2020年12月28日月曜日

実家が空き家になったなら?年末に思うこと。

両親が80台ですが、来年の誕生日を迎えたら83になります。

今日ネットで記事を読んでいて、いわゆる「田舎の空き家」というものを放っておくとどうやらとんでもない事になることがかいてありました。事実が淡々と記述してあるだけだったのですが、2015年の「空家等対策の推進に関する特別措置法」というものが施行されて以来、空き家を放置しておくことによる所有者責任の発生に関していろいろな事が書いてありました。

そもそも万一のことがあって(既に単なる時限爆弾ですが・・・)両親が倒れて家が空き家になるような事が発生したら、タブに間の家はアッと言う間に劣化していくと思われます。家というのは人が住んでそれとなく毎日使われてメンテナンスが行われて初めて家として綺麗さを保つわけであって、一年も住まなかったら多分、九州の実家は資産価値どころか不良債権まっしぐらかと思われます。

大体において、九州でも福岡以外の一部を除いた田舎の家というものはこの人口急減の日本においては殆ど不良債権と言っても良いのではないでしょうか。私も実際の所、先日叔母の最後に立ち会うために田舎に戻った時に家の周りの(一昔前は)瀟洒だったアパート群の多くに既にカーテンがひかれていないのを目の当たりにして、この辺りでも人口が目に見えて減少しているのだという事実を実感しました。

「空家等対策の推進に関する特別措置法」によると、家のメンテが悪く周囲の環境に対して危険であると認定され、「特定空き家」なるものに認定されると固定資産税の軽減措置は廃止され、場合によっては立ち入り調査や修繕命令、撤去命令がくだされそれでも改善無き場合は強制代執行による解体とその費用の請求なんて言うのがなされるというもの。

勿論、そこまでは行かないとは思いますけど、そもそもこの空き家をどうするかに関して良く考えておかないといけないと最近強く思っています。頭の中には幾つかのプランがあって、それなりに優先順位を付けて考えてはいるんですけど、こればっかりはどうしたものかイマイチ結論は見えていません。

一番いいのは両親自身が今のうちに見切りをつけて家の売却プランを私に提示してくれるのがベストなんですが、苦労して手に入れた終の棲家をに関して息子の私からあれこれ言っても何だかね・・・。特に母親の方は親父と違って手に入れたモノに固執しておりますので、結構大変ではないかと推測しています。

母親は田舎から名古屋には移りたく無いと言うし、先に親父が逝ってしまったら蓋手間くらい余計に面倒臭いことになりそうです。仕方ありませんが、それも考慮に入れたプランB、Cも準備しておかねばなりますまい。

唯一今の時点でまともにこういった事を話し合えるのは現実的に言って親父だけですな~。


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