2024年5月4日土曜日

いつもと違う状態の息子に

やっぱり親からみて子供の「異変」というのは前もって感じるものです。

長男がこの一週間弱は胃腸風邪による嘔吐と下痢に苦しめられた挙句、吃逆の抑制で二回ほど少量のクロルプロマジンを使用して事をブログでも記録していました。

結局、これらの種々の症状の組み合わせの所為で日常のリズムが大きく通常とは異なってしまいましたが、幸いにして一昨日からは体調も戻って元気になってくれていた様に見えました。しかし、入眠・起床のリズムという意味では正直「いまいち」という感じ。もう少し眠っておきたそうな様子だったんですが、嫁さんが眠たげな息子を起こして「通常の」リズムをつけようという感じで日常を過ごさせようとします。

自分としては、不規則且つ厳しい数日を過ごしたから寝せておけばいいものを…とは思ったんですが、そこは触らず。

今日も息子を連れてちょっとしたドライブにと思って高速を走っていました。守山を通過して尾張一宮のPAでちょこっと休憩と思った時に手を繋いで歩いていた時、何か何時もに比べて歩くのが遅めかな~?という印象を受けていました。

息子と小便を済ませた後、そこのPAに入っているStarbucksに入店。期待通り!全く混んでいません。^^

前から食べてみたかったGOHOBIメロン・フラペチーノというのを一つ頼んで、息子に食べさせてみました。傍から美味しそうに食べるのを見ていると、こっちも幸せになるのですが、実はいつもと少し違う様子が気になっていました。

それは、食べている時にジーッとカップを眺めたまま視線を動かさないのです。何時もはもう少し手や足を動かしたりするものですし、視線も忙しいものですが、今日の息子は一点凝視。私には強い違和感が残り続けました。

それで、それ以上の遠出は避けて家路につくことにしました。

帰りがけに息子が喜びそうなものを食べさせてやろうと思って家の近所にまで来たところ何と新しいマックの店がオープンしているのを見つけました。これ幸い!という感じで入店。オーダーして食べ始めたところで異変は起こりました。

そうです。てんかんの発作が出たのです。ジーッと手元のポテトやチーズバーガーから目線を外さない息子に引き続き嫌な予感がしていたんですが、やはり発作が起きました。

「あ、あ、あ」という声と共に顔や体も強直し痙攣し始めました。隣に座っていた30代くらいの二人の兄さんも戸惑ったような様子でこちらを見ていましたが、息子が真っ青な顔を酸欠で茶色に変えて口から唾液やバンズを少し噴き出している様子を見て戸惑うのは当然ですが、私は落ち着いて「てんかんの発作です。ご心配なく」と言って手短に説明すると「あ、あ~」という感じで了解して頂けたようです。

息子の少量の吐物をクリーンアップしてそのまま寝かせる事10分。通常であればそのままベッドに寝かせたりするところですが、ここは外出先。肩を組んで、未だふらつく息子を運びながら車の助手席へ誘導。家路まで5分です。

車を車庫に入れて、助手席で寝ている息子を申し訳ない気持ちを抱きつつ再び助手席から運び出しました。エレベーターを使って自分の家まで連れていき扉を開けて直ぐに寝かせました。そのまま夜の10時過ぎまで寝かせていたのですが、一時間ほど飲み食いさせたり、風呂に入れた後そのままにしていたら、珍しく自分でベッドルームへ行って一人で寝てしまいました。

体調が悪い時には、本人のリズムに任せるのが何よりと感じた1日の締めとなりました。

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