含めて地方行政と国政府は方策を継続的に行う必要があると思います。東北大震災の支援と同じようなものだと思うのですが。

ただ、こういった事案が全国的に同時多発的に起こる南海トラフ地震発生した時には果たしてどのようなレスキュー策が発動するのかと考えると全く期待は出来ず、暗い気持ちにしかなりません。少なくとも今回の石川の災害はきちんと最後までフォローして頂きたいと思うのです。

2024年9月23日月曜日

イスラエルへメールを出すと…

イスラエルとパレスチナの、というか実質的にはヒズボラに対する徹底的な攻撃が止まるところを知りません。

イランに支えされた反イスラエル軍事組織はハマス等とは比べものにならないレベルの戦闘力と資金力を持つと言われていますが、これらだけでなく、海賊行為で悪名高いイエメンのフーシ派やシリア、イラクなども含め、彼の国イスラエルはまさに全力で襲い掛かって来る気満々の素敵な戦闘国家に囲まれている訳です。

日本とは別の意味で禍々しい国々に囲まれている訳です。実際に襲ってくるのですから堪りません。まさに双方にとって生存権をかけた戦い。今までも双方が神の名の下に互いの敵を滅せんと全力を尽くして来た訳です。基本的には第二次大戦後は聖戦の名の下にイスラム側が何らかの戦闘を仕掛けるパターンばかりですが、何れの戦闘においてもイスラエルは徹底的に相手を叩き潰す軍事力を示してきました。

この国家間の戦闘を収束させるのは毎度「休戦」のみですが、今回も肥大した右翼のもとで多くの良識的な国民の反対をものともせず、これまた多くの無辜のパレスチナ住民に混ざるハマスを叩き続け、国際的な非難を受けている訳です。

やろうと思えば、金とミサイルの続く限りイスラエルは戦い続けるのでしょうが、国際的には(建前上そうは言わない)キリスト教国とイスラム教国家群に物凄く嫌われ続ける事でしょう。

そんなイスラエルですが、私自身はユダヤ人の友達に明らかに互いの家族を常に心配しあうような親友と呼べる友人が居ます。今までもお互いの家族の間を行き来してきましたが、今回の戦闘の始まる前にもメールを出して健康で家族達も元気である事は確認していたのですが、初期の戦闘が始まり息子が最前線に駆り出されたものの無事戻ってきた事を確認したことが一回、そして最近の混沌としたヒズボラ攻撃後の最近の情勢に関して今日のメールでやり取りしたのが一回です。

それによると、状況は最悪、物凄く悪いとの話。特に彼の携わっている医学教育に関してはもう考えられない程ダメな状況なんだそうです。ただ何よりも良かったのは、孫も増えて子供たち三人は全員無事。奥さんと共に彼自身の前立腺癌も悪化していないようでした。

以前中止となっていた日本の再訪も来春に出来ると良いな~という感じの返答でした。ただし、私のイスラエル訪問なんて今の時点では無理中の無理と言われてしまいました。w

恐らく彼らの日本訪問の実現は今の激しい戦闘を見る限りでは大幅に後ろにずれ込みそうですが、必ず実現して欲しいものです。彼自身はユダヤ人ですが、神の存在というモノはほぼケツの毛ほどの軽さしかないものですが、自分の住む国家の存在が脅かされるというのは絶対に許容できないという強い信念を持っています。

当然ですね。特に国家を再度持ち直して生存の基本としての絶対的な国土を必要とする彼らにとっては国家の存在は酸素と同じレベルの必要なものですから、譲れるものでは有り得ません。

早く戦争が終わり、双方にとっての貴重な命を失わないで欲しいと心から願うのです。



2024年9月22日日曜日

こんな業務は勘弁して…

私の勤める病院では月に1,2回当直をさせられます。

最近は外部の大学から若い先生方がバイトで当直をしたがるというパターンが増えてきたこともあり、当直の回数はググッと減って楽になっていますし、何なら最低限こなさなければならないという月一回だけというのも有りですよ!と事務方からは言われているのですが、常勤者の義務として最低一回の当直という項目が組み込まれていますので、それだけはまずするようにしています。

基本的にはこういった月1,2回の当直時には、日常では忙しすぎて出来ていなかった様々な雑務をこなしていく事ができますので、これはこれでゼロにしないほうが良い感じです。

ただ、中には凄い先生が居られて、当直が好きなのでしょうか?月に8回以上も当直をされるという状況で全く何とも無いというような感じで仕事をされている方もいます。私も30代頃でもし独身であればそれくらい沢山の当直をして勉強をするという事も無いとは言えないのでしょうが、アラカンの私にはとても無理だし、もっとパーソナルな時間を大切にしたいと思うことが多いので、もうそういう事はしません。

そもそも現在自分が勤める病院では精神科と内科の医師が一人ずつ相直という形で待機しているのですが、これがまた曲者。きちんとした医師との相直であれば私も楽なのですが、もうひとりの精神科医師がトホホだと私の仕事は二倍以上になるのでした。

その典型が90歳近い精神科の医師。冗談でしょう?と言われるかもしれませんが、医師は一人であれば形式的には一人としてカウントされるので、この爺ちゃんでも良い訳です。しかし、この爺さんはそもそも院内PHSが使えない。そして固定電話に出られたとしても今度は看護師さんが話しかけている声が聞こえない…というもう理由の分からない状態。

要するに何の為にこの医師が当直に入っているのか謎ということ。ですから、司令の看護師等はこういう爺さんみたいな人が入っている時は最初から連絡など入れずに内科医の私の方にコンサルしてきます。私自身はコンサル内容に困惑しながらも、相直が「あの人」と理解した瞬間に心のなかで溜息をついて対応開始。看護師さんは何も悪くありません。そんなのを配置した事務方が一方的に悪いのは明白です。

今後はこういう人を当直から排除するように理事長に直接話そうと考えています。

2024年9月21日土曜日

冬用テントで悩む

冬季に向けてのキャンプの事をそろそろ考え始めています。

老い先短き人生の残りの時間のなか、体と頭が動くうちに一人で有意義に過ごす事が出来るのはどの程度のものか、誰にも予想はつきません。

汗だくになりがちな夏とは違って、今度は過酷な寒さとの戦いになるであろう冬キャンプ。つい先日泊まった木曾駒冷水公園はこの夏の時点で既に水自体は手が凍るほどの寒さでしたから、もし同じ場所に今度行ったら手がかじかんで容易に「しもやけ」になってしまうのではないかと感じています。

末梢の血行障害を甘く見るといけない事は医師として理解できていますので、寒さ対策というのは暑さ、脱水、熱中症対策とはまた反対向きの厳重な対策が必要になる訳です。実際には夏用とは異なるテント、そしてテント内の敷物も変わる事になります。それに一番大事なのはテント内の保温。

人によっては普通にストーブをテント内で使いますし、雪が降るような時期のテント内は寧ろそれが普通。無いと通常はやっていけないレベルです。このストーブにも二種類あって、普通に灯油を使うタイプで、これは私自身は既にメルカリで購入済み。しかし、もう一つの薪ストーブを使ってテント内から煙突を立てて調理などにも使ってキャンプをするタイプのものもあるのです。こちらは1万円台半ばから十万円くらいまで様々。無論、私の場合は一万円台のもので十分いけます。

ところが、このテント内で使うストーブというのは当然強い熱源ですから、難燃性の素材で作られた「ソレ用」のテント内でないと使えない訳です。これらのタイプのテントは上の方に最初から煙突用の穴が開いていたりします。

とは言え、夏用のテントとは違ってこちらの方のテントは結構値が張るのです。安くても5万円台で、上の方は勿論キリがありませんが4-6人用のサイズではリーズナブルなところで8万円前後。

お前が一人で行くのに何でそのサイズ?と思われるかもしれませんが、例えば8人用と書かれたテントではその半分くらいの人間が快適に過ごせるものです。ですから4人用という表示だと快適に使える人間の数はまあ2名という事になります。

想像を積み重ねていくとキリが無いのですが、そこは一つ財布との御相談という事で制限が入っていくことになりますね。

それにしても、冬場のキャンプ場へ赴くための足と言えば普通は4WD。雪が降ったり凍ったりしたら、四駆でなければ死ぬ羽目になります。オレ持ってないけど?どうしよう。w

2024年9月20日金曜日

地球人なんですかね?

まさに動く経済効果と言うべき存在だと感じました。

ユニコーンとも呼ばれる大谷ですが、正に規格外というのはこういう人物の事を言うんでしょうね。学問の世界で云うと数学界のガウスや物理・工学のノイマンのような普通の物差しでは全く測れない文字通りの規格外。そもそも、同じスポーツをする事自体が反則のような印象を持たれるレベルの凄さです。

実は、病院で患者さんに中心静脈栄養のルートを入れる直前に大谷の50-50達成のニュースがネットで飛び込んできていたので、技師さんや看護師さん達とかなり盛り上がっていたのですが、夜になってふとテレビをつけて番組表をつらつらと見るとNHKが録画再放送をしてくれると書いてあり、時計を見ると幸いな事に始まったばかり。

「これは絶対視なければ!」と、直ぐにチャンネルを合わせて眠い目をこすりながら視聴開始。ヒットから開始された試合でしたが、HRも49、50、51とシークエンスとして見せて貰いました。相手のマーリンズが途中からもう投手の投入を諦めつつも勝負としては対峙してくれたのも記録の伸長にプラスだったのは間違いないとはいえそこまで相手を諦めさせ、ピッチャーの心を折る程の破壊力を見せつける大谷の存在はある意味恐ろしいです。なんだか爆発というよりも制御不能の暴発レベルのもの凄さ。相手にとってはヤバい奴が出てきたぞ!という感じに見える存在でしょうね。HRというモノを打て貰ったうえで、塁を回って頂いた後はお引き取り頂くという。w

ふと考えたのですが、チームメイト達は彼の存在をどう「感じている」のか正直なところを…いわゆる本音という奴を知りたいなとも思ってしまうのです。同じプロ野球選手として、これほどの活躍をされると自分との「落差」というものが気にならないかという事。

勿論、追いつき追い越せがプロの世界ですし、物凄いとは言えDHだからこそここまで出来るというのもあるにはあるのでしょうが、これだけの記録を作り続ける怪物が同僚に居るというのは祝福しつつも己も頑張らねばというプレッシャーとしてきつく無いのかなと。

チームはお祭り騒ぎでプレーオフに進出決定となりましたが、n冠王に向けてどこまで記録を伸ばしてくるのかわかりませんが、少なくともニュースを制作する皆さんは50/50のニュースを作ったところで申し合いの終わりには51/51なんて変わっていく訳ですから毎試合が終了するまではニュースが既にNEWじゃ無くなっているというアニメのような世界。

グッズの売り上げも爆上がり。大谷の給料は巨額とは言え、ドジャースが使った10年分の金くらいの経済効果は一年で消化するんじゃやないでしょうか。

投手としての疲れを残さなようなセッティングにするとここまで記録が伸びて来るという男。恐ろしいもんです。    

2024年9月19日木曜日

患者さん達の高齢化

最近、病院に入院して来る患者さん達の平均年齢が明らかに上ってきています。

私が研修医だった頃にはまだまだ稀ならず「明治」生まれの方々の死亡診断書を書いていた覚えがあります。しかし、私が帰国してきてから書いてきた死亡診断書は大正生まれでさえも稀で、主に昭和一桁生まれが多かったのですが、最近は親父の歳周りの昭和10年代が激増しています。

しかし、それはその時々での「平均年齢」というモノとはまた違って、亡くなる方々の平均は私が死亡診断書を作成するという形では明らかに80前後の方々でした。それから30年…。

今の受け持ち患者さん達でお亡くなりになる方々の平均は「感覚的には」80代の半ば以降の方が急激に増えている感じです。やはり時代の流れというものでしょうか、平均値が確実に上がっていると思います。

私の病院では特に最近は認知症の高齢患者さん達が大きく増えていて、内科の病棟というよりも老年科病棟の様相を示しています。また、認知症患者さんの病棟は病棟で、今度は合併症が多発してきて逆に内科病棟の様相を示しています。それでも、どの病棟においても90代の患者さん達は激増していて、その増え方は驚くほどです。

それでも、元気な(といっても何らかの疾病は普通に持たれていますが)90代の方々も随分と見かけが若く見えるのがかなり特徴的です。昔は70になるかならないかの人達は見替えk自体がそもそも令和の時代では80代でしょうという感じで老けていたので、やっぱり栄養が良くなったり、習慣が変わった影響というのが老化の速度に差をつけているのでしょうか?個人的には大きな謎と言えましょう。

生きるのなら健康長生き、特に頭が良く回る長生きが良いと思うんですけどね…。でも、頭が回りすぎても、友人や家族が先に死んでいるような超高齢者というのも少し寂しい様な…。長生きで幸せというのも、なかなか簡単なものではなさそうです。


2024年9月18日水曜日

有り得ない故障がまた来たので…

4か月ほど前に息子と行った岐阜で経験した怖いインシデントが再び同じ形で発生しました。

今度は友人を助手席に乗せている時に発生した「ドアが閉まらない=自然に開く」というトラブルでした。orz

私自身は今回のドアが自然に開いた後に二度と閉まらなくなるという件に関しては、一件目のドア・トラブルが発生した時点で、修理をしてくれた代理店のメカニックの方が「他のドアロックも続けて壊れる可能性がありますよ」と言われていました。

私自身はその発言を聞いた時点で「それって安全走行に直接関与するシリアスなリコール案件では無いですか?」と返したのですが、「実際これって私たちの所でも数件起きてるんですよね」との返事がありました。そこで、リコール情報としては出ていないんですか?と再び伺ったのですが、直ぐに業務用のPCで調べてくれて出ていないという事を確認してくれました。

しかし改めて推理したのは、この代理店でさえ数件起きてるって言う事は全日本であればその代理店数をその件数にかけると相当のもんでは?という事。更に世界ではどうなのという事で、この車が持つ4枚のドア扉の数を考えると、一体何件のインシデントが起きているのか、そしてこれから一体どれほど起きて来るのか…。

実際に代理店の方が車を引き取りに来て私に話してくれた事実はもっと深刻なものでした。実は、この世代のこの型式の車は製造6年前後を中心としてほぼ同じような症状が発生しているとの事。ただし、4枚のドアが同時にとか言う事は無くて基本的には一枚一枚という事でそれが三枚以上発生したという記録は無いとの事ですが、その話自身に顎が落ちてしまいました。アクチュエーターがやられている場合が多いのでは無いかというメカニックの推理があるのだそうですが、最近はアセンブリ全交換というパターンが殆どで、どの部分が本当の原因だったかを追究しないうちに終わってしまうとの事でした。

しかも、交換する部品の製造元が中国である為か、一度交換しても再び問題が発生するという事もあるとの事で、何だか今後も余り良い展望が開けません。最近は外国車の部品製造元が実はチャイナというパターンが多いとの事で「は~」です。

一度の修理が8万円…。今回二度目のトラブルに関しては代理店側が負担してくれることになったとの事ですが、これで問題が解決したことでは無いのが大問題。

という訳で、国土交通省のリコール検索・通報システムのHPに行ってみると、どうやってリコールを探すか通報するのかが事細かに書いてあります。
取り敢えず、明日電話をして故障情報として私の車に起きた事実を通知しておきたいと思います。実際に私の車に関してはネット上では沢山の情報が湧き出て来るのですが、国交省のDBからは僅か5件。明らかに声は届いていませんね…。

ちょっと突き動かす方法を考えてみたいと思います。

2024年9月17日火曜日

国民にとっての天皇陛下

私は後世「令和天皇」と呼ばれるであろ今上天皇が大好きです。

天皇陛下は別に生き神様では有りませんが日本の歴史の紐を辿った時に最もそのルーツを多くの逸話と共に深くまで引っ張って来られる稀有の一族の代表者です。数代遡ればもうどんな人物がそこに居たのかを墓石に刻まれた数人分の名前でしか知る事の出来ないその他大勢の我々の家系とは大違いです。

家系が長いから、昔は先祖が貴族だったからと言って偉くも何ともない訳ですが、今上天皇にはその言行に我々の住む日本という国を代表する顔としての素晴らしいものが全て備わっていると心から信じられます。

今上天皇が国外を訪問されてその国々の元首や他の貴族等と御面会になった時の相手国の応対や好意的な反応、そしてシンプルな振舞い、発言の中に明らかに見て取れる隠し様の無い育ちや高貴さ等は何時見ても日本人として「誇らしいな」と感じられるものです。

国内でも他国から皇居を訪れてこられた各国の元首達も極限まで無駄を省かれた「華美」とは対極にある内装の皇宮内で、どの国の元首も圧倒されている様子はその威厳が地球最後の「皇帝」と言う尊称を持つ今上陛下に相応しいものだと改めて思えるのです。

国家と国民の安寧を想い、我々がグースカ寝ている頃から寒中で起きて神に祈りを捧げる様な行事等の連続。自分の自由意志等とは関係なく、国家の定めた行事を淡々と進めていかねばならない義務の多さと、その口から発せられる言葉と全ての行いに責任を持たなければならない極端な責任の重さを想像するだけでも、とてもとても我々下々が逆立ちしても真似る音が出来るような日々で無い事は極めて明白。

水路の歴史や研究で著名な陛下ですが、その事自体は別として我々は陛下の学歴や研究結果をその尊敬の根幹に持っている訳では無く、飽くまで陛下の言動や御言葉などを内包する「人格」に持っているのではないのでしょうか。

そして、結婚されるときに奥様に約束された「雅子さんのことは僕が一生、全力でお守りしますから」と言われた言葉に忠実である事もその放った言葉に違わぬ姿勢というものを感じる事の出来る身近な例だと思います。そして、その一例はまさに陛下の場合一事が万事。国民に対する慈愛もまた同様だと思わせるのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それにしても、もう一つの御家族でいろいろと行われている「息子さんへの箔付け」と思えるような数々の計らい。何だか透け透けでワタシには極めて庶民目線で計画された天皇家という御家庭には全く意味をなさない計画にしか思えないのですが…。

国民が次の世代の天皇陛下に求めるのは学歴でしょうか?

私は愛子様が次期天皇で全く構わない、というかそうあって欲しいと思っている人の一人。ナチュラルに賢く、他人には思いやりのある、自分や決まり事には厳しいところはまさに現代の理想的な国家の代表となる資格を持たれた人物。きっと陛下と呼ばれるお立場になっても、日本の顔として一人で100人分の外交官分のオーラを出され、期待を超えた働きを為されるものと心より信じる者です。

2024年9月16日月曜日

敬老の日は当直なるも

猛烈に辛い一日でした。

実はキャンプに行く前から朝起きた時に少しだけ頭痛がしていたのですが、起きたらそれなりに解消してしまっていたのですが、運転してキャンプ場に着いて夜寝床に着いた後から再びなんか首周りから左の頭の方にかけて何だか嫌な頭痛が続いていたのでした。

結局、朝起きてもその頭痛は取れておらず緩い頭痛を抱えながらの帰宅だったのですが、その直前にシャワーと簡単な仕事の為に病院に着いても一向にその頭痛は収まる気配なし。終いには弱い吐き気まで出てくる始末でした。恐らくキャンプ疲れも重なっているだろうから、家に帰って落ち着いてひと眠りしたら治るだろうとひと眠りしてみたんですが、治る気配は全くなし。

まあ、この頭痛そもそもキャンプに行く前から弱く存在していたものですけど、昨日書いた様に隣のキャンパーの焚火に一晩中燻された結果なんでしょうか?初めてここまでしつこい頭痛に悩まされる事になりました。

という訳でこのままの状態で当直に突入していったのですが、夜中になってもうどうしようもなく頭痛が遷延化してしまったので「これは仕事のパフォーマンスに影響が出る!」と考え鎮痛薬を服用しないで直そうとしていたのをその場で諦めて、机の中に何時も突っ込んでいるアメリカから持ち帰った1錠650mgのアセトアミノフェンを指示通り2錠!服用。何と一回の服用分が1300mgという如何にもアメリカンなdoseです。日本では通常の最低容量というか保険上のユニットは一回分300mgからですから…。

流石はアメリカン・メディシン。取り敢えずはビックリ量のアセトアミノフェンで痛みはすっきり消えてしまいました。しかし、考えたのはこれが一時的なものじゃないだろうな…という心配。しかし、翌日は普通に何の頭痛も無しで仕事が出来ました。

スマホ首とかそんなのじゃないんでしょうけど、こういう痛みとか頭痛が遷延化した時の嘔吐感とか本当に嫌なもんです。でもまあ、今のところはメデタシですかね。

疲れは溜めないに限ります。^^

2024年9月15日日曜日

ソロ・キャンプ 2回目(続き)

夜寝てる間はイイ感じで雨が降り続けてくれたようです。

実際に自分のテントが雨に濡れたら…という事の実践をどこかの段階で早めに経験しておきたかったので、このソロ・キャンプ二回目での、そして寒くなる前の段階で確かめられて良かったです。

で、結果の方なんですが取りあえず二重になっているテントカバーのおかげで雨の侵入は有りませんでした。しかし、コレもまだまだ雨のボリュームが増大してきたらわからない訳で、もう少し耐水性の高いものにしても良いかと考えてしまう程、テントカバーの内側はしっとりと湿っていました。

もう一つ考えさせられたのはやはり防寒性。私のテントは明らかに精々のところ秋までの防寒レベル。どう考えても冬の風や雪に耐えられるものとは思えません。そんなこんなでネットを調べてみるとワンポール型のテントが良さげだと解りました。この冬に向けてもしかしたらそういうモノを手に入れる「かも」しれません。

さて、実は今回のキャンプでは隣のテントを張った人の存在が大変な意味を持つ事となりました。それは焚火。夕方からお隣の男女がパチパチと勢いよく焚火をする音が聞こえ続けていたんですが、実はその焚火の煙が私のテントに流れ続けてきて大変なケムケム状態。

燻され続けて殆ど燻製の肉状態と言っても良い状況で、テントのシートを超えて十分に中に染み込んで来ます…。喉がイガイガして厳しかったのですが、キャンプ場で焚火をするのはデフォですから、私がガタガタ言うことは出来ません。^^

結局、問題だったのは余りにも混みすぎていたキャンプ場そのもの。互いのテントを遠く離して設営できるほどの余裕が全くなかった事が原因の全てですから、次からはそういう点を気にかけながらテント設営に無理をしない事も大切だと思いました。このキャンプ場がフリー・サイトというのも信じがたい事なんですが、フリーというのはこういう事もあるんだなと知った次第ででした。

あと「快適に寝る」という事をもう少し追求したいなと思った次第です。今のシステムは簡潔で良いのですが、朝起きた時に体がバキバキに痛くて枕を持ってくる必要性を痛感した次第です。

最後にサイトを去る前に、ゲストハウスに寄ってスティッカーと手拭いを購入しました。セルフで売っているのですが、良いところです。その高いクオリティは信じられないレベルでした。また来たいと思った次第。(もっと空いている日に!w)

帰りに山々を見つめながら運転していたのですが、こんなところで生まれ育った人達のメンタリティはやっぱり我慢強い人になるのかなと思った次第でした。
「寝覚の床」という素晴らしい眺望の場所。
また、途中で何気に気になった景勝地っぽいところがあり「寝覚の床」という絶景の眺望を得る場所がありました。どうやら日本五大名峡の一つらしく、立ち止まって良かったと思いました。
手前に鉄道も走っています。
花崗岩を削る流れが遥か眼下に見渡せましたが、強い流れが発生するようなときはきっと恐ろしい程の濁流なんだろうなと想像してしまった私でした。

名古屋まではスムースにドライブ出来ましたが、病院に到着して自分のキャンプ用具を片付けて実験室で一旦シャワーを浴びてサッパリ。あとは病棟に行って患者さん達の様子を診て本日の仕事は終了となりました。

家に着いてからは息子をハグして生き返った感じとなった次第です。次のキャンプは
いつ、どこにしましょうか。


2024年9月14日土曜日

ソロ・キャンプ 2回目

さて、俗世を離れての一人キャンプ二回目の挑戦となりました。

今回のテーマは「ミニマリズム」です。要するに前回のキャンプの時よりも荷物を減らして快適なキャンプを行えないかという挑戦をする事。

モノを減らして快適に目的を達成できればそれに越したことは無いというのは昔から人類が望んで進めていた事そのもの。スマホなんかはそういうモノの究極の進化系ですよね。ビデオ、カメラ、録音機、メール、(ビデオ付き)電話、ゲーム機そして昔はその存在さえなかったチャットやネットまで接続されたものが、一枚の液晶付きの板切れに入っている、そして一部は小学生でも持っているというのを1980年の人が聞かされたら何パーセントの人が信じてくれるでしょう?

ま、それはさておき今回の目的地は病院で人から紹介された木曾駒冷水公園のキャンプサイトです。実際ウェブのあちこちでこのサイトに関する動画その他が散らばっていますので、容易にその成り立ち、運営やその他の内容に関しては確認できます。それよりも何よりも私が感心したのはこのキャンプ場を紹介してくれた看護師さんのスマホに撮られていた素晴らしい眺望その他の広々感でした。

一発で「ここに行く」と決めた後は頭の中で冒頭のミニマリズムの件を思い出しながら頭の中で持っていくものをシミュレートし、この前持っていたギヤ・ボックス2つを1つにまとめられるレベルにまで小型化し、何度も医局に置いてある箱の中身を「これは要る、これは要らない」と選別しながら最後にこれで!という所まで選別して決めたものを最小化群として持って行きました。(結局まだあとになって、現地で落とせるもののある事に気づきましたけどね)

基本的にそのギアを車の後ろに積んでコメを二合だけ持って出発。前回忘れていた匙と割り箸も一つずつ入れていきました。^^

名古屋から中津川を抜けていくのですが、途中に工事渋滞の場所が10キロ程度続くところがあって、恐らく30分以上余計にかかりました。それでも、木曽の山中を車で駆け抜けていくこと約3時間。ついに到着しました。

到着したのは良いのですが、今日が3連休の初日という事をすっかり忘れ果てていて(<何時も休日の存在をガン無視している私)ここまでキャンプ場が混んでいるという事を理解できていませんでした。まあ、ソレはソレは恐ろしいほどで、どのサイトも全て車とテントで埋まっている感じ。大げさな話でなく、全部で2-300張り程のテントがあったのではないでしょうか。
向こうに見える眺望は最高なんですが…。
実はこれ、右も左もフレームの外にはテントがバリバリ張ってあります。
最初は「帰ろかな…」と心が折れかけたのですが、10分ほど粘って一番上のテントサイトの隙間に近い感じの所にテントを張りました。流石に二回目になるとテントを張るという作業は実にスムースでキチンと張れました。
今回、買ったばかりのグランドシートを張ったのが後で効いています!
ふるさと納税で手に入れたCaptain Stagのバーナーコンロを試すためにわざと今回は焚火無し。それでも飯盒にコメを入れてじっくり焚き上げた御飯でカレーライスを頂きました。このバーナー使えます!!!
恐ろしく幻想的な空。これでもまだ八時前です。
腹がくちればキャンプ場でやる事はもう読書一本。たまにネットも見ましたが、読書が進む進む。今回持って行ったのは松本修の「全国マン・チン分布考」名前に似合わず猛烈に真面目な民俗学の本です。最初は夕暮れの中で読んでいたんですが、次第に日が暮れてテントの中へ移動し、下の写真にある様なライトの下で続きを読みました。
前回に比べて随分と荷物を減らせました。
ある程度読みながらビールを一缶あけてそのまま横になって更に読書。しかし、隣のテントの人達の声を聴きながら逆に「さっさと寝ちまおう」という気持ちの方が強くなってきて最後に近くのトイレで小を出して寝ました。

ところが、夜になっても隣のカップルの小声が続いており目が覚める始末。時計を見ると11時頃。ビールの所為か小を再び出したくなっておりましたので、諦めて起き上がりこんな時の為に準備しておいたヘッドライトを頭に付けてカッコよくトイレへ出て来ました。

その後はテントへ戻ってしばらくすると良い感じで雨が降ってきました。予定通りというか期待していた雨でした!キャンプに来ている時にザーザー降りの雨に襲われてどれほど己のテントが耐えるものななのかというのを一度しっかり見極めておきたかったからです。

そして、そのままザーザー振りの雨がテントに叩きつけるのを感じながら再び深い眠りの中に落ちていったのでした。



2024年9月13日金曜日

自民党総裁選・2024

九人の候補が揃って名古屋で演説するそうです。

茂木・小泉・小林・上川・石破・河野・高市…あと誰か二人を書けなくて調べたら林と加藤でした。^^ 立憲民主党も同じように党首選をやっているようですが、私自身は立憲民主党という党自体を信じておりませんので、誰がなっても政治の上では何の影響力もありません。

基本的に野田さんは言ってることがかなりまとも過ぎて一々首肯するような発言が多いのですが、立民に居る段階で終わってます。その一点だけが残念。

さて、上の九人のうち勝負に出るレベルにあるのは既に限られているとか。対外的な人気では良くコメントを求められる小泉進次郎が大きく見えるんでしょうが、これは所詮「自民党」総裁選。非自民党員は所詮外野ですから。

その話で行くと、外野から測れる人気なんて言うのは変人石破さんや林さんなんて言う人達には全く当てはまらない訳ですが、私個人の外れ易い予想wでは石破さんなんだろうな?等と考えてしまいます。それでも、こういう総裁選候補選に何度も出て時間の経過とともに次第に本命に近づいて行った小泉元総理などというパターンもありますから、将来の総理にこの中から誰か二名以上がなるというのは十分あり得るパターンだと思います。

