2020年4月12日日曜日

自閉症の息子の持つリスク

23になる自閉症の息子。

毎日私と朝一緒に車で出て、作業所で私が彼をドロップして私自身は病院へと仕事に向かっています。自閉症の息子、この障害を持つ子の例に漏れずいろいろなものに拘りが強かったり変な癖を持っているんですが、それも実は強みであったり弱みであったり、果ては生きる上での大きいリスクだったりします。

半年ほど前にも「息子が変なものを飲んでいた」ということで、このブログにそういった例の一つを書きましたが、今日もおかしな物を飲み込みかけて嘔吐までしていました。
異食症の一つと思っているのですが、やはり金属などに限らずいろいろなものを口に含んで弄ぶうちにそのままゴクリと飲み込んでしまうようです。

普通だったらとても飲み込もうと思いもしないし飲み込めるはずもないと言うようなものまで飲み込んでしまうので窒息のリスクなども十分にあります。
昨日飲み込んでいたのは鉄製のアメリカのアンティークの馬車に着いていた車輪部分。下に写真を付けましたが、この黄色い車輪の部分。(車軸部分は随分以前から無くなっており、もしかしたらもうウンコとともに・・・の可能性があります。orz)
きっちり直径4センチ!こんな物を口に入れて飲み込もうとしていたのです・・・。もしこのリングの内側に空気の通る部分が無かったら・・・。多分窒息していたでしょう。ですから500円玉のようなものが最も危険。

オエオエっと吐いていたのに気がついて私自身が指を突っ込んで取り出したのですが、全く洒落になっておりません。

彼のような言葉のしゃべれない子は痛みや身体症状などの表現ができないので、こちらが気を配って「いつもと違う」事に気がつくしか予防策がありません。まさに小児科医と同じ状況なんです。子供は実際のところ窒息死も多いですし。

可愛いバカ息子ですが、日頃から病気や事故には人一倍気をつけなければならないところは気が休まりません。


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