最近は外部の大学から若い先生方がバイトで当直をしたがるというパターンが増えてきたこともあり、当直の回数はググッと減って楽になっていますし、何なら最低限こなさなければならないという月一回だけというのも有りですよ!と事務方からは言われているのですが、常勤者の義務として最低一回の当直という項目が組み込まれていますので、それだけはまずするようにしています。
基本的にはこういった月1,2回の当直時には、日常では忙しすぎて出来ていなかった様々な雑務をこなしていく事ができますので、これはこれでゼロにしないほうが良い感じです。
ただ、中には凄い先生が居られて、当直が好きなのでしょうか?月に8回以上も当直をされるという状況で全く何とも無いというような感じで仕事をされている方もいます。私も30代頃でもし独身であればそれくらい沢山の当直をして勉強をするという事も無いとは言えないのでしょうが、アラカンの私にはとても無理だし、もっとパーソナルな時間を大切にしたいと思うことが多いので、もうそういう事はしません。
そもそも現在自分が勤める病院では精神科と内科の医師が一人ずつ相直という形で待機しているのですが、これがまた曲者。きちんとした医師との相直であれば私も楽なのですが、もうひとりの精神科医師がトホホだと私の仕事は二倍以上になるのでした。
その典型が90歳近い精神科の医師。冗談でしょう?と言われるかもしれませんが、医師は一人であれば形式的には一人としてカウントされるので、この爺ちゃんでも良い訳です。しかし、この爺さんはそもそも院内PHSが使えない。そして固定電話に出られたとしても今度は看護師さんが話しかけている声が聞こえない…というもう理由の分からない状態。
要するに何の為にこの医師が当直に入っているのか謎ということ。ですから、司令の看護師等はこういう爺さんみたいな人が入っている時は最初から連絡など入れずに内科医の私の方にコンサルしてきます。私自身はコンサル内容に困惑しながらも、相直が「あの人」と理解した瞬間に心のなかで溜息をついて対応開始。看護師さんは何も悪くありません。そんなのを配置した事務方が一方的に悪いのは明白です。
今後はこういう人を当直から排除するように理事長に直接話そうと考えています。
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