小泉元総理の時なんかは最初は泡沫候補もいいところでしたが、次第に論点を絞っていき、最後の総裁選では遂に郵政民営化というハンマーで壁をぶち壊しました。ですから、今の時点では泡沫とか言われていてもこれから時間が経てばどう化けるかは全く判らないと思います。

実際に今回の総裁選では恐らく今回が最後のチャレンジになるだろう石破さんや上川さんなどと違って、小泉、コバホーク、河野などはマダマダ今回負けても次もあるし、次の次もあるしと思ってます。小泉君が今なっても政界の中ではまだまだ力が足りないんじゃないかなという感じが「個人的には」しています。その意味ではもう少し実力をつけた後で出たほうが良いのではないかとも思ったりもするんですが…。

それにしても、アノ野田聖子が推薦人さえ集められなくて目出度し目出度しでした。

2024年9月12日木曜日

トランプを支持する人の存在が未だに理解できない

この前のTV討論会では、もう話にならないレベルの差でハリスの勝ちでした。

8年前のトランプとクリントンの討論会を視た時に「こいつ完全に頭がオカシイw」と思ったものですが、その悍ましい男が大統領に選出されたのですから、アメリカって想像以上にぶち壊れとるなと思ったもんです。まあ、ヒラリー・クリントンという人物が好きかと言われれば答えはノーですが、代わりにトランプを選ぶかと言われればそれは完全に選択肢にも入らない訳で、二者択一なら消去法でヒラリーになるのが私の予想だったのですが。

時は流れてあれから8年。破綻した論理と言えども、バイデンに対しては攻めていた側に居たはずのトランプが、今はハリスの前に引っ張り出され狼狽えるだけのタダの老人になり果てています。

世間は金に関しては正直で、このオッサンの囲みメディアであるTruth socialの株価は討論終了後に10%、更に15%と低下。この一か月だと37%も低下しているのです。

お金はこういった勝負の勝ち負けには正直です。トランプが何をどう言おうとそれはお金を投資する人間にとってはどうでも良い事。シビアな判断の下で一気にお金が逃げていく訳です。要するに泥船には誰も乗らないという事。^^

この妄想性障害の教科書的な典型例の様な老人は、自分が負けたと肌で悟ると通常は妄想のバブルの中に逃げ込んでいき、他には誰も聞いた事の無い様な根拠の無いお話を撒き散らして、その後では修学旅行の枕投げのように仲間内でワイワイ言って盛り上がるばかり。要するに共和党の1/3の鉄板応援者の様に「見ざる言わざる聞かざる」の人間以外は顔をしかめるような事しか言わないお爺さんの惨めな討論会でした。

だからと言ってこれでハリスが勝つことが決まった訳では無い事も普通なのがアメリカの大統領選。これから投票日に向けて女性や有色人種に対する投票者の選別・妨害はいつも通り行われる事でしょう。例えば低所得者の投票者のレジスターにphotoIDを二種類以上準備せよとかいうのは最も簡単で判り易い妨害です。

精々免許証しか持っていない人、職場でPhoto IDを必要としないような仕事しかしない人、パスポートなんか取ったこと無い人なんていう人達にとってこのシンプルに見える戦略でさえかなり厳しい妨害として有効なのです。

しかしなあ、トランプの言う事を信じる人ってやっぱホロコーストなんかもどんなに事実を示すデータを突き付けられても全く信じないんでしょうな…。何とかの壁とかいう昔はやったあの言葉はやっぱり真実なんでしょうね。

2024年9月11日水曜日

終電逃し新パターン

今日はバイト先のドクターとそのお手伝いをする看護補助の女の子達とモンゴリアンBBQの店に誘われました。

先週の時点で誘われた時に「今日のバイトは車には乗って行けない」と決まっていましたので、朝早くから地下鉄に乗って移動。病院に着いた時には朝にも拘わらず汗が出ていました。やっぱまだ暑さはしっかりと残っている名古屋です。この前長崎から来た義理の妹にも「長崎より暑い」と言われた名古屋ですからね~。

さて、市日寿真面目に仕事をした後で仕事を終えた先生と私が先ず二人で病院から少しだけ離れた所にあるお店まで歩いていきました。古びたビルの2階にあるそのお店には初めて入りましたが、モンゴル感はゼロ。しかし、店の汚れ具合が「美味しさへの期待」を十分煽ります。汚い店は長続きしている証拠とばかりにその脂でテカった感じを見せつけてくれます。

暫くすると、結婚して3年目の男の子と二人の医療補助の女の子が入ってきました。一人の女の子はこの前の結婚祝い会でも会った子ですが、もう一人の子は見た事の無い女の子でした。

何はともあれ飲み放題食べ放題で食事会開始!ビールを飲みながら私の大好きなラム肉を口に運んでいきます。この会に誘われた時に「先生、羊の肉は大丈夫ですか?」とまず念を押されました。ニオイがダメで~と言う人が多いのですが、私は全く問題ない人なので期待大でした。

案の定、久しぶりに食べたラム肉は柔らかくて美味しくて口の中で溶けました。何種類かのタレを試しながら次々に食べ、いろいろな話をして楽しい時間を過ごしました。

10時前くらいには散会して自分ひとり別の飲み屋に寄って飲んでいたのですが、12時過ぎにそこ終電の事を思い出して急ぎ行動開始。しかし、しかし、、、間に合ったと思って飛び乗ったその東山線最終便は覚王山で運行を止めてしまったのです。orz

車内アナウンスでその顛末に気づいた私はあわてて車両を飛び降り地上へ…。折角車庫に入れるというのなら藤が丘まで行けよ!と思いつつも素直に家へ歩行開始。開始時点で既に汗が滲んでいましたが、カロリーを使うという意味では良い運動と割り切りひたすら真夜中の大通りを何時ものように帰っていきました。

結局家に着いたのは2時前。7300歩程度でした。直ぐにTシャツを脱ぎ捨て風呂に浸かりあっと言う間に眠りにつきました。このラム肉はまた食べてみようと思ったレベルでした。

それにしても、若い女の子の口から出て来る病院内の人間相関図はオジサンから見えないだけで、いろいろとややこしいですな~。



2024年9月10日火曜日

裸の王様を護るクズ共

ボスが屑なら小ボスもまた屑。w

兵庫の斎藤元彦知事の「裸の王様」大公開事件というのが、実際の所それを護り忖度する輩が周りにくっついている事で増上慢を更に完璧に作り上げているようです。

このアンチャンの真下で団扇を扇いでいたのは副知事の片山安孝でした。結局、このアンチャンの疑惑追及のきっかけとなった告発文の作成者を脅かしていたのはこの男。何の事はない、一連の組織ぐるみと言われても仕方のないレベルで告発者を脅しまくっていました。

「誰から聞いたんや。全部名前言え」と県民局の一室で当時の局長だった男性を問い詰めたとの事。更にグダグダあった後に「(職制上の等級を)10級にあげるっていいよったけど、どないしようかいな」と超ド級のパワハラ。更に「警察の持ち込もうかと思ってる。一切知らんて最後まで言うの?」等と時代劇の悪代官も顔負けの脅しっぷり。

上司としては最もクズの部類に入る「人事権」を振りかざしての脅迫ですからもうタダの低級且つ重大な犯罪です。

また、こういう上司共が一蓮托生の糞集団だったことを示すのはもう一人総務部長だったという小橋浩一というのもガンガンに詰問。まあ、同じ穴のムジナとはこういうもんなんでしょう。

なんというか画に描いたような悪役商会の俳優による組織防衛の見本例です。組織を護る事でトップを守り、トップを守る事で組織を護るという典型的な今回の絵面は見ていてなかなか爽快な程の仕上がりっぷりです。^^

コメントも不要な程のいじましいほど小賢しく、何処にでもいるような小役人!きちんと各方面からギチギチに叩かれまくって白い目で見つめられながら役所の廊下の端っこを歩く余生を送って頂きたいものです。(多分この手の連中は鉄面皮だから辞めないでしょうし?)

