世の中「こんな事もあるんだな~」と驚いてしまいました。
起きた事実自体は実に単純な話なのですが、そもそもそんな漫画のようなミスが名古屋で財界人御用達と言われる歴史的な格式ではトップと言われるホテルで起きたこと自体が有り得ない程の劇的なミスです。
起きた事実を簡単にまとめると、
①丘みどりさんのディナーショーが予約された。
②後にブライダルショーを3階の那古の間で行うことを決定。(゚∀゚)
(既に東海ラジオとの間では定員220人の那古の間で予約をしていたので、定員130人の曙東の間では全く収容しきれません!)
③ホテル担当者は、ダブルブッキングを承知の上で、主催者様の承諾なしに要件を満たさない別宴会場(曙東の間)をディナーショーの会場として押さえました。
④その事実を主催者様に前日21時まで、お知らせせずにあたかも該当会場が押さえられているかのように虚偽の報告をしておりました。
という事なのですが、これが本当であれば内部の指揮報告系統がズタズタの状態であったとしか思えません。一体全体、この案件を受諾して前日まで報告しなかった担当者というのはどんな人物だったのかと言う疑問とともに、こんな事を常時チェックしきれない内部の運営システムというのはそもそもが破綻しているのではないか?という大いなる疑問があります。
名古屋観光ホテルとホテル名古屋キャッスルが一体化している最近の観光ホテルですが、内部で何か変な化学反応でも起きているんでしょうかね?判りませんが。
ホテルの中にある中華レストラン「柳城」では何時も醍醐味を堪能させて頂いておりましたが、中に入って営業をしている幾つものレストランなどもいろいろな影響を受けないことを切に望むものです。
この受注契約フローの破滅的運営がもたらした各方面への信用失墜は、大きな金銭的損失と金銭的損失では回復しきれない営々と先輩方が築いてきた名前への傷、そして、観光ホテルのみならず「日本のホテル史」に残る汚点として他のホテルでも人材教育の材料として語り継がれることになるのでしょう。こういう事が日本の誇ってきた「高度な人的サービス」の品質まで堕ち始めている事の一端を示す事件でなければ良いのですが…。
今迄、皇族や外国の貴賓客をもてなして来たこの名古屋観光ホテル、今回の件でどなたかが詰め腹を切らされ首が飛ぶのでしょうか?しかし、今回の件に関してこのホテルをずっとずっと前から良く使われている有る方のお話を伺ったのですが、一言「信用問題ですね。でも大丈夫、大丈夫。今ならサービスもよと思います。」と笑っておられました。流石、腹が座っています。
しかし、今回の件、起きた事実としては酷いものですが、正直に内部のミスを包み隠さず即座に開示した事自体はトラブルの解決の第一歩としては見事なものだと思いました。関係各位の方々は数日は眠れない日々を過ごすようなことになるかとは思いまが、こういうトラブル発生後の対応がスパッと出来るという事は少なくとも上層部は有能だと思うんですけどね。
きっと、観光ホテルがこの失敗をもとに更に良い名古屋のベスト・ホテルへと成長して貰えることを外野から祈っております。それにしても丘みどりさんとその関係者、そしてこの日のショーを心待ちにされていた皆さんの落胆ぶりは察するに余りあるものです。このディナーショーの再演、もしあるとしたらどこで行われるのでしょうか。観光ホテルの度量が見られるのか、そして丘さんは観光ホテルを選びなおしてくれるのか!
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