産業医講習会のつもりで、間違って感染症専門医の講義に土曜日の午後の大事な時間を使ってしまいました。
愛知県医師会館で行われたのは「感染症および結核講習会」というもので、古来から存在して未だに大問題であり続ける結核や、話題のサル痘やSFTSの話が2人のそれぞれのエリアの専門家により2時間にわたって講義されました。最初から最後までずっと寝ることもなく興味深いお話を聞いておりました。当然のことですが、話の中には知っていたことや知らなかったこと種々あるものの、全体として「聞いて良かった~」と思えるものでした。
今のところ我々人間が全世界のサンプルから集めて「恐らくこれくらいは最低でも存在する」と思われるウイルスの種類はなんと170万種類以上とのこと。その中から人畜共通感染症として常に波状攻撃のように人と接触する動物から色々な病がやってくるのですから大変です。
よく知られている例ではHIV等も「もともとは」動物から来たウイルスの変異ですし、新型コロナウイルスなどもその例に漏れません。結局のところ今後も「間違いなく」新型のXウイルスはこれから何度も我々人類に災厄をもたらし続けるでしょう。
さて、全ての講習が終わって何時ものように出口で産業医講習会の終了のスティッカーを貰おうとしたところ…「今日のは専門医講習ですので、こちらの紙を感染症学会などに返送してください」と言われて思わず苦笑い。そうです、今日のは専門医の単位のみで産業医の単位は発行されないものだったのです。まあ、大変為になったので問題はないのですが。
それにしても、今日の講習会に行くにあたって、すれ違いで外から帰ってきた娘に外の天気を聞いたところ「歩くと暑くて汗が出る!」との返事でしたので、半袖で外に出ていったのでした。ところが講義が終わって外に出てみると風ビュービュー。もちろん皆さん長袖でコートなどを羽織っており半袖は数千人の歩行者の中で私だけでした。w
良くある日本の中の「アメリカ人」状態になってしまいましたとさ。
夜9時半には長崎から帰ってきた嫁さんと息子をセントレアで無事にピックアップして家まで戻りました。これで明日からはまた家に日常が戻ります。
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