2024年9月9日月曜日

斎藤知事って漫画に出て来るような裸の王様ですナ~

兵庫県知事の斎藤さんという人がボコボコに叩かれています。

なんちゅうか、私に日常生活では実害はないから正直どうでも良いんですが、選んだ兵庫県民のみならずそこでこのアンチャンに宮仕えさせられる人達もこのクズっぽいアンチャンに総スカンを食わせているという状況。

Wikiでこのアンチャンの事を読んでみるとマア良くあるソレなりの世間知らずの金持ちの坊ちゃんがぬくぬくと金をかけられ有名私立を出て、東大に出てという貧しさや蹉跌とは程遠い世界で育って最終的にバカボンが完成してその肩書に騙されてバカな兵庫県民の皆様が神輿に載せて担ぎ上げ、知事に祭り上げて今に至ったというだけのシンプルな与太話です。

最近のニュースでこのアンチャンの顔を見ない日はありませんが、なんか最近は鉄面皮状態で顔の表情が無くなっちゃってますね。w 己もとてもとても人のつらの事を云々できるような人間では無いので余り他人様の外形の事を言いたくはありませんが、正直「いけ好かない優等生のお坊ちゃま」的なファースト・インプレッション。そもそもが貧乏人で育ちの悪い自分にとって友達としては第一番目に要らないタイプです。

さて、このアンチャンは力を与えられるとその器の小ささが直ぐに判るタイプのバカですね。リンカーンがいみじくも残してくれた名言「大抵の男は災難は乗り越えられる。本当にその男を試したかったら、権力を与えてみることだ」という言葉を身を以て実践してくれた後世に名を遺す男になりました。

ま、このアンチャンにとっての最初の蹉跌が充分ぶっといモノになっただけに彼のこれからの人生が愉しみです!テスト問題を解くクイズ脳は良く訓練されているでしょうから、その東大パワーを十分に使って答えの無い人生の真の荒波を乗り切って頂きたいと思います。

実家が金持ちなんでそこの二代目か三代目にでも収まれば、会社の人達が小粒ながらもシャチョサン、シャチョサン(あ、これはフィリピンバーのお姉さまか?)って自尊心をくすぐるボロい神輿を担いでくれますぜ!^^

政界では二度と陽の目を見る事は無いでしょうし、兵庫県内ではどこを歩いとっても後ろ指さされるでしょうからどこかに家族そろって引っ越すんでしょうかね?でもな~、あのカエル顔は目立つやろうしな~。

しかしそう言った事は己が蒔いた種やし、私には関係ないからこれまたどうでも良いんですが、維新の吉村さんは最近あちこちで自分の所の議員達が起こす不祥事でもう頭ガンガンに痛いでしょうな。今回の件で最もわりを被ったの維新なんかもしれません。これまた投票したことは一度もありませんが。w



2024年9月8日日曜日

松田聖子コンサート

嫁さんと義理の妹で聖子ちゃんのコンサートに行くのを見送りました。

一日の始まりに先ずは星が丘の三越に行って皆でお土産や服を購入した後、更に地下迄行って土曜の晩のおかずなどを買い込んだ後はその足でひつまぶしを食べに飲食街まで上がっていきました。

その後はサクッと金山駅まで二人を連れて行って車から降ろし、嫁さんと義理の妹にセントレアのコンサート会場へ直行する名鉄の列車に乗って貰いました。会場には赤いスイートピーのグッズその他を持って行ったようで、会場に到着してからは次から次へとコンサート会場の写真を送ってきます。いわゆるワクワク感満載という奴ですが私には何も届きません。私としては楽しんで来い!というだけ。

とりあえず私は後期高齢者の79歳の義理の母を後部座席に乗せて一旦家へ連れて帰り、老いた義母の疲れをとるために休憩。夕方には義母の手を引いて「こけて怪我をしないように」眼の前のオムライス屋さんに連れていきました。二人でくだらない話でゲラゲラ笑いながらまさに親子の歳の差で明太オムライスセットを食べ、腹一杯になって家に帰りました。とは言っても家まで歩いて20メートルですが…。

その後、コンサートに行っていた嫁さん達が7時過ぎには名古屋に戻ってきてそのまま姉妹で藤が丘駅の居酒屋で楽しくお腹を満たしていたようです。二時間ほどで帰ってきましたが、嫁さん達二人に家に居た次女も合流した様で、普段なら有り得ないような組み合わせで愉しんでいたようです。

帰ってきた後はコンサートで感動した話を延々としていましたが、それでこそお金を使って名古屋まで来た甲斐があったというものです。良かった良かった。

さて、良く日曜日には朝起きた後に「きしめん屋」に息子ともども5人で食べに行き腹を満たした後で、更にイオンモール長久手で服やお土産を買い込み、更にその後で飛行場に向かいました。最後はセントレアにまで行って空港のショップをまわって更に追加のお土産を買い込んだりした後で腹を少々満たしました。

そして、最後は我が家恒例のお涙頂戴。10月になればまた直ぐに会えるのに何故こうやって一々涙を流し合うのでしょうか。私には解りませんが、長女と言い嫁さんと言い感情過剰の様な気もするんですが、何を言っても何かが変わる訳でも無いでしょうから何も言いません。^^

少々早かったのですが、四時過ぎにはお別れして家へ帰りました。

こうやって二泊三日の予定は終わったのですが、何時もは長崎で特に何も面白く過ごすことも無く日々家族の為に仕事に打ち込む日々の義理の妹が、こうやって年に一回でも名古屋にやって来て姉貴である嫁さんと一緒に遊ぶというのは良い事では無いでしょうか。どうやら服なんかも嫁さんから定期的にゲットしているようですし、姉妹で仲良くするのは何よりです。

さて、この人達また来年も聖子ちゃんのコンサートに行くのでしょうか???

2024年9月7日土曜日

日本で全員が確定申告??

河野デジタル担当大臣の発言が物議を醸しています。

基本的に国民全員に確定申告というものをして頂こうというもの。実の所、源泉徴収と年末調整の廃止という太平洋戦争時における戦時システムの清算そのものです。

現時点での確定申告制度というものは基本的に税金を納付するか還付を受けるかのいずれかの方向に該当する人を対象としている個人事業主、不動産所得のあるもの、給与の年間収入金額が2000万超の人などが年末の確定作業として行うもの。更には給与所得者でも

  1. 年間の医療費が10万円を超えた
  2. 家を購入し住宅ローンを組んだ
  3. 寄付やふるさと納税を行った
  4. 年の途中で退職して年末調整を受けていないなどの理由で、税金の還付を受ける場合

等々の状況で確定申告を行う必要がある訳です。実際のところ、アメリカ人がみんなしている事をやってくれと言っているだけの事ですが?w

まあ、哲学上の問題はいろいろとあるとして実務上の問題は税務署がドカッと仕事が増えるかも?というのとが予想に出ていますけど、もしこの手の申告が個人レベルで義務になったとしても、そもそも所得が無い人は申告しないだろうし、所得申告をする義務を理解できない人も出さないだろうと考えられます。

もし最終形がアメリカと同じようになるのであれば、TurboTaxのようなオンラインレベル経由の民間レベルでの電子申告システムが市場を席巻するような気がします。その上で、やっぱり複雑な申告が必要で額も大きいなんて言う人は税理士さんを使うと思います。

そもそもアメリカでやっていた時の確定申告というのは確実に楽しいもので、基本的にメチャクチャにrefundを期待できる寒い時期の「仕事」で、数百ドルから数千ドル戻って来るのが恒例でした。

しかも、アメリカに居た時は寄付した様々な「モノ」のrefundもキッチリと計算できたので、Goodwillに持って行った様々なものも一つ一つ積み上げていけたのが本当にフェアだと思いました。しかも、TurboTaxで申請すると早い時は15分で提出した内容が正しいかどうか判定して結果が返ってきてその額まで確定しているという激速。通常、先ずはfederalが直ぐに返ってきて次にstateの返事が翌日とか翌々日という感じでしたかね。

恐らく案ずるより産むが易しという奴でシステムが動き出せば数年の混乱期を経た後に「あの混乱は何だったんだ?」という話に落ち着くと思います。

確定申告で何よりも大切なのは「国民に納税者としての意識を取り戻す」という事。計算方法も判らずこっそりと毎月税金が天引きされ、馬鹿な役人と政治家に食い物にされても何とも思わず、ハコモノ行政と無駄な出費をされてもそれが自分の財布から出ていった税金であるという事を忘れさせるような戦時体制下の遺産を21世紀になっても継続する事自体が間違いであるとそろそろ言う人が居ても何も悪くないでしょう。

導入されると不味い人というのは…まあ、想像つきますよね。

2024年9月6日金曜日

長崎から義母と義妹到着

夜の9時過ぎに長崎から嫁さんの家族がやってきました。

目的はただ一つ、名古屋で行われる松田聖子のコンサートに出る為です。ちょうど一週間前の台風十号で、交通機関のみならず聖子ちゃんのコンサートも全て一旦中止。その後に奇跡的にこの松田聖子コンサートの部分が丸々同じ場所で一週間後に行われるなんて!

一体全体どんな力を使ったのか、それとも単に一週間後がクリーンに空いていたのか?何れにしても、ファンにとっては恐らく最高の形でのコンサートの巻き直しになった事と思います。

という訳で、今日は夜の9時過ぎに到着する長崎発のANAをセントレアまで迎えに行きました。息子と嫁さんも乗せて飛行場に着いたのですが、出口から出てきた義母と義妹に久し振りに見て「時の流れ」を感じました。それでも二人とも元気そのもので、再開した直後から三人ともお喋りノンストップ状態。やはり親子三人女性が揃うと話すことは幾らでもある様で、まさに「かしまし娘」状態でした。

私も息子も何も喋らずただの運転手と助手として、後部座席で延々と喋り続ける仲良し三人組を名古屋の我が家まで送り届けました。

二人にとっては久しぶりの我が家でしたが、入って来るや否や長崎は福砂屋のカステラ、長崎物語、おたくさ等の長崎の有名どころの菓子が次々と出て来ました。これぞまさに昨日のブログに書いたイベントそのもの。w

しかし、それを口に入れるのには時間をかけていきたいと思います。というのも、シャイン・マスカットの季節でもありまして、ある方からそれが大量に山梨の農家から届くというお話も頂いているからです。

腹の出具合との戦いに勝利する決意に変化はありません。(先ずは気持ちが大事。w)

2024年9月5日木曜日

次から次へと積み重なるお菓子

患者さんの家族や看護師さん、その他の近隣の方々から良くお菓子を頂きます。

結局、こういうものを頂く事が増えたのも名古屋が長くなったという事なんだと自分では考えています。患者さんの御家族からの贈り物は今の時代、コンプライアンスを考え拒否し続けて、殆どのものはナースステーションへ置いていきますが、時々「先生と看護師さん達」等と言われて別々に押し付けられることがあり、そういう時には家へ持ち帰ったり医局に置いて来たりします。

看護師さんやヘルパーさんが旅行に行ってそのお土産として直接渡してくれることも多いこの頃です。USJ、ナガシマ・スパランド、近隣の旅行のお土産などが集まります。まあ、私自身も何処かに出かける時はナースステーションにも必ず何かを買って帰りますし、個人的に良くお土産を下さるナースやヘルパーさんにはちょこっと個別に買い足してきます。

そんなこんなで集まってくるお菓子が次から次に机の上に溜まっていきます。すると必然的にそれを早く食べないと…という感じになってしまって、責任者であるお菓子担当大臣の私の口の中にそれらの菓子が放り込まれる事になってしまうのでした。

痩せるのなんのと言いながら、こんな日常を送っているのですから食事に関しては全くのダメ人間です。やはり、今後の戦略としてはどなたから頂いたものでも、最終的には他の人に回すという方法もあるのですが、時々「絶対食べたい」というような食べ物が混ざっていますので、そこが難しいところ。w

前腹の出っ張り具合を下に眺めつつ「誘惑と反省」の間を彷徨う意志薄弱男なのでした。

2024年9月4日水曜日

無理筋の電気自動車

 ボルボから「一つ目」の白旗が挙げられました。

以前、ボルボを退職された優秀な営業の方とお話をしたことがあったのですが、その方と純粋なEVの近未来の事を話したことがあります。二年前の話ですが、ボルボが2030年までに自分の会社の車を全部EVで構成してしまうという話に関して、私見として「Xさん、ボルボ自身があんなこと言ってますけど、インフラの整備の速度とか全個体電池への見通しとか考えたら、とても2030年という断定的な直近の未来での前者EV化って絶対のレベルで無理でしょ?しかも、それで自分を縛ったら下手したら会社としての自殺じゃないですか?」と話をしたのです。

すると、そのXさんも私に話を合せるという感じでは無く、問わず語りという風に「私もこれは到底不可能って感じてます。どこかの時点でギブアップして発言修正をする事になるんじゃないでしょうか…」というお話をして下さいました。実際、他のカスタマーの人達の話を聞いていても、充電インフラや足りなくなると思われる発電所の新設などを考えてもそもそも計算が全く合わないという事で話が落ち着いた事を覚えています。

ボルボが一社だけいきり立って早期の全車EVという目標を立てて環境先進企業というイメージを定着させたいというのは気持ちとしては良く解りますが他の会社もそれに追随する、若しくはテスラや中国政府全面支援のBYDを含むエレキ専門の自動車会社と対抗するのが果たして賢明なのか否かは2024年後半の各社の現況を見れば嫌という程トヨタの戦略の正しさが身に染みると思います。

そもそも、計算を細かくしていくと車としての全ライフサイクルを見据えた「トータルでの」ピュアEVの環境負荷の大きさが見かけとは完全に異なるものである事を知れば知るほど、ドヤ顔でエレキの高級車に乗っている御仁達を見る度に「XXX悪そう」と思えてしまうのです。電気自動車に乗っている方、御免なさいね。^^ 

特に火力発電が多くを占める国々においての電気自動車ってもう話にもなりません。実際にそれを解説してくれているサイトでの最新の統計を見てもとてもとても、電気自動車推進国が必ずしもそういった「二酸化炭素の排出抑制」に寄与していない事は明白。まさにイメージ先行のインチキです。政治そのもの。

結局、9月4日付のニュースではボルボが2030年時点での自社製品の完全EV化目標を撤回と発表されています。その声明の中で「ジム・ローワン最高経営責任者(CEO)は「当社の未来は電動化という信念に変わりはない。ただ、電動化への移行は直線的ではなく、顧客と市場は異なるスピードで動いている」との見解を表明した。」という、あんた達以外の誰もがとっくに理解してた事を今更になってというような事を言っています。

今のボルボに買いたいと思えるようなピュアEVが無い事だけは確かです。

2024年9月3日火曜日

そろそろ秋のソロ・キャンプを考えねば

やはり台風という自然の力は人知を超えて偉大です。

そのエネルギーは一体全体何ジュールあるのかそもそも想像もつきませんが、実際にどういう考えに基づいて計算していくべきなのかをきちんと力学的推論の積み上げで計算している人もちゃんといます。凄いもんです。

また、これに関して国土交通省のある部会での計算では1976年9月に発生した台風17号をモデルにしているのですが、降水量を837億トンとして計算。日本最大の発電用ダム、奥只見ダムを140回も満水にできる恐るべき水量。この水量を雨として降らせるためのエネルギーは1.8×10^20J!このエネルギー量は2012年の日本の総発電量9408億kWhの53倍!もう、想像を超えたエネルギーの化け物です。

因みに地震と台風のエネルギーはどっちが凄いかという計算もなされている様で、南海トラフ地震が発生したとしても計算によればM8.7の地震でエネルギーは7.1×10^17Jとの事。最大級の地震ではあっても、先ほどの台風と比較するとエネルギー量は約250分の1。マグニチュードの値を2011年時点の予測値である9.1で計算し直しても、まだまだ台風のエネルギーの方が大きい。(マグニチュードの値が1つ大きくなるとエネルギーは約32倍)

さて、このエネルギーの塊が雨を降らせ、吹き払った熱気の塊の減弱のおかげで台風前に比べると随分と気持ち良く感じる瞬間が結構長くなったと思います。

となると…私にとっての次のステップは秋のキャンプの計画です。幸いな事に巷の噂では一時期の猫も杓子もキャンプ、キャンプという感じではなくなってきている様で、私の様な遅れて来たキャンプ・チャレンジャーにとっては、逆に間口が広いというものです。

今あるキャンプ道具は精々のところ秋口迄の準備というくらいしか思えません。防寒とか雨とかへの対応という意味では本当に無策のレベル。無論、冬キャンプなどはこのど素人には危険という領域でしかありません。

という訳で、以前私に設楽のキャンプ所を教えてくれた看護師さんが、木曽駒冷水公園という素晴らしそうなキャンプ場を教えてくれました。

日付をきちんと考慮して、10月から11月のどこかの時点でこのキャンプ場にチャレンジしようと思っています。ただし、この公園は名古屋から車で片道二時間半の長野。おそらくその時期には相当寒くなっている筈ですから、先達にアイディアを聞いて防寒対策ということを十分に考えてから突っ込んでいきたいと思います。

最悪「車に逃げ込む」という方法を考えています。w

2024年9月2日月曜日

放射線科医の質

医師でなければあんまり知らない「内輪の事情」というものが沢山あると思います。

どのような職業であれ、どんな業界であれ内側に居る人なら「ええ、実は…」と言って知っているような事でも、外の世界の人からしてみれば顎が落ちるようなビックリするレベルの内輪ネタでも敢えて外に話すような事でも無い…という事で広まらない話も一杯ある訳です。

大ネタ小ネタ沢山あるのでしょうが、ネットの時代になって久しい今では「積極的に探せば」幾らでもそのようなネタは拾える訳です。そんなネタの一つになるのでしょうが、医療業界では放射線読影のバイトというのがあります。

昔から知られているのは乳腺の読影のバイトというのがありまして、乳腺専門の外科の先生などが一件ワンコイン(まあ、500円)で次々と読影をしていくというものがあります。他にも胸部単純写真の読影なども昔からある放射線科の先生のバイトの一つだと思います。

ネットの時代が普通になってからはこの読影のバイトにCTの読影というのが自然に入って来ていて、A病院やB病院で撮ったCTの画像をある画像解析の会社等が遠隔で医師を雇って次々と読影をさせて所見を書きつけたものをもとの病院に送り返すというもの。

勿論、読影にはendorsementという責任が伴いますからいい加減な事は書けません。もし書いたら裁判などになった時には徹底的に追及されますからね。(大学病院や日赤などの巨大な三次救急レベルの病院は放射線読影のスペシャリストを何人も常駐で雇える施設ですので、我々の様な規模の病院とは訳が違います。)

ところが、この送り返されてくる所見のレベルというのが読影者によって全く異なるのです。本当に大違い。勿論、読影の得意・好きな臓器というのが当然あるでしょうから、脳の画像を読ませたら異様に細かく読む人も居れば、消化器の画像に強い人、呼吸器に強い人等も当然居る訳でそのバランスは様々。

その中でも感心するほど高度な「読み」をしてバリバリに鑑別診断を上げて来る先生も居れば、非放射線科医のこちらにでも「おまえ真面目にやれ!」というような読影をして来る輩も居て本当に玉石混交。コレで金取るってのは無いわな~という所見に対しては遠慮なく「再読影」のリクエストが出来ます。

多分、再読影のリクエストが多い所見を書く先生には会社の方でお断りが入る可能性もあると思うんですが、そのあたりの諸事情までは知りません。

こういった読影、恐らくはこれから更にAIに取って代わられてこういうバイト医の仕事はそのAI所見を最終的にendorseする高レベルの放射線科医のみが残る様な気もするんですけどね…。

2024年9月1日日曜日

DVから逃げ(られ)ない人

世の中はいろいろな理不尽で成り立っています。

我々の日常臨床の中で、実に様々なタイプのDVからその被害者を脱出させるべく役所からの依頼で病院を避難所として使う事があります。

話を単純化すると・・・
  1. 役所が種々の情報源をもとに様々な意味で困窮している人の情報をキャッチ
  2. その人の家を調査してレスキューする必要があるか否かをチェック
  3. 場合によっては警察と協力してその救助対象者をDVから助ける過程で、怪我をしたり病気になっている事を健康診断という形で調べる過程で病院に入院させ収容
という流れなんですが、収容の期間に関しては人それぞれ。脱出可能な場所が見つかればそこに出して収容という事になりますが、なかなか決まらずに長引いた末に療養病棟に移動になる人も稀に居られます。

ただ、ここで問題なのは役所が苦労していろいろ手を尽くしてその患者さん(困窮者)を助け出そうとしても、(お金はかからないのに)入院したがらない人やそのDVをしている相手の家に何としても戻ろうとする一群の人達がいることなのです。

何故だかはわかりませんが、その虐待(経済的、身体的、精神的、性的、社会的 etc.,)の種類にかかわらず、何が何でも戻って行こうという人が居るのは事実。戻れば確実にいろいろな形で搾取されると解っている筈なのに「頑なにその事実を否定して」元の狼の巣に戻って行く人達。

私には共依存という形なのかという気もするのですが、世の中のマインド・コントロール下での集団的猟奇殺人事件の話等を読むと到底「フツーの人」には理解できない心理状態の中に置かれている様で、正確にはDVから自らの意志で逃げ出さない人達がいると云うのが正確な表現かと思います。

そして、残念な事にその半数以上は恐らく精神発達遅滞や認知機能障害などの何らかの障害を持っていると思えることが殆どです。これは実際に話してみての主観的なものですから、確かな事ではありませんが最初に「恐らく」と書いた通りあって欲しくは無いという方向で残念ながら正しいとしか思えません。

こういう人達を法の力で引き離して助ける事は出来ません。何故ならば、法は「助けを求める人」を助けるシステムではあっても、その被害を否定し続ける人達を助けるシステムにはなっていないから。残念ですが。

こうやって戻って行った人達に支給されている保護費などを貪って生きている人間達が居る事を残念に思うのです。