沖縄にある楽器で蛇皮線(じゃびせん)というものがある事は知っていましたし、本土で普通につま弾かれている三味線とは明らかに違う節回しの楽器である事も何となく知ってはいましたが実物は初めて、ましてやその演奏を眼の前でみる等という事は予想もしていませんでした。
このHPを読んでみると、いろいろと呼び方はあるけれども三線(さんしん)というのが一番しっくりくる標準的な呼び方のようです。
病院のナースさんでは無いのですが、パラメディカルの人と話す機会があって、その女性が「今度、三線(さんしん)の発表会があるので見に来て貰えませんか~」と話しかけてきたのが事の発端でした。
実際にどれくらい練習してるの?と聞いたところ、「もう小さい頃からやっていて、今度やるのは民謡ですけど実際には私の専門は古典です」という話。古典は滅茶苦茶難しくて、民謡でやる様な楽しんでワイワイみたいなものじゃなく、お師匠さんの下で厳しい訓練を繰り返すんだそうです。
さて、今日の演奏会は千種にある乗西寺という真宗大谷派のお寺。近場の駐車場に車を停めて入ったのは良かったのですが、一階ではマルシェをやっていて二階に上がって演奏会を観ようとしたら、いきなり満席。とてもじゃないけれど除く事も出来ません。とは言え最初は朗読劇の様なものをされていたのでそれが終わるのを待って階段で待機。
11時半を過ぎてようやく演奏が開始されました。まったりとした雰囲気の中よく練習された感じで8人の老若男女が演奏しながら歌ってくれました。お寺のお堂でこういう催し物を聞くのは初めてでしたが、乗西寺のHPを見てみるといろいろと地域のイベントをここで主催されているようで、そんな行事の中の一環だったんですね。
良く知っている曲は「ざわわ~」で良く知られるサトウキビ畑の唄でだけでしたが、その他にも初めて聞いたけれども良いな~と思える曲が二つほどあって、来た甲斐があったと思いました。
全てが終わって席から立ち上がったところ、横から「せんせ~」という声。?と思って左を見ると、病院事務の受付の女性といつもマラソンで物凄い速度で走っておられる歯科衛生士の二人の女性が椅子に座っていました。
「ありゃりゃ、招待されてたんだ!」と言って感想などを話す事数分。一回に降りて別れようとしたら昼飯の話になり近場でなんか昼飯でも食べようか~という流れ。以前から知っているオムライスのお店に案内しようとしたら、何とコロナ禍でオムライスを作らなくなったという驚きの流れを知って中止。迷ったので、知り合いのお世話になっている方にお電話をしたらいきなり「私も食べに行くからてんぷらとお刺身食べない?」との話。
これはヤバイ、奢られてしまうという危機感を持ち丁重にお断りしようとしたらキッパリと断られて即座に予約を入れられて万事休す。orz 接待の達人には全く敵いません。
瑞穂区の大前にお招きいただきいきなりの大御馳走。非常に美味しいヒレカツや刺身で驚いたのですが、私のゲストの分まで払ってしまわれて何だか申し訳ないを超えて情けないオジサン状態でした。
終了後は千種のロピアで女性達をドロップして病院に寄った後、家路につきました。三線の発表会、あればまた行ってみたいなと思った次第です。
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