自分の家から再びオッサン歩きをしてみました。
最近は移動の距離が少しずつ延びて来ているのですが、それらしい格好をしてそれらしい道のりを歩かないと「不審者」に見えてしまうのでいつも気をつけています。夜であれば少なくとも上下のウェアの片方は明るい色にして、なるべく「盗人ではないアピール」を行い、車から見えやすい格好をするように努力しています。
そして明るい昼には色に拘らず、体の透けないメッシュの黒系や青系のウェアを着て背中にボトル2つとお菓子を少しだけ突っ込んで行動開始。陽にやられないように帽子を被って首に明るい色のタオルを巻いてオッサンらしく歩いています。
体調次第で歩く速度は色々と変わるのですが、なるべく一定の速度で歩いて少しだけ額に汗が出て、長時間で胸が少しだけ濡れる程度の歩速を維持するようにしています。回るの景色は眺めているものの、一度歩きだすと信号機以外では止まらないタイプの散歩ですのでgoogle map等で出てきた予想到着時間は大体きっちり合います。
今回は八草駅という愛知県長久手市にあるリニモの終着駅を目指すものでした。この駅は最近ジブリパークの11月予定開園で再び有名になってきたモリコロパークのある愛・地球博の行われた公園のひとつ先の駅です。
距離は片道8キロちょっとで普通に歩くと約100分程度のもののようです。今回もズンズンと歩いてトヨタ博物館を超え快調に歩を進め、更にその先へと向かった時点で電話が鳴りました。画面を見ると「XX先生」からの入電でした。お話を伺うと、今現在お隣の県で二件の外科手術のための麻酔のバイトをされている途中だとのこと。御用件を伺うと施設における死亡確認を行っていただけないかとの事。
何時もお世話になっている先生のアシストということで、二つ返事で先ずは家にリターンして家から車で施設に直行することに。田舎でタクシーなど拾えないのでリニモの近隣駅から汗をうっすらかいたままリニモに乗り込んで藤が丘駅まで戻りました。家に戻って直ぐに施設へ行き、100歳近いお婆さんの死亡確認を行わせていただきました。
散歩は完遂できませんでしたが、そんなのは何時でも出来ます。それよりも御家族と共にお婆さんの最後のお見送りが出来たことは大切な仕事となりました。
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