2020年12月23日水曜日

ロシアはやっぱり碌でも無い国だなw 

プーチンがとんでもない独裁者っていうのはロシアの知識人の間ではほぼ合意事項のようですが、ニュース読んでてとんでもない奴だという認識に笑うレベルの確定事項が加わりました。

やっぱり社会主義国家・共産主義国家が理想の形式云々どころか先ず以て人間の運営する組織としては全く機能しないアイデアであると断言できますね。そもそも人間には知的能力差と欲望と勤勉性の大きな差があります。そこに運の要素やカリスマ性が加わって貧富の差や身分階級などが入ってくるわけですが、それが良いこと悪いことではなくて「事実」なのだから仕方ありません。

勿論、そういった事の「行き過ぎ」を解消するための動きとして王政打倒や資本家への攻撃などが近代になって革命という形で行われ、更には高福祉国家というものの概念が成長を遂げてきたわけですが、それは正しい方向へ動くための揺り戻しの過程。

富を分配して貧富の差を無くして優れた党がみんなを主人たる人民を指導するなんて言う訳のわからないアイデアは結局の所、無謬の理論として神の如く上が下を搾取する方便を与えるだけであることは、北朝鮮をみるまでもなく中国でもロシアでも碌でもない人間が碌でもないことを「独裁者」として行っているのを見ればあまりにも明白。

今回大笑いしてのはロシアのプーチンが「大統領経験者が罪を犯しても生涯にわたり訴追されない権利を保証する法案」というものに署名をしたというもの。

今までは在職中の犯罪行為のみ不起訴だったらしいのですが・・・。(この手の不逮捕特権もある状況では有用でしょうが、多くの例ではトランプを見るまでもなくとんでもないとは思いますけどね)

更にとんでもないのは大統領経験者が捜査機関による尋問、捜索、逮捕を逃れるのみならずその家族も保護の対象とか。唯一の例外は国家反逆罪と最高裁、憲法裁判者が認めたときのみ訴追対象になるとか?じゃあ、そこに至るまでの証拠集めはどこの捜査機関がするの?ってことですが、そこに至るまでの過程の主人たる捜査機関が御本尊に対する尋問等を行えないのですから何をか言わんやということです。

全くもってどこの野蛮人の発想なのかということなのですが、トランプがこれを見てまさに「コレだ!」と言っているはずです。w

碌でもない国で碌でもない輩が碌でもない考えを形にして己を守ろうという法案を署名通過させたのを見て、ああいう国では民主主義国家の「常識」などというものは全く通用しないという事がよく分かるものである事を再度認識させられた日となりました。

こんな事が日本で起きたらそれこそ俺はこの国を出るか革命軍に参加します。日本に生まれて良かった。


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