2020年12月14日月曜日

チューハイは危険だな~

患者さんの中で酒を飲む人(特にアル中患者)の言葉の中にチューハイという言葉を良く聞くのは日本に帰ってきてからです。

とは言っても、実際に自分自身がそれに金を使ってまで口にすることは最近までありませんでした。最初の一杯となったきっかけは企業戦略。実際にそれは巧妙で、LINEで配られたコカ・コーラの「鬼レモン5%」が鳥羽口。

最初の感想は「へ~、こんなにも酒を意識させん酒もあるんやな」と云うもの。実際その最初の一本はタダだった訳ですが、それを次にも買ってみたのも自分自身。基本的には余り物の選択で悩むこと無く同じものを選び続ける傾向のある私ですので、それ以来、10本は間違いなく買いました。

しかも、そのシリーズに存在する5%、7%、9%(ウェブ上でチェックしてみると、3%もあるみたいです。)という別のアルコール濃度も試してみましたので、最初の一本をタダで配ったコカ・コーラの戦略はきっちり初期投資としては回収され尽くしたと思われます。

その上で思ったのが、自分にとって5%以外のもので350mL缶以上のものは明らかに「酔い」を誘発する事でした。ドブロクや日本酒で「酔う」というような「呑み方」というのは通常私自身は今迄は家飲みでは発生させませんので、この「自分にとっての新しい酒」の呑み方を改めて意識してみることはリスク回避としては大切な事だと思いました。

まず口にする時には5%以上のものは手にも取らないこと、そして買うときは500mL缶を購入しないこと。勿論、呑む量のトータルは5%であっても2缶を超えないこととして、通常は1缶で済ませること等としました。そもそもビールなどを毎日のまなければ仕事から帰って来た気がしない等と云う先輩も医学部等にはおられましたが、私に関して言えば酒を呑みはするものの、飲酒に関してはそんな事は決して無かったので、「味付け」によってジュースのように酒を飲ませるこの缶チューハイは飲酒の鳥羽口を下げる「リスクファクター」として記憶しておくことで、病院外来を受診するアル中患者さんへの警告となるものだと強く感じました。

飲みやすく、種々のバックグラウンドに隠れる味付けで人を酒に惹きつける企業戦略、賢いけど、頻繁にアル中の内科的治療をしている私個人としては危ない戦略ですな・・・。要注意です。


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