2024年9月25日水曜日

アスペルガー医師に困り果てる

アスペルガーの医師の話を以前しました。

実はアスペルガー・スペクトラムの広い幅の中で結構程度の差こそあれ、医師や科学者、大学教授の中には結構普通に居ます。有名大学の学生の中にも沢山見てきました。

しかし、その多くは私にとってはその存在が害悪としては働かなかった人々。時々は「疎ましい」レベルの人間もいるには居ましたが、日常の場で自分に関係するような関係ではありませんでしたので、やはり個人的には問題なし。

ところが今いる職場にいるある同じ科の医師は、大学からうまい具合に追い出された人物。彼が私の勤める病院に来る前に事務長から「こんな人物がやって来ます。よろしくお願いします」というのを聞いたので、その後、ネットでその人物評を検索をすると出るわ出るわトンデモナイ話の数々。

私はその事実のみならず、実際にその人物を知っている医師から直接聞いた数々の残念な話を事務長に突きつけ「本当にこの病院はこの医師を招聘するつもりなのか」という事を問い詰めたのですが、このゴマ擦り男はただ一言「そこを何とかお願いしますよ~」とニヤつきながら言ってきました。勿論私はにべも無く「いや、関わりません」と一言言ってその場を離れました。

結局、その人物はやってきたのですが入ってきて直ぐにボロボロ。どうしようも無く使えないのです。本当に徹底的なレベルで。

例えば新患が検査入院という形で入ってくると患者紹介をしてくる課の人間に怒鳴り散らすのです。何故新患紹介でパニックを起こすのか?結局のところ「疾患のスクリーニング」という具体性の無い行為に関して想像力が回らなくて対応できないのです。

要するに指示待ち人間そのもの。そこには創造性とか推理とかいう要素がホントに僅かしかないのです。テストが幾ら出来ても、その程度の能力は21世紀では圧倒的に価値の低いスキル。金太郎飴のようなスキルを持った兵隊は今の世の中では年を経る毎に価値が薄らいでいるのです。

更に悪いのは患者さんと話が出来ない事。恐らく「何気ない会話」が苦手な事もあるんでしょうが、とにかく患者さんを診察しない。主治医でない私には良く話しかけてきても退院の時になって「先生、私の主治医の先生は入院中初日以外は一回も診察に来てくれませんでした」と言って呆れている始末。

逆に関係ないはずの私がこの患者さんに謝る始末です。実際この医師にそう言った事実を話して指導を入れても対応するのはその当日だけ…。翌日には元の木阿弥。orz

マルチタスクが全くできず、エマージェンシーの対応も出来ない医師。変えようもありません。さて、どうしたものか。

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