2024年8月25日日曜日

夢に見た歌舞伎座へ

衆議院見学が終了して直ぐに二人で地下鉄に乗り込み銀座へ移動です。

人生半世紀以上生きてきて、己がまさか日本の伝統芸能の歌舞伎をその本拠地歌舞伎座で観る事になるとは露も思っておりませんでしたが、こうやっていざその日がやって来ると緊張と興奮でチョイ緊張です。

地下鉄の駅を出て彼女とポケモンでチーム編成をしながらの作業をしつつ歌舞伎座へ。中へ入る前に喫茶店ヴェローチェへ入りました。私、全く知らなかったのですが、江戸っ子の彼女にしてみればスタバよりも高コスパで何時も喫煙が出来るので、好きなんだそうです。
因みに後で名古屋で検索してみたら栄に一軒あるだけという感じ?道理で知らん訳です!
美味しいコーヒー・ジェリーとレモンの効いたレモン・スカッシュを頼んで一時間以上四方山話。
お初お目にかかります!
話を終えて店を出るといよいよ歌舞伎座へ。道を曲がった途端にいきなり上の写真の様な構えの歌舞伎座が御登場してくださいました。何枚も写真を撮った後に中の御土産ショップへ入っていきました。とりたてて私自身は買うものが無かったんですが、こんなものがあるんだ~!というようなグッズが置いてあったりして、なかなか興味深かったです。

SNOOPYのクリアファイル・フォルダーを娘に買いました。ゴジラの歌舞伎Tシャツ悩んだんですが、値段に驚き手を出せませんでしたが今になって後悔しています…。orz
正面に寄って八月納涼歌舞伎の垂れ幕を見ました。
今日観るのは最後の「狐花」です。
歌舞伎を観たのは2列8番という花道のほぼ真横!めちゃ良かったのですが、彼女によれば6列位が首が痛く無くて丁度良いらしいのですが、チケット購入時にウェブサイトが凍ってしまってやり直したらすでに無くなっていたとの事でした。
幸四郎、勘九郎、七之助等十四郎の俺でも知っている有名な人々がゾロゾロ。
公演が始まると怒涛の如く京極夏彦氏の描いたミステリーの世界観が炸裂。わざとガイドブックの粗筋紹介などは読まなかったのですが、二部の終わりの方でスパーンと伏線回収されていった時には全てが「腑に落ちて」まさにミステリーだ!となったのでした。
全てが終わった後で、後ろから撮った一枚。
同様に、二階席の一番左の後方から撮ったもの。御園座よりか広い!
七之助の女形とか滅茶苦茶奇麗で男の俺が見惚れるほどでした。この人上手い!他の人達を食うというか明らかに上手いのです。彼女からも解説をしてもらったのですが、納得の裏話がズラズラと出て来ました。歌舞伎の世界は複雑ですね…ほんと。

終わった後は近場のIrish Pubでビールを飲みながら川着物をつまんで更に歌舞伎談義。何かこの一日で大量の歌舞伎の話を伺って少し日本人らしくなった気がしました。w

十時過ぎにはお別れして私は赤坂のユースへ戻りシャワーを浴びてサクッと寝たのでした。明日の為にここは余計な事をせず寝るのでした。地震が起きませんように~と心の中で祈りながらの夜となりました。

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