2020年6月25日木曜日

過払い金訴訟のミネルヴァ倒産はどうなってるの?

怪しすぎると思うのは私だけか?

過払い金訴訟でよく宣伝を行っていた東京ミネルヴァ法律事務所。東京地裁から破産手続きの開始決定を受けるなどというニュースが流れましたが、負債51億、3月期売上17億超とのことでしたが、この51億円の負債というのがどうやら過払い金の保管分とかその他の手を付けてはいけないお金ではないかなどと言われています。

この手の法律事務所で積極的に宣伝してるところは有名所ではほんのこの前、法に抵触しているとして制裁を受けたXXXXがありますが、そもそも、もうこの過払い金訴訟という案件自体が枯れた井戸レベルのオワコンだったはず。

ここに噛み込んでいたのが元武富士の社員という兒嶋という名前の男なんだそうですが、もともと貸金絡みで逮捕歴もある血吸蛭のような男。金を貸して掠めた金利で生きていく虚業の男達が絡みついたマッチポンプ状態の弁護士を鵜飼の鵜のように使ったトンデモナイ構図が実は裏にあるようなんですが。

この倒産劇、第一東京弁護士会に所属していた事務所のようですが、弁護士会自体もこんなトンデモが自分達弁護士達の仲間だったということに関しては苦々しく思ってるんじゃないでしょうかね?そのうち倒産の件に関して破産手続きに絡んで複数の裁判案件になるんでしょうかね?

最近、いろいろな弁護士が立ち上げている大きな事務所がTVCMとかで目立って宣伝して、コツコツとやっている他の弁護士達の神経を逆なでしているんじゃないかなと思うんですが、こういう積極攻勢系の事務所って意外とこういう怪しい一面を持っているのかも知れません。しかし、それが真実で有るか否かは別として、こういう事が起きると他の同様の事務所も風評被害を被るんじゃないかなと気の毒にはなります。

そもそもが、今弁護士さんも試験が難しい割には弁護士増えすぎたせいで、イメージと違って若い人を中心に収入にかなりの低下が見られているという話。その過当競争の果てがこの過払い金訴訟、医療訴訟、その他の積極訴訟時代の到来となっているとしたら、今後もこういった弁護士業絡みの暗いニュースは出てくることが有るんではないかと思わざるを得ません。


0 件のコメント: