2024年8月27日火曜日

東京の締めはココで

Tokyo Skytreeを出た後は、向かう先は一か所しかありません。ターゲット「葛飾柴又」です。

以前アメリカから一瞬だけ日本に来ていた時に、新しく出来ていた「寅さん記念館」に以前、時間の関係で行けなかったのです。柴又には既に三回ほど来たことがあって、その度に東京の中に存在する「異空間」の空気を毎回味わっていました。
さくらに別れを告げるところでしょうかね?
脇に控えめなファミマが見えてます。
今回もひ~さしぶりに京成電鉄に乗って葛飾に向かいました。降り立った駅は以前と変わらず、映画の中に出て来るひなびた感じが「まだ」ありました。線路を横切っていくと、寅さんとさくらの像が立っています。(昔は寅さんのだけだったような覚えもあるんですが、記憶の合成でしょうね)目立たないようにファミマも外装が焦げ茶で統一され目立たないようになっていました!
案内所の脇に置いてあったんですが、良い感じ。
久しぶりの柴又参道へ歩いて行くと、ありましたありました。なんだか自分の家に戻ってきた感じ。ここが自分の実家だという人が本当に心から羨ましく(妬ましくw)て仕方ありません。案内所の姉さん二人と話が合ってちょっと話し込んだんですが、なかなかいい感じ。
何度見ても懐かしい。日本人の子心にスッと入って来る眺めですよね。
説明は要りませんよね。
高木屋老舗、とらや、せんべいや、木彫の店など映画の中でも出て来る店がずらずらと眼の前に並んでいます。
寅さん好きが皆知ってるこのエントランス
この鐘楼周りで源公がほうきをもって仕事していたり、鐘を点いたりしてますよね~
この住所に家を持ちたいな~
最後は映画の中でも何百回でも出て来る帝釈様の鐘楼や門、境内などを散策。お守りなどを買い込んだ後、寅さん記念館に移動開始。江戸川の直ぐ傍にあるこの記念館、遂に訪れることが出来ました。
中の設定はこの通り!やっと理解出来ました。
寅さんのお守りですが、コピーは買いましたがこれは映画の中のものとは違いますよね?
日本中のロケ地一覧!
凄い歴史です。アメリカとオーストリアもついてます。
この後は出口から直ぐの山田洋次ミュージアムに入り、山田監督の監督としての歴史や国民栄誉賞の実物展示を見てきました。
デカいです!
ゲートブリッジです。
映画でいつも皆が集った「くるま菓子舗」
中ではミニジオラマや柴又駅の昔の駅長室?の移設したもの等種々ありました。
古式床しき駅のプレート!
ちょっとしてこのシャドー。良いです!
結局、中は期待した通りの出来でしたが、何十年も経ってフーテンの寅さんという映画自体を知らない若い世代が人口の8割とかになったら閉館してしまうんでしょうか…。くだらない事を考えてしまいました。

寅さんの歩き続けたアノ江戸川に出る前に腹が減ってしかたなかったので、ToraCafeへ行ってお姉さんに昔懐かしナポリタンを注文。ジュース付きで1100円でした。美味しい!

腹がくちた後はあの江戸川へ。ちょっと良い写真が撮れませんでしたが、暑い江戸川を歩きながらあの頃の寅さん達の時代の江戸川を夢想し重ねてしまいました。(矢切の渡しにはいきませんでした)
遠くに映画で何度も出て来る橋などが見えています!
再度京成に乗って品川駅へ一直線。新幹線に飛び乗って一日振りの名古屋へ戻ってきた二日目でした。東京はやっぱり日本の最大都市圏として、名古屋とはくらべものにならない「政治の中心」と言うべき都としての面目を見させていただきました!

今度行くのは何の時になるでしょうか?愉しみです。

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