2024年5月1日水曜日

責任者出てこい!w

もう本当にお前らときたら…と愚痴りたくなるほどひでえ奴らが居るもんです。

この前、何かのテレビの広告で「医師の94.X%がこのXXを推薦しています!」何ていう文言を流していましたが、これってそもそも「医薬関係者、理容師、美容師、病院、診療所、(薬局)その他化粧品等の効能効果に関し、世人の認識に相当の影響を与える公務所、学校又は(学会を含む)団体が指定し、公認し、推せんし、指導し、又は[選用している等の広告を行ってはならない。]という医薬品適正広告基準に違反していると思います。

良く調べてみると、実に微細にわたってこういう広告の基準は制限がかかっておりまして、医師の推薦だけでなく、健康食品の広告で明確でない効果を明示または暗示する事も禁止。 例えば、栄養機能食品で謳うことができるのは栄養機能のみ。それに反すれば医薬品医療機器等法68条違反。 また「癌の専門医」や「糖尿病専門医」等の各分野の専門家である肩書きを出す事も禁止等と法の網は細かく悪党共を捕まえる網の準備をしています。

要するに冒頭に述べた様な「医師の94.X%がこのXXを推薦しています!」というような広告は何を宣伝するのかは別として可能な限り忌避するべきであって、そもそもそういう紛い物をもっとも買ってしまいそうな騙され易い年よりやその文言を判断する為の学問に縁の無い人達を、経済的、または健康被害者にしない為の堅固な壁なのです。

しかし、このネットの時代においてはそういった「微妙な」隙間を埋めるかの如く雲霞の様に黒い広告が湧いて出ます。完全にアウトなものや限りなく真っ黒なモノ、大丈夫と見せかけてやっぱり完全に黒いもの等、それはそれは多彩な騙し広告が「医師の推薦」や「XX学会が認めた!」とか「医学博士」等と騙って溢れてきます。

ちなみに医学博士と云うのはとりたてて医師でなくても学位を取りさえすれば名乗れますので要注意です! 

健康に対する効果を謳った「らしい広告」は全て眉に唾をつけて眺めるとともに、一切の購入を控えるべき筋合いのものだと思います。

そもそも「医師の94%が推薦する~」って、俺そんなの一回も聞かれたこと無いぞ?って、やっぱり俺は医者の中に勘定されてないって?こりゃまた失礼いたしました。

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