2024年9月12日木曜日

トランプを支持する人の存在が未だに理解できない

この前のTV討論会では、もう話にならないレベルの差でハリスの勝ちでした。

8年前のトランプとクリントンの討論会を視た時に「こいつ完全に頭がオカシイw」と思ったものですが、その悍ましい男が大統領に選出されたのですから、アメリカって想像以上にぶち壊れとるなと思ったもんです。まあ、ヒラリー・クリントンという人物が好きかと言われれば答えはノーですが、代わりにトランプを選ぶかと言われればそれは完全に選択肢にも入らない訳で、二者択一なら消去法でヒラリーになるのが私の予想だったのですが。

時は流れてあれから8年。破綻した論理と言えども、バイデンに対しては攻めていた側に居たはずのトランプが、今はハリスの前に引っ張り出され狼狽えるだけのタダの老人になり果てています。

世間は金に関しては正直で、このオッサンの囲みメディアであるTruth socialの株価は討論終了後に10%、更に15%と低下。この一か月だと37%も低下しているのです。

お金はこういった勝負の勝ち負けには正直です。トランプが何をどう言おうとそれはお金を投資する人間にとってはどうでも良い事。シビアな判断の下で一気にお金が逃げていく訳です。要するに泥船には誰も乗らないという事。^^

この妄想性障害の教科書的な典型例の様な老人は、自分が負けたと肌で悟ると通常は妄想のバブルの中に逃げ込んでいき、他には誰も聞いた事の無い様な根拠の無いお話を撒き散らして、その後では修学旅行の枕投げのように仲間内でワイワイ言って盛り上がるばかり。要するに共和党の1/3の鉄板応援者の様に「見ざる言わざる聞かざる」の人間以外は顔をしかめるような事しか言わないお爺さんの惨めな討論会でした。

だからと言ってこれでハリスが勝つことが決まった訳では無い事も普通なのがアメリカの大統領選。これから投票日に向けて女性や有色人種に対する投票者の選別・妨害はいつも通り行われる事でしょう。例えば低所得者の投票者のレジスターにphotoIDを二種類以上準備せよとかいうのは最も簡単で判り易い妨害です。

精々免許証しか持っていない人、職場でPhoto IDを必要としないような仕事しかしない人、パスポートなんか取ったこと無い人なんていう人達にとってこのシンプルに見える戦略でさえかなり厳しい妨害として有効なのです。

しかしなあ、トランプの言う事を信じる人ってやっぱホロコーストなんかもどんなに事実を示すデータを突き付けられても全く信じないんでしょうな…。何とかの壁とかいう昔はやったあの言葉はやっぱり真実なんでしょうね。

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