2022年10月17日月曜日

京都の従妹と久しぶりの再会

今、京都に住んでいる滋賀の親戚の女の子が名古屋に一週間だけ仕事をしに来ました。

一週間の間、JR高島屋で開催されていた大京都展に作品の展示販売に来ていました。今日は最終日でしたので、終了後に片付けと発送が終了した後、私と嫁さんと息子と一緒に夜食を食べようということに。

彼女は木彫の仕事をしているのですが、もとより京都の西陣織の仕事など伝統工芸等もしていた子で、根っからのアート志向。手作りアートの大好きなアメリカの長女が「是非に!」と会いたがっていたのですが、今回は義父の体調不良でそれも叶いませんでした。

小さな作品が1つウン十万円もするようなものを作り続けているのですが、今回はあんまり売れなかったと言って笑っていました。いつもは滋賀の工房でせっせと仕事をしているのだそうですが、店に置いてある作品は通常「右から左」に売れていってしまうので、実際はカタログのもの全部が常に揃っているわけではないようです。

お爺さんの頃から続く仕事で、既に三代目が仕事を大々的にやっているとのこと。ちょっとここでは書けないような(企業秘密)ネット上で世界を動かす大企業のオーナーが買い物相手であったり、これまた超有名な企業が数百個の単位でそのトップクラスの招待客にだけ配る手土産としてその作品が発注されたりしているようです。

そんな仕事で忙しい社長さんオはこの時期イタリアの大学に行って授業をしているのだとか…。工芸もその粋を極めると日本の中では収まりきらずに結局は世界に飛び出していくんですね。

しかしその逆も当然ありで、工房には世界各国から数ヶ月から年単位で技術を学びに来る若手が入れ代わり立ち代わりのようです。社長さんがそういう若手にはものすごく柔軟に受け入れをしているとのことで、長女も次の帰国時に時間を作って見学と修行に行くと意気込んでるようです。

結局我々はJR高島屋でおちあった後、駅を出ていつもの昭和の酒屋へ行って腹一杯メニューをオーダーし尽くしました。話は滅茶苦茶盛り上がって、次は京都でまた会おうという事に。互いにお土産を交換し、彼女にはちょっとしたお小遣いを渡して別れました。

彼女、本当にサバサバしていて話していて何時も楽しい人物です。それは今回も全く変わりませんでした。^^


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