2024年9月20日金曜日

地球人なんですかね?

まさに動く経済効果と言うべき存在だと感じました。

ユニコーンとも呼ばれる大谷ですが、正に規格外というのはこういう人物の事を言うんでしょうね。学問の世界で云うと数学界のガウスや物理・工学のノイマンのような普通の物差しでは全く測れない文字通りの規格外。そもそも、同じスポーツをする事自体が反則のような印象を持たれるレベルの凄さです。

実は、病院で患者さんに中心静脈栄養のルートを入れる直前に大谷の50-50達成のニュースがネットで飛び込んできていたので、技師さんや看護師さん達とかなり盛り上がっていたのですが、夜になってふとテレビをつけて番組表をつらつらと見るとNHKが録画再放送をしてくれると書いてあり、時計を見ると幸いな事に始まったばかり。

「これは絶対視なければ!」と、直ぐにチャンネルを合わせて眠い目をこすりながら視聴開始。ヒットから開始された試合でしたが、HRも49、50、51とシークエンスとして見せて貰いました。相手のマーリンズが途中からもう投手の投入を諦めつつも勝負としては対峙してくれたのも記録の伸長にプラスだったのは間違いないとはいえそこまで相手を諦めさせ、ピッチャーの心を折る程の破壊力を見せつける大谷の存在はある意味恐ろしいです。なんだか爆発というよりも制御不能の暴発レベルのもの凄さ。相手にとってはヤバい奴が出てきたぞ!という感じに見える存在でしょうね。HRというモノを打て貰ったうえで、塁を回って頂いた後はお引き取り頂くという。w

ふと考えたのですが、チームメイト達は彼の存在をどう「感じている」のか正直なところを…いわゆる本音という奴を知りたいなとも思ってしまうのです。同じプロ野球選手として、これほどの活躍をされると自分との「落差」というものが気にならないかという事。

勿論、追いつき追い越せがプロの世界ですし、物凄いとは言えDHだからこそここまで出来るというのもあるにはあるのでしょうが、これだけの記録を作り続ける怪物が同僚に居るというのは祝福しつつも己も頑張らねばというプレッシャーとしてきつく無いのかなと。

チームはお祭り騒ぎでプレーオフに進出決定となりましたが、n冠王に向けてどこまで記録を伸ばしてくるのかわかりませんが、少なくともニュースを制作する皆さんは50/50のニュースを作ったところで申し合いの終わりには51/51なんて変わっていく訳ですから毎試合が終了するまではニュースが既にNEWじゃ無くなっているというアニメのような世界。

グッズの売り上げも爆上がり。大谷の給料は巨額とは言え、ドジャースが使った10年分の金くらいの経済効果は一年で消化するんじゃやないでしょうか。

投手としての疲れを残さなようなセッティングにするとここまで記録が伸びて来るという男。恐ろしいもんです。    

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