2022年10月31日月曜日

上には上がいる!

昨日は家から「自分にとっては」長い距離を歩いたことを書きましたが、病院でその話をチラッとしたところ、世の中には規格外の人間が意外と身近にも居る事を知り冗談抜きで腰を抜かしてしまいました。

私の知っている看護師さんの御主人に「ごく最近」なられたその方はフルマラソンでsub3 runnerと呼ばれる、一般人から見れば「モンスター」らしいのですが、その方の話が出てきました。

sub3と呼ばれる三時間を切ってフルマラソンを走れる人がどれほど凄いのかと言うのがネット上では数字としてきちんとあらわれています。実際に一流の選手も混ざって走る多くのフルマラソンの記録を見てみると、男性の走者記録総数296547人中9724人で、3.12%。女性では79360人中302人でわずかに0.38%。勿論、フルマラソンに出場しようとする人達自体が普通の運動をしない多くの人たちに比べれば十分に鍛えられている訳ですから、その人達ですらこれほどに難しいという話。(況や2時間ちょっとで走る超一流の選手達というのは努力と才能の塊。一体あの人達の肺と心臓はどうなっているのでしょうか。)

そう考えるとその3.12%に属している御主人さんは実際には普通ではない、選びぬかれた凄い人!であることは間違いないわけです。そもそもごく普通のサラリーマンだそうで、週末は所属するランニング・クラブで皆と一緒に走るような人なんだそうです。(そもそも奥様とはそこで出会われた方らしいのですが。)

さて、その方の走りっぷりが凄い!例えばある日の夕方家に帰り着くと着替えて長久手と言うジブリパークのある街から15キロ先の名古屋駅まで走るんだそうです。そして、そこからリターンして長久手へ戻ってくるとのことで、それだけで往復は既に30キロ。ところがこれでは終わりません!

長久手の街からさらに今度は西へ走り出して32キロ先にある紅葉の名所「香嵐渓」という物凄いど田舎まで走っていくのだそうです。そして今度はそこから戻ってきて家までの32キロを走り切るともう夜の12時を当然のごとく「遥かに」回っているらしいのですが、家の玄関にドターっと倒れ込んでしまうんだそうです。

単純に足し算しただけで94キロ…。しかも香嵐渓に向かう道は基本的に多くは上り坂だったはず。正直に私の感想を言わせてもらうと「オカシイ」です。w
体に健康どころか絶対に体に悪いと思うんですよね。心臓と脚に物凄い負担をかけてそうなんですが、この修行僧のような御主人にはもう何も言いますまい。^^

こんな凄い人の話を聞かされた後では、私の20キロ弱の徒歩コースなどまるで庭先の散歩レベルにしか感じません。当然ですが、身近にも上には上が居るもんですね。御見逸れ致しました。


0 件のコメント: