2024年9月15日日曜日

ソロ・キャンプ 2回目(続き)

夜寝てる間はイイ感じで雨が降り続けてくれたようです。

実際に自分のテントが雨に濡れたら…という事の実践をどこかの段階で早めに経験しておきたかったので、このソロ・キャンプ二回目での、そして寒くなる前の段階で確かめられて良かったです。

で、結果の方なんですが取りあえず二重になっているテントカバーのおかげで雨の侵入は有りませんでした。しかし、コレもまだまだ雨のボリュームが増大してきたらわからない訳で、もう少し耐水性の高いものにしても良いかと考えてしまう程、テントカバーの内側はしっとりと湿っていました。

もう一つ考えさせられたのはやはり防寒性。私のテントは明らかに精々のところ秋までの防寒レベル。どう考えても冬の風や雪に耐えられるものとは思えません。そんなこんなでネットを調べてみるとワンポール型のテントが良さげだと解りました。この冬に向けてもしかしたらそういうモノを手に入れる「かも」しれません。

さて、実は今回のキャンプでは隣のテントを張った人の存在が大変な意味を持つ事となりました。それは焚火。夕方からお隣の男女がパチパチと勢いよく焚火をする音が聞こえ続けていたんですが、実はその焚火の煙が私のテントに流れ続けてきて大変なケムケム状態。

燻され続けて殆ど燻製の肉状態と言っても良い状況で、テントのシートを超えて十分に中に染み込んで来ます…。喉がイガイガして厳しかったのですが、キャンプ場で焚火をするのはデフォですから、私がガタガタ言うことは出来ません。^^

結局、問題だったのは余りにも混みすぎていたキャンプ場そのもの。互いのテントを遠く離して設営できるほどの余裕が全くなかった事が原因の全てですから、次からはそういう点を気にかけながらテント設営に無理をしない事も大切だと思いました。このキャンプ場がフリー・サイトというのも信じがたい事なんですが、フリーというのはこういう事もあるんだなと知った次第ででした。

あと「快適に寝る」という事をもう少し追求したいなと思った次第です。今のシステムは簡潔で良いのですが、朝起きた時に体がバキバキに痛くて枕を持ってくる必要性を痛感した次第です。

最後にサイトを去る前に、ゲストハウスに寄ってスティッカーと手拭いを購入しました。セルフで売っているのですが、良いところです。その高いクオリティは信じられないレベルでした。また来たいと思った次第。(もっと空いている日に!w)

帰りに山々を見つめながら運転していたのですが、こんなところで生まれ育った人達のメンタリティはやっぱり我慢強い人になるのかなと思った次第でした。
「寝覚の床」という素晴らしい眺望の場所。
また、途中で何気に気になった景勝地っぽいところがあり「寝覚の床」という絶景の眺望を得る場所がありました。どうやら日本五大名峡の一つらしく、立ち止まって良かったと思いました。
手前に鉄道も走っています。
花崗岩を削る流れが遥か眼下に見渡せましたが、強い流れが発生するようなときはきっと恐ろしい程の濁流なんだろうなと想像してしまった私でした。

名古屋まではスムースにドライブ出来ましたが、病院に到着して自分のキャンプ用具を片付けて実験室で一旦シャワーを浴びてサッパリ。あとは病棟に行って患者さん達の様子を診て本日の仕事は終了となりました。

家に着いてからは息子をハグして生き返った感じとなった次第です。次のキャンプは
いつ、どこにしましょうか。


2024年9月14日土曜日

ソロ・キャンプ 2回目

さて、俗世を離れての一人キャンプ二回目の挑戦となりました。

今回のテーマは「ミニマリズム」です。要するに前回のキャンプの時よりも荷物を減らして快適なキャンプを行えないかという挑戦をする事。

モノを減らして快適に目的を達成できればそれに越したことは無いというのは昔から人類が望んで進めていた事そのもの。スマホなんかはそういうモノの究極の進化系ですよね。ビデオ、カメラ、録音機、メール、(ビデオ付き)電話、ゲーム機そして昔はその存在さえなかったチャットやネットまで接続されたものが、一枚の液晶付きの板切れに入っている、そして一部は小学生でも持っているというのを1980年の人が聞かされたら何パーセントの人が信じてくれるでしょう?

ま、それはさておき今回の目的地は病院で人から紹介された木曾駒冷水公園のキャンプサイトです。実際ウェブのあちこちでこのサイトに関する動画その他が散らばっていますので、容易にその成り立ち、運営やその他の内容に関しては確認できます。それよりも何よりも私が感心したのはこのキャンプ場を紹介してくれた看護師さんのスマホに撮られていた素晴らしい眺望その他の広々感でした。

一発で「ここに行く」と決めた後は頭の中で冒頭のミニマリズムの件を思い出しながら頭の中で持っていくものをシミュレートし、この前持っていたギヤ・ボックス2つを1つにまとめられるレベルにまで小型化し、何度も医局に置いてある箱の中身を「これは要る、これは要らない」と選別しながら最後にこれで!という所まで選別して決めたものを最小化群として持って行きました。(結局まだあとになって、現地で落とせるもののある事に気づきましたけどね)

基本的にそのギアを車の後ろに積んでコメを二合だけ持って出発。前回忘れていた匙と割り箸も一つずつ入れていきました。^^

名古屋から中津川を抜けていくのですが、途中に工事渋滞の場所が10キロ程度続くところがあって、恐らく30分以上余計にかかりました。それでも、木曽の山中を車で駆け抜けていくこと約3時間。ついに到着しました。

到着したのは良いのですが、今日が3連休の初日という事をすっかり忘れ果てていて(<何時も休日の存在をガン無視している私)ここまでキャンプ場が混んでいるという事を理解できていませんでした。まあ、ソレはソレは恐ろしいほどで、どのサイトも全て車とテントで埋まっている感じ。大げさな話でなく、全部で2-300張り程のテントがあったのではないでしょうか。
向こうに見える眺望は最高なんですが…。
実はこれ、右も左もフレームの外にはテントがバリバリ張ってあります。
最初は「帰ろかな…」と心が折れかけたのですが、10分ほど粘って一番上のテントサイトの隙間に近い感じの所にテントを張りました。流石に二回目になるとテントを張るという作業は実にスムースでキチンと張れました。
今回、買ったばかりのグランドシートを張ったのが後で効いています!
ふるさと納税で手に入れたCaptain Stagのバーナーコンロを試すためにわざと今回は焚火無し。それでも飯盒にコメを入れてじっくり焚き上げた御飯でカレーライスを頂きました。このバーナー使えます!!!
恐ろしく幻想的な空。これでもまだ八時前です。
腹がくちればキャンプ場でやる事はもう読書一本。たまにネットも見ましたが、読書が進む進む。今回持って行ったのは松本修の「全国マン・チン分布考」名前に似合わず猛烈に真面目な民俗学の本です。最初は夕暮れの中で読んでいたんですが、次第に日が暮れてテントの中へ移動し、下の写真にある様なライトの下で続きを読みました。
前回に比べて随分と荷物を減らせました。
ある程度読みながらビールを一缶あけてそのまま横になって更に読書。しかし、隣のテントの人達の声を聴きながら逆に「さっさと寝ちまおう」という気持ちの方が強くなってきて最後に近くのトイレで小を出して寝ました。

ところが、夜になっても隣のカップルの小声が続いており目が覚める始末。時計を見ると11時頃。ビールの所為か小を再び出したくなっておりましたので、諦めて起き上がりこんな時の為に準備しておいたヘッドライトを頭に付けてカッコよくトイレへ出て来ました。

その後はテントへ戻ってしばらくすると良い感じで雨が降ってきました。予定通りというか期待していた雨でした!キャンプに来ている時にザーザー降りの雨に襲われてどれほど己のテントが耐えるものななのかというのを一度しっかり見極めておきたかったからです。

そして、そのままザーザー振りの雨がテントに叩きつけるのを感じながら再び深い眠りの中に落ちていったのでした。



2024年9月13日金曜日

自民党総裁選・2024

九人の候補が揃って名古屋で演説するそうです。

茂木・小泉・小林・上川・石破・河野・高市…あと誰か二人を書けなくて調べたら林と加藤でした。^^ 立憲民主党も同じように党首選をやっているようですが、私自身は立憲民主党という党自体を信じておりませんので、誰がなっても政治の上では何の影響力もありません。

基本的に野田さんは言ってることがかなりまとも過ぎて一々首肯するような発言が多いのですが、立民に居る段階で終わってます。その一点だけが残念。

さて、上の九人のうち勝負に出るレベルにあるのは既に限られているとか。対外的な人気では良くコメントを求められる小泉進次郎が大きく見えるんでしょうが、これは所詮「自民党」総裁選。非自民党員は所詮外野ですから。

その話で行くと、外野から測れる人気なんて言うのは変人石破さんや林さんなんて言う人達には全く当てはまらない訳ですが、私個人の外れ易い予想wでは石破さんなんだろうな?等と考えてしまいます。それでも、こういう総裁選候補選に何度も出て時間の経過とともに次第に本命に近づいて行った小泉元総理などというパターンもありますから、将来の総理にこの中から誰か二名以上がなるというのは十分あり得るパターンだと思います。

小泉元総理の時なんかは最初は泡沫候補もいいところでしたが、次第に論点を絞っていき、最後の総裁選では遂に郵政民営化というハンマーで壁をぶち壊しました。ですから、今の時点では泡沫とか言われていてもこれから時間が経てばどう化けるかは全く判らないと思います。

実際に今回の総裁選では恐らく今回が最後のチャレンジになるだろう石破さんや上川さんなどと違って、小泉、コバホーク、河野などはマダマダ今回負けても次もあるし、次の次もあるしと思ってます。小泉君が今なっても政界の中ではまだまだ力が足りないんじゃないかなという感じが「個人的には」しています。その意味ではもう少し実力をつけた後で出たほうが良いのではないかとも思ったりもするんですが…。

それにしても、アノ野田聖子が推薦人さえ集められなくて目出度し目出度しでした。

2024年9月12日木曜日

トランプを支持する人の存在が未だに理解できない

この前のTV討論会では、もう話にならないレベルの差でハリスの勝ちでした。

8年前のトランプとクリントンの討論会を視た時に「こいつ完全に頭がオカシイw」と思ったものですが、その悍ましい男が大統領に選出されたのですから、アメリカって想像以上にぶち壊れとるなと思ったもんです。まあ、ヒラリー・クリントンという人物が好きかと言われれば答えはノーですが、代わりにトランプを選ぶかと言われればそれは完全に選択肢にも入らない訳で、二者択一なら消去法でヒラリーになるのが私の予想だったのですが。

時は流れてあれから8年。破綻した論理と言えども、バイデンに対しては攻めていた側に居たはずのトランプが、今はハリスの前に引っ張り出され狼狽えるだけのタダの老人になり果てています。

世間は金に関しては正直で、このオッサンの囲みメディアであるTruth socialの株価は討論終了後に10%、更に15%と低下。この一か月だと37%も低下しているのです。

お金はこういった勝負の勝ち負けには正直です。トランプが何をどう言おうとそれはお金を投資する人間にとってはどうでも良い事。シビアな判断の下で一気にお金が逃げていく訳です。要するに泥船には誰も乗らないという事。^^

この妄想性障害の教科書的な典型例の様な老人は、自分が負けたと肌で悟ると通常は妄想のバブルの中に逃げ込んでいき、他には誰も聞いた事の無い様な根拠の無いお話を撒き散らして、その後では修学旅行の枕投げのように仲間内でワイワイ言って盛り上がるばかり。要するに共和党の1/3の鉄板応援者の様に「見ざる言わざる聞かざる」の人間以外は顔をしかめるような事しか言わないお爺さんの惨めな討論会でした。

だからと言ってこれでハリスが勝つことが決まった訳では無い事も普通なのがアメリカの大統領選。これから投票日に向けて女性や有色人種に対する投票者の選別・妨害はいつも通り行われる事でしょう。例えば低所得者の投票者のレジスターにphotoIDを二種類以上準備せよとかいうのは最も簡単で判り易い妨害です。

精々免許証しか持っていない人、職場でPhoto IDを必要としないような仕事しかしない人、パスポートなんか取ったこと無い人なんていう人達にとってこのシンプルに見える戦略でさえかなり厳しい妨害として有効なのです。

しかしなあ、トランプの言う事を信じる人ってやっぱホロコーストなんかもどんなに事実を示すデータを突き付けられても全く信じないんでしょうな…。何とかの壁とかいう昔はやったあの言葉はやっぱり真実なんでしょうね。

2024年9月11日水曜日

終電逃し新パターン

今日はバイト先のドクターとそのお手伝いをする看護補助の女の子達とモンゴリアンBBQの店に誘われました。

先週の時点で誘われた時に「今日のバイトは車には乗って行けない」と決まっていましたので、朝早くから地下鉄に乗って移動。病院に着いた時には朝にも拘わらず汗が出ていました。やっぱまだ暑さはしっかりと残っている名古屋です。この前長崎から来た義理の妹にも「長崎より暑い」と言われた名古屋ですからね~。

さて、市日寿真面目に仕事をした後で仕事を終えた先生と私が先ず二人で病院から少しだけ離れた所にあるお店まで歩いていきました。古びたビルの2階にあるそのお店には初めて入りましたが、モンゴル感はゼロ。しかし、店の汚れ具合が「美味しさへの期待」を十分煽ります。汚い店は長続きしている証拠とばかりにその脂でテカった感じを見せつけてくれます。

暫くすると、結婚して3年目の男の子と二人の医療補助の女の子が入ってきました。一人の女の子はこの前の結婚祝い会でも会った子ですが、もう一人の子は見た事の無い女の子でした。

何はともあれ飲み放題食べ放題で食事会開始!ビールを飲みながら私の大好きなラム肉を口に運んでいきます。この会に誘われた時に「先生、羊の肉は大丈夫ですか?」とまず念を押されました。ニオイがダメで~と言う人が多いのですが、私は全く問題ない人なので期待大でした。

案の定、久しぶりに食べたラム肉は柔らかくて美味しくて口の中で溶けました。何種類かのタレを試しながら次々に食べ、いろいろな話をして楽しい時間を過ごしました。

10時前くらいには散会して自分ひとり別の飲み屋に寄って飲んでいたのですが、12時過ぎにそこ終電の事を思い出して急ぎ行動開始。しかし、しかし、、、間に合ったと思って飛び乗ったその東山線最終便は覚王山で運行を止めてしまったのです。orz

車内アナウンスでその顛末に気づいた私はあわてて車両を飛び降り地上へ…。折角車庫に入れるというのなら藤が丘まで行けよ!と思いつつも素直に家へ歩行開始。開始時点で既に汗が滲んでいましたが、カロリーを使うという意味では良い運動と割り切りひたすら真夜中の大通りを何時ものように帰っていきました。

結局家に着いたのは2時前。7300歩程度でした。直ぐにTシャツを脱ぎ捨て風呂に浸かりあっと言う間に眠りにつきました。このラム肉はまた食べてみようと思ったレベルでした。

それにしても、若い女の子の口から出て来る病院内の人間相関図はオジサンから見えないだけで、いろいろとややこしいですな~。



2024年9月10日火曜日

裸の王様を護るクズ共

ボスが屑なら小ボスもまた屑。w

兵庫の斎藤元彦知事の「裸の王様」大公開事件というのが、実際の所それを護り忖度する輩が周りにくっついている事で増上慢を更に完璧に作り上げているようです。

このアンチャンの真下で団扇を扇いでいたのは副知事の片山安孝でした。結局、このアンチャンの疑惑追及のきっかけとなった告発文の作成者を脅かしていたのはこの男。何の事はない、一連の組織ぐるみと言われても仕方のないレベルで告発者を脅しまくっていました。

「誰から聞いたんや。全部名前言え」と県民局の一室で当時の局長だった男性を問い詰めたとの事。更にグダグダあった後に「(職制上の等級を)10級にあげるっていいよったけど、どないしようかいな」と超ド級のパワハラ。更に「警察の持ち込もうかと思ってる。一切知らんて最後まで言うの?」等と時代劇の悪代官も顔負けの脅しっぷり。

上司としては最もクズの部類に入る「人事権」を振りかざしての脅迫ですからもうタダの低級且つ重大な犯罪です。

また、こういう上司共が一蓮托生の糞集団だったことを示すのはもう一人総務部長だったという小橋浩一というのもガンガンに詰問。まあ、同じ穴のムジナとはこういうもんなんでしょう。

なんというか画に描いたような悪役商会の俳優による組織防衛の見本例です。組織を護る事でトップを守り、トップを守る事で組織を護るという典型的な今回の絵面は見ていてなかなか爽快な程の仕上がりっぷりです。^^

コメントも不要な程のいじましいほど小賢しく、何処にでもいるような小役人!きちんと各方面からギチギチに叩かれまくって白い目で見つめられながら役所の廊下の端っこを歩く余生を送って頂きたいものです。(多分この手の連中は鉄面皮だから辞めないでしょうし?)

2024年9月9日月曜日

斎藤知事って漫画に出て来るような裸の王様ですナ~

兵庫県知事の斎藤さんという人がボコボコに叩かれています。

なんちゅうか、私に日常生活では実害はないから正直どうでも良いんですが、選んだ兵庫県民のみならずそこでこのアンチャンに宮仕えさせられる人達もこのクズっぽいアンチャンに総スカンを食わせているという状況。

Wikiでこのアンチャンの事を読んでみるとマア良くあるソレなりの世間知らずの金持ちの坊ちゃんがぬくぬくと金をかけられ有名私立を出て、東大に出てという貧しさや蹉跌とは程遠い世界で育って最終的にバカボンが完成してその肩書に騙されてバカな兵庫県民の皆様が神輿に載せて担ぎ上げ、知事に祭り上げて今に至ったというだけのシンプルな与太話です。

最近のニュースでこのアンチャンの顔を見ない日はありませんが、なんか最近は鉄面皮状態で顔の表情が無くなっちゃってますね。w 己もとてもとても人のつらの事を云々できるような人間では無いので余り他人様の外形の事を言いたくはありませんが、正直「いけ好かない優等生のお坊ちゃま」的なファースト・インプレッション。そもそもが貧乏人で育ちの悪い自分にとって友達としては第一番目に要らないタイプです。

さて、このアンチャンは力を与えられるとその器の小ささが直ぐに判るタイプのバカですね。リンカーンがいみじくも残してくれた名言「大抵の男は災難は乗り越えられる。本当にその男を試したかったら、権力を与えてみることだ」という言葉を身を以て実践してくれた後世に名を遺す男になりました。

ま、このアンチャンにとっての最初の蹉跌が充分ぶっといモノになっただけに彼のこれからの人生が愉しみです!テスト問題を解くクイズ脳は良く訓練されているでしょうから、その東大パワーを十分に使って答えの無い人生の真の荒波を乗り切って頂きたいと思います。

実家が金持ちなんでそこの二代目か三代目にでも収まれば、会社の人達が小粒ながらもシャチョサン、シャチョサン(あ、これはフィリピンバーのお姉さまか?)って自尊心をくすぐるボロい神輿を担いでくれますぜ!^^

政界では二度と陽の目を見る事は無いでしょうし、兵庫県内ではどこを歩いとっても後ろ指さされるでしょうからどこかに家族そろって引っ越すんでしょうかね?でもな~、あのカエル顔は目立つやろうしな~。

しかしそう言った事は己が蒔いた種やし、私には関係ないからこれまたどうでも良いんですが、維新の吉村さんは最近あちこちで自分の所の議員達が起こす不祥事でもう頭ガンガンに痛いでしょうな。今回の件で最もわりを被ったの維新なんかもしれません。これまた投票したことは一度もありませんが。w



2024年9月8日日曜日

松田聖子コンサート

嫁さんと義理の妹で聖子ちゃんのコンサートに行くのを見送りました。

一日の始まりに先ずは星が丘の三越に行って皆でお土産や服を購入した後、更に地下迄行って土曜の晩のおかずなどを買い込んだ後はその足でひつまぶしを食べに飲食街まで上がっていきました。

その後はサクッと金山駅まで二人を連れて行って車から降ろし、嫁さんと義理の妹にセントレアのコンサート会場へ直行する名鉄の列車に乗って貰いました。会場には赤いスイートピーのグッズその他を持って行ったようで、会場に到着してからは次から次へとコンサート会場の写真を送ってきます。いわゆるワクワク感満載という奴ですが私には何も届きません。私としては楽しんで来い!というだけ。

とりあえず私は後期高齢者の79歳の義理の母を後部座席に乗せて一旦家へ連れて帰り、老いた義母の疲れをとるために休憩。夕方には義母の手を引いて「こけて怪我をしないように」眼の前のオムライス屋さんに連れていきました。二人でくだらない話でゲラゲラ笑いながらまさに親子の歳の差で明太オムライスセットを食べ、腹一杯になって家に帰りました。とは言っても家まで歩いて20メートルですが…。

その後、コンサートに行っていた嫁さん達が7時過ぎには名古屋に戻ってきてそのまま姉妹で藤が丘駅の居酒屋で楽しくお腹を満たしていたようです。二時間ほどで帰ってきましたが、嫁さん達二人に家に居た次女も合流した様で、普段なら有り得ないような組み合わせで愉しんでいたようです。

帰ってきた後はコンサートで感動した話を延々としていましたが、それでこそお金を使って名古屋まで来た甲斐があったというものです。良かった良かった。

さて、良く日曜日には朝起きた後に「きしめん屋」に息子ともども5人で食べに行き腹を満たした後で、更にイオンモール長久手で服やお土産を買い込み、更にその後で飛行場に向かいました。最後はセントレアにまで行って空港のショップをまわって更に追加のお土産を買い込んだりした後で腹を少々満たしました。

そして、最後は我が家恒例のお涙頂戴。10月になればまた直ぐに会えるのに何故こうやって一々涙を流し合うのでしょうか。私には解りませんが、長女と言い嫁さんと言い感情過剰の様な気もするんですが、何を言っても何かが変わる訳でも無いでしょうから何も言いません。^^

少々早かったのですが、四時過ぎにはお別れして家へ帰りました。

こうやって二泊三日の予定は終わったのですが、何時もは長崎で特に何も面白く過ごすことも無く日々家族の為に仕事に打ち込む日々の義理の妹が、こうやって年に一回でも名古屋にやって来て姉貴である嫁さんと一緒に遊ぶというのは良い事では無いでしょうか。どうやら服なんかも嫁さんから定期的にゲットしているようですし、姉妹で仲良くするのは何よりです。

さて、この人達また来年も聖子ちゃんのコンサートに行くのでしょうか???

2024年9月7日土曜日

日本で全員が確定申告??

河野デジタル担当大臣の発言が物議を醸しています。

基本的に国民全員に確定申告というものをして頂こうというもの。実の所、源泉徴収と年末調整の廃止という太平洋戦争時における戦時システムの清算そのものです。

現時点での確定申告制度というものは基本的に税金を納付するか還付を受けるかのいずれかの方向に該当する人を対象としている個人事業主、不動産所得のあるもの、給与の年間収入金額が2000万超の人などが年末の確定作業として行うもの。更には給与所得者でも

  1. 年間の医療費が10万円を超えた
  2. 家を購入し住宅ローンを組んだ
  3. 寄付やふるさと納税を行った
  4. 年の途中で退職して年末調整を受けていないなどの理由で、税金の還付を受ける場合

等々の状況で確定申告を行う必要がある訳です。実際のところ、アメリカ人がみんなしている事をやってくれと言っているだけの事ですが?w

まあ、哲学上の問題はいろいろとあるとして実務上の問題は税務署がドカッと仕事が増えるかも?というのとが予想に出ていますけど、もしこの手の申告が個人レベルで義務になったとしても、そもそも所得が無い人は申告しないだろうし、所得申告をする義務を理解できない人も出さないだろうと考えられます。

もし最終形がアメリカと同じようになるのであれば、TurboTaxのようなオンラインレベル経由の民間レベルでの電子申告システムが市場を席巻するような気がします。その上で、やっぱり複雑な申告が必要で額も大きいなんて言う人は税理士さんを使うと思います。

そもそもアメリカでやっていた時の確定申告というのは確実に楽しいもので、基本的にメチャクチャにrefundを期待できる寒い時期の「仕事」で、数百ドルから数千ドル戻って来るのが恒例でした。

しかも、アメリカに居た時は寄付した様々な「モノ」のrefundもキッチリと計算できたので、Goodwillに持って行った様々なものも一つ一つ積み上げていけたのが本当にフェアだと思いました。しかも、TurboTaxで申請すると早い時は15分で提出した内容が正しいかどうか判定して結果が返ってきてその額まで確定しているという激速。通常、先ずはfederalが直ぐに返ってきて次にstateの返事が翌日とか翌々日という感じでしたかね。

恐らく案ずるより産むが易しという奴でシステムが動き出せば数年の混乱期を経た後に「あの混乱は何だったんだ?」という話に落ち着くと思います。

確定申告で何よりも大切なのは「国民に納税者としての意識を取り戻す」という事。計算方法も判らずこっそりと毎月税金が天引きされ、馬鹿な役人と政治家に食い物にされても何とも思わず、ハコモノ行政と無駄な出費をされてもそれが自分の財布から出ていった税金であるという事を忘れさせるような戦時体制下の遺産を21世紀になっても継続する事自体が間違いであるとそろそろ言う人が居ても何も悪くないでしょう。

導入されると不味い人というのは…まあ、想像つきますよね。

2024年9月6日金曜日

長崎から義母と義妹到着

夜の9時過ぎに長崎から嫁さんの家族がやってきました。

目的はただ一つ、名古屋で行われる松田聖子のコンサートに出る為です。ちょうど一週間前の台風十号で、交通機関のみならず聖子ちゃんのコンサートも全て一旦中止。その後に奇跡的にこの松田聖子コンサートの部分が丸々同じ場所で一週間後に行われるなんて!

一体全体どんな力を使ったのか、それとも単に一週間後がクリーンに空いていたのか?何れにしても、ファンにとっては恐らく最高の形でのコンサートの巻き直しになった事と思います。

という訳で、今日は夜の9時過ぎに到着する長崎発のANAをセントレアまで迎えに行きました。息子と嫁さんも乗せて飛行場に着いたのですが、出口から出てきた義母と義妹に久し振りに見て「時の流れ」を感じました。それでも二人とも元気そのもので、再開した直後から三人ともお喋りノンストップ状態。やはり親子三人女性が揃うと話すことは幾らでもある様で、まさに「かしまし娘」状態でした。

私も息子も何も喋らずただの運転手と助手として、後部座席で延々と喋り続ける仲良し三人組を名古屋の我が家まで送り届けました。

二人にとっては久しぶりの我が家でしたが、入って来るや否や長崎は福砂屋のカステラ、長崎物語、おたくさ等の長崎の有名どころの菓子が次々と出て来ました。これぞまさに昨日のブログに書いたイベントそのもの。w

しかし、それを口に入れるのには時間をかけていきたいと思います。というのも、シャイン・マスカットの季節でもありまして、ある方からそれが大量に山梨の農家から届くというお話も頂いているからです。

腹の出具合との戦いに勝利する決意に変化はありません。(先ずは気持ちが大事。w)

2024年9月5日木曜日

次から次へと積み重なるお菓子

患者さんの家族や看護師さん、その他の近隣の方々から良くお菓子を頂きます。

結局、こういうものを頂く事が増えたのも名古屋が長くなったという事なんだと自分では考えています。患者さんの御家族からの贈り物は今の時代、コンプライアンスを考え拒否し続けて、殆どのものはナースステーションへ置いていきますが、時々「先生と看護師さん達」等と言われて別々に押し付けられることがあり、そういう時には家へ持ち帰ったり医局に置いて来たりします。

看護師さんやヘルパーさんが旅行に行ってそのお土産として直接渡してくれることも多いこの頃です。USJ、ナガシマ・スパランド、近隣の旅行のお土産などが集まります。まあ、私自身も何処かに出かける時はナースステーションにも必ず何かを買って帰りますし、個人的に良くお土産を下さるナースやヘルパーさんにはちょこっと個別に買い足してきます。

そんなこんなで集まってくるお菓子が次から次に机の上に溜まっていきます。すると必然的にそれを早く食べないと…という感じになってしまって、責任者であるお菓子担当大臣の私の口の中にそれらの菓子が放り込まれる事になってしまうのでした。

痩せるのなんのと言いながら、こんな日常を送っているのですから食事に関しては全くのダメ人間です。やはり、今後の戦略としてはどなたから頂いたものでも、最終的には他の人に回すという方法もあるのですが、時々「絶対食べたい」というような食べ物が混ざっていますので、そこが難しいところ。w

前腹の出っ張り具合を下に眺めつつ「誘惑と反省」の間を彷徨う意志薄弱男なのでした。

2024年9月4日水曜日

無理筋の電気自動車

 ボルボから「一つ目」の白旗が挙げられました。

以前、ボルボを退職された優秀な営業の方とお話をしたことがあったのですが、その方と純粋なEVの近未来の事を話したことがあります。二年前の話ですが、ボルボが2030年までに自分の会社の車を全部EVで構成してしまうという話に関して、私見として「Xさん、ボルボ自身があんなこと言ってますけど、インフラの整備の速度とか全個体電池への見通しとか考えたら、とても2030年という断定的な直近の未来での前者EV化って絶対のレベルで無理でしょ?しかも、それで自分を縛ったら下手したら会社としての自殺じゃないですか?」と話をしたのです。

すると、そのXさんも私に話を合せるという感じでは無く、問わず語りという風に「私もこれは到底不可能って感じてます。どこかの時点でギブアップして発言修正をする事になるんじゃないでしょうか…」というお話をして下さいました。実際、他のカスタマーの人達の話を聞いていても、充電インフラや足りなくなると思われる発電所の新設などを考えてもそもそも計算が全く合わないという事で話が落ち着いた事を覚えています。

ボルボが一社だけいきり立って早期の全車EVという目標を立てて環境先進企業というイメージを定着させたいというのは気持ちとしては良く解りますが他の会社もそれに追随する、若しくはテスラや中国政府全面支援のBYDを含むエレキ専門の自動車会社と対抗するのが果たして賢明なのか否かは2024年後半の各社の現況を見れば嫌という程トヨタの戦略の正しさが身に染みると思います。

そもそも、計算を細かくしていくと車としての全ライフサイクルを見据えた「トータルでの」ピュアEVの環境負荷の大きさが見かけとは完全に異なるものである事を知れば知るほど、ドヤ顔でエレキの高級車に乗っている御仁達を見る度に「XXX悪そう」と思えてしまうのです。電気自動車に乗っている方、御免なさいね。^^ 

特に火力発電が多くを占める国々においての電気自動車ってもう話にもなりません。実際にそれを解説してくれているサイトでの最新の統計を見てもとてもとても、電気自動車推進国が必ずしもそういった「二酸化炭素の排出抑制」に寄与していない事は明白。まさにイメージ先行のインチキです。政治そのもの。

結局、9月4日付のニュースではボルボが2030年時点での自社製品の完全EV化目標を撤回と発表されています。その声明の中で「ジム・ローワン最高経営責任者(CEO)は「当社の未来は電動化という信念に変わりはない。ただ、電動化への移行は直線的ではなく、顧客と市場は異なるスピードで動いている」との見解を表明した。」という、あんた達以外の誰もがとっくに理解してた事を今更になってというような事を言っています。

今のボルボに買いたいと思えるようなピュアEVが無い事だけは確かです。

2024年9月3日火曜日

そろそろ秋のソロ・キャンプを考えねば

やはり台風という自然の力は人知を超えて偉大です。

そのエネルギーは一体全体何ジュールあるのかそもそも想像もつきませんが、実際にどういう考えに基づいて計算していくべきなのかをきちんと力学的推論の積み上げで計算している人もちゃんといます。凄いもんです。

また、これに関して国土交通省のある部会での計算では1976年9月に発生した台風17号をモデルにしているのですが、降水量を837億トンとして計算。日本最大の発電用ダム、奥只見ダムを140回も満水にできる恐るべき水量。この水量を雨として降らせるためのエネルギーは1.8×10^20J!このエネルギー量は2012年の日本の総発電量9408億kWhの53倍!もう、想像を超えたエネルギーの化け物です。

因みに地震と台風のエネルギーはどっちが凄いかという計算もなされている様で、南海トラフ地震が発生したとしても計算によればM8.7の地震でエネルギーは7.1×10^17Jとの事。最大級の地震ではあっても、先ほどの台風と比較するとエネルギー量は約250分の1。マグニチュードの値を2011年時点の予測値である9.1で計算し直しても、まだまだ台風のエネルギーの方が大きい。(マグニチュードの値が1つ大きくなるとエネルギーは約32倍)

さて、このエネルギーの塊が雨を降らせ、吹き払った熱気の塊の減弱のおかげで台風前に比べると随分と気持ち良く感じる瞬間が結構長くなったと思います。

となると…私にとっての次のステップは秋のキャンプの計画です。幸いな事に巷の噂では一時期の猫も杓子もキャンプ、キャンプという感じではなくなってきている様で、私の様な遅れて来たキャンプ・チャレンジャーにとっては、逆に間口が広いというものです。

今あるキャンプ道具は精々のところ秋口迄の準備というくらいしか思えません。防寒とか雨とかへの対応という意味では本当に無策のレベル。無論、冬キャンプなどはこのど素人には危険という領域でしかありません。

という訳で、以前私に設楽のキャンプ所を教えてくれた看護師さんが、木曽駒冷水公園という素晴らしそうなキャンプ場を教えてくれました。

日付をきちんと考慮して、10月から11月のどこかの時点でこのキャンプ場にチャレンジしようと思っています。ただし、この公園は名古屋から車で片道二時間半の長野。おそらくその時期には相当寒くなっている筈ですから、先達にアイディアを聞いて防寒対策ということを十分に考えてから突っ込んでいきたいと思います。

最悪「車に逃げ込む」という方法を考えています。w

2024年9月2日月曜日

放射線科医の質

医師でなければあんまり知らない「内輪の事情」というものが沢山あると思います。

どのような職業であれ、どんな業界であれ内側に居る人なら「ええ、実は…」と言って知っているような事でも、外の世界の人からしてみれば顎が落ちるようなビックリするレベルの内輪ネタでも敢えて外に話すような事でも無い…という事で広まらない話も一杯ある訳です。

大ネタ小ネタ沢山あるのでしょうが、ネットの時代になって久しい今では「積極的に探せば」幾らでもそのようなネタは拾える訳です。そんなネタの一つになるのでしょうが、医療業界では放射線読影のバイトというのがあります。

昔から知られているのは乳腺の読影のバイトというのがありまして、乳腺専門の外科の先生などが一件ワンコイン(まあ、500円)で次々と読影をしていくというものがあります。他にも胸部単純写真の読影なども昔からある放射線科の先生のバイトの一つだと思います。

ネットの時代が普通になってからはこの読影のバイトにCTの読影というのが自然に入って来ていて、A病院やB病院で撮ったCTの画像をある画像解析の会社等が遠隔で医師を雇って次々と読影をさせて所見を書きつけたものをもとの病院に送り返すというもの。

勿論、読影にはendorsementという責任が伴いますからいい加減な事は書けません。もし書いたら裁判などになった時には徹底的に追及されますからね。(大学病院や日赤などの巨大な三次救急レベルの病院は放射線読影のスペシャリストを何人も常駐で雇える施設ですので、我々の様な規模の病院とは訳が違います。)

ところが、この送り返されてくる所見のレベルというのが読影者によって全く異なるのです。本当に大違い。勿論、読影の得意・好きな臓器というのが当然あるでしょうから、脳の画像を読ませたら異様に細かく読む人も居れば、消化器の画像に強い人、呼吸器に強い人等も当然居る訳でそのバランスは様々。

その中でも感心するほど高度な「読み」をしてバリバリに鑑別診断を上げて来る先生も居れば、非放射線科医のこちらにでも「おまえ真面目にやれ!」というような読影をして来る輩も居て本当に玉石混交。コレで金取るってのは無いわな~という所見に対しては遠慮なく「再読影」のリクエストが出来ます。

多分、再読影のリクエストが多い所見を書く先生には会社の方でお断りが入る可能性もあると思うんですが、そのあたりの諸事情までは知りません。

こういった読影、恐らくはこれから更にAIに取って代わられてこういうバイト医の仕事はそのAI所見を最終的にendorseする高レベルの放射線科医のみが残る様な気もするんですけどね…。

2024年9月1日日曜日

DVから逃げ(られ)ない人

世の中はいろいろな理不尽で成り立っています。

我々の日常臨床の中で、実に様々なタイプのDVからその被害者を脱出させるべく役所からの依頼で病院を避難所として使う事があります。

話を単純化すると・・・
  1. 役所が種々の情報源をもとに様々な意味で困窮している人の情報をキャッチ
  2. その人の家を調査してレスキューする必要があるか否かをチェック
  3. 場合によっては警察と協力してその救助対象者をDVから助ける過程で、怪我をしたり病気になっている事を健康診断という形で調べる過程で病院に入院させ収容
という流れなんですが、収容の期間に関しては人それぞれ。脱出可能な場所が見つかればそこに出して収容という事になりますが、なかなか決まらずに長引いた末に療養病棟に移動になる人も稀に居られます。

ただ、ここで問題なのは役所が苦労していろいろ手を尽くしてその患者さん(困窮者)を助け出そうとしても、(お金はかからないのに)入院したがらない人やそのDVをしている相手の家に何としても戻ろうとする一群の人達がいることなのです。

何故だかはわかりませんが、その虐待(経済的、身体的、精神的、性的、社会的 etc.,)の種類にかかわらず、何が何でも戻って行こうという人が居るのは事実。戻れば確実にいろいろな形で搾取されると解っている筈なのに「頑なにその事実を否定して」元の狼の巣に戻って行く人達。

私には共依存という形なのかという気もするのですが、世の中のマインド・コントロール下での集団的猟奇殺人事件の話等を読むと到底「フツーの人」には理解できない心理状態の中に置かれている様で、正確にはDVから自らの意志で逃げ出さない人達がいると云うのが正確な表現かと思います。

そして、残念な事にその半数以上は恐らく精神発達遅滞や認知機能障害などの何らかの障害を持っていると思えることが殆どです。これは実際に話してみての主観的なものですから、確かな事ではありませんが最初に「恐らく」と書いた通りあって欲しくは無いという方向で残念ながら正しいとしか思えません。

こういう人達を法の力で引き離して助ける事は出来ません。何故ならば、法は「助けを求める人」を助けるシステムではあっても、その被害を否定し続ける人達を助けるシステムにはなっていないから。残念ですが。

こうやって戻って行った人達に支給されている保護費などを貪って生きている人間達が居る事を残念に思うのです。