2020年6月26日金曜日

二位じゃだめなんですか?って特別の一位!!

遂にやってくれました。「富嶽
話自体は京コンピューターがその能力に磨きをつけている途中で既に何年も前からその姿が顕れることは確実にわかっていたものが遂に正式にリリースされました。
しかも、まだ稼働率60%程度のチューニング途上で世界の二位のスパコンに大差をつけての一位。しかも他の新指標も含めた4つの指標で一位。(特に電力効率でも世界最高というのが今風で素晴らしい。)

京の超高性能をこのブログでも書きましたが、すでにあれから9年。世の中の予想(希望)通り10年で100倍の速度を達成しそうです。速度は有るものの、他の普遍的なソフトが載らないために使い勝手がイマイチと専門家の間では言われていた(とは言っても大量の素晴らしい研究結果は吐き出してはいます。)京の反省の上に立って開発されたというこの富嶽。

それでも速度は世界一かつ、クラウドへの対応やAIへの対応など、10年前には想定していなかった大量の新基軸を引っさげての登場。何か一つだけやたら早いけど汎用性が・・・とか、見せかけの世界一を競うのは良いけれどやっぱり実用性が・・・というのはナシ!ということで開発されていて現時点で京の50倍程度の速度で消費電力は2倍ちょっと(最終的には3倍程度の消費電力で100倍の性能!)というのは技術の進歩速度と、これを作り上げてきた富士通を中心とした並々ならぬ能力を持った方々の並々ならぬ努力の成果がこの富嶽。

利用目的を見ると、一つも軍事というものが出てこないところが如何にも日本らしくて素晴らしい。医学、生物、工学、物理、材料、エネルギー、天文学、数学その他の多くの分野で今まで以上に素晴らしい成果を挙げて日本の科学技術の名声を高めてくれることと思われます。
世界への貢献こそが日本の科学の本筋。

それにしても10年を経ずしてほぼ速度が100倍とか、当時は京でも出来なかったことが様々な分野でよりリアルに高速でシュミレーションされ、理論の正しさを証明したり予想したりする時代が本当に来ています。なんという凄い時代に生きているのかと我ながら背筋がジーンとしますね。

更なるチューニングで当初の目標の最終到達点である100京/秒の計算指標を近々達成するのでしょうが、やがてはこの富嶽でさえも引退せざるを得ない時期が来ます。その時に日本でできている次のトップスパコンが有るとしたら一体この富嶽の何倍の速度なんでしょうか。

早く見てみたい気もしますが、その頃私はちゃんとまだ元気に仕事ができているのか・・・。まあ、俺なんかが居ても居なくても世の中経時的に劇的に進歩するのは間違いないんで単なる個人的な興味なんですけどね。w


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