2020年4月8日水曜日

アメリカに荷物が届かないという話

カリフォルニアの娘が釘で指を引っ掛けて痛い、リンパが腫れているというような連絡を入れてきました。

私にとっては嫌な知らせです。釘などが錆びていてそれを引っ掛けて一番心配するのは破傷風。更に彼女の話を聞く限りでは何らかの雑菌が入ってしまったようで、彼女の免疫システムがそれらと戦っている様子。

痛みはあるけれどまだ熱発は無いとのこと。私がまず娘に聞いたのは「破傷風のワクチン打ってるかどうか」ということ。幸いに直ぐに返事が来てvaccinationはしているとのこと。まずは少しだけ安心です。しかし最近はまだ娘を襲っている雑菌を払いのければなりません。

日本だったら私がいつももっている抗生剤をさっさと飲ませて治療してしまうのですが、アメリカに居ると抗生物質というのはそれほどfamiliarな薬ではありません。逆に言うと日本は抗生物質使いすぎなんですけどね・・・。

そんな次女、近くの病院に行こうにもコロナ騒動で感染を恐れて行きたがりません。そんなこと言っても状況はそんなに良くないよ?と知らせて、可能ならきちんとマスクをして行きなさいとは言ったんですが。

ともあれ、次女に急いで抗生剤を届けようと、持っている抗生剤と胃薬を直ちに小さな箱に詰めて夜の郵便局に持っていったのですが、窓口で言われたのは「貨物便も、物凄く便数が減らされているせいで普通に2週間位かかっているようですし、場合によってはそのまま飛行場の倉庫からこちらに返送されてくる例もあるようです。」との厳しい言葉。orz

それでもカリフォルニアに送り出しました。やるしかないですから。

娘自身にはコロナ感染のリスクはあるものの、病院に行くか「周りの誰かから可能な限り早く抗生物質を手に入れなさい」とメッセージを送りました。
近くにいれば直ぐにしてあげられることