2024年9月23日月曜日

イスラエルへメールを出すと…

イスラエルとパレスチナの、というか実質的にはヒズボラに対する徹底的な攻撃が止まるところを知りません。

イランに支えされた反イスラエル軍事組織はハマス等とは比べものにならないレベルの戦闘力と資金力を持つと言われていますが、これらだけでなく、海賊行為で悪名高いイエメンのフーシ派やシリア、イラクなども含め、彼の国イスラエルはまさに全力で襲い掛かって来る気満々の素敵な戦闘国家に囲まれている訳です。

日本とは別の意味で禍々しい国々に囲まれている訳です。実際に襲ってくるのですから堪りません。まさに双方にとって生存権をかけた戦い。今までも双方が神の名の下に互いの敵を滅せんと全力を尽くして来た訳です。基本的には第二次大戦後は聖戦の名の下にイスラム側が何らかの戦闘を仕掛けるパターンばかりですが、何れの戦闘においてもイスラエルは徹底的に相手を叩き潰す軍事力を示してきました。

この国家間の戦闘を収束させるのは毎度「休戦」のみですが、今回も肥大した右翼のもとで多くの良識的な国民の反対をものともせず、これまた多くの無辜のパレスチナ住民に混ざるハマスを叩き続け、国際的な非難を受けている訳です。

やろうと思えば、金とミサイルの続く限りイスラエルは戦い続けるのでしょうが、国際的には(建前上そうは言わない)キリスト教国とイスラム教国家群に物凄く嫌われ続ける事でしょう。

そんなイスラエルですが、私自身はユダヤ人の友達に明らかに互いの家族を常に心配しあうような親友と呼べる友人が居ます。今までもお互いの家族の間を行き来してきましたが、今回の戦闘の始まる前にもメールを出して健康で家族達も元気である事は確認していたのですが、初期の戦闘が始まり息子が最前線に駆り出されたものの無事戻ってきた事を確認したことが一回、そして最近の混沌としたヒズボラ攻撃後の最近の情勢に関して今日のメールでやり取りしたのが一回です。

それによると、状況は最悪、物凄く悪いとの話。特に彼の携わっている医学教育に関してはもう考えられない程ダメな状況なんだそうです。ただ何よりも良かったのは、孫も増えて子供たち三人は全員無事。奥さんと共に彼自身の前立腺癌も悪化していないようでした。

以前中止となっていた日本の再訪も来春に出来ると良いな~という感じの返答でした。ただし、私のイスラエル訪問なんて今の時点では無理中の無理と言われてしまいました。w

恐らく彼らの日本訪問の実現は今の激しい戦闘を見る限りでは大幅に後ろにずれ込みそうですが、必ず実現して欲しいものです。彼自身はユダヤ人ですが、神の存在というモノはほぼケツの毛ほどの軽さしかないものですが、自分の住む国家の存在が脅かされるというのは絶対に許容できないという強い信念を持っています。

当然ですね。特に国家を再度持ち直して生存の基本としての絶対的な国土を必要とする彼らにとっては国家の存在は酸素と同じレベルの必要なものですから、譲れるものでは有り得ません。

早く戦争が終わり、双方にとっての貴重な命を失わないで欲しいと心から願うのです。



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