2024年5月8日水曜日

やる気を削ぐ迷理事会

世の中では何らかの「社員」として組織の中で働いている皆さんが殆どで、経営者側に立っている人は個人を除けば僅かなパーセンテージだと思います。

ヒラから入ってそのポジションを時間と共に上げていく人がほぼ全てだとは思いますが、医者も人によってはこういう階段を昇ることを強いられる人も沢山います。

大学病院であれば、医局員から医局長、講師、助教、准教授、教授等という階段を、私立病院であれば医局員、部長、副院長、院長、理事などの流れなどもそういった流れの一つになるのでしょうが、その医師がそういう階段を昇る事自身に何を望むかによって全くそう言う事に関心を示さない人も沢山居る訳で、実際そんなもんどうでも良いという人も沢山おります。

給与がそこそこあって患者さん達と向き合う事自身に喜びを求める人にとってはそのような階段に興味を示さないのは比較的普通で、周りでもその日その日を医療技術や知識の研鑽に当てているような先生が沢山居られます。それぞれの分野でそれぞれに自分の強みを持つ事で悠々自適の生活を送っている人が多いという感じです。

今まさに私自身はこういう状況に近い感じで日々を送っているのですが、そういう点への満足とは別に、実際は病院の運営に関して強い不満を抱く日々を送っています。

何と言っても決定権を持っている人間が理事会に入っている人々なのですが、何だかもう「昭和の残渣」というか少なくとも感覚的にもう「時代から遠く取り残されている人達」が運営する組織の問題点が何時まで経っても改善されない事に通奏低音のように不満が溜まっています。

とは言え、こういうのって普通の会社人間にとっては極普通の日々の筈で、「お前が医者だからあんまり出会わんだけで会社員ではフツーの事ヨ」と言われて呆れられて終わりなんでしょうね。w

医者っていうのは免許持ってる仕事なんで比較的言いたい放題の事言ってあちらこちらの病院に移動することが出来るし、何ならバイトだけで食い繋ぐことも比較的普通に出来ますが、あんまりストレス多い時期が続くのなら辞めるっていうのもアリかもしれませんね。

病院の規模がデカいからと言ってその船体が沈まないなんてことは今時の病院経営ではまた食有り得ない事なんで、ネズミが沈む前に船体から逃げ出すように私も逃げ出すこともアリかななんて夢想したりすることも多い日々です。^^

東京女子医大の今の体制、何時まで続くんでしょうか?

0 件のコメント: