2022年10月27日木曜日

叔母まで亡くなった

悲しい知らせは時に続くのでしょうか。

以前から、と言っても10年ほど前から抗がん剤で乳癌と戦っていた宮崎の叔母が亡くなりました。既に数ヶ月前から、看護師をしている私の従妹経由でその母親たる叔母さんの現在の様子の報告が流れてきていましたので、余り状態が良くないのは薄々解っていたのですがよりによって義父の逝去から二日後に連絡が入ってきました。

それぞれの親族での独立事象なので、特に何の相関もないのですがその2つの人物共に生前深く関わっていた私にとってはやはり大きな悲しい出来事でした。二人ともに癌で亡くなるという最後、かつ二人共に十年前後の闘病を経て居たと言う事までそっくり。

叔母は3月ほど前にトルソー症候群という状態を発症しており、頭蓋内の広範な血管で脳梗塞を起こした後に体の動きの麻痺と失語が残ってしまっていました。それでも当然のように感情は残っていて、看護師をしている娘が看病の後に家に帰ろうとすると袖を引っ張るような動きをしたりしていたということ。従妹の看護師はその動きが逆に自分を悲しませたとLINEに書いてきました。

子供たちは三人とも看護職で、病態の理解も現状の把握も十分出来ていた上に私の母の実の弟にあたる叔父(亡くなった叔母の配偶者)もすっかり成人した三人の娘と息子に今回の葬儀は任せっきり。「出来ることはただ叔母の横に居てあげることだけだ」と自ら私に電話をしてきましたが、本当にそれだけで良いと心から思いました。

私の中学の頃からお世話になっていた叔母さん。クリスチャンでしたが、今頃は随分前に亡くなった同じクリスチャンのお婆の元に行って挨拶でもしているんじゃないかと思っています。合掌。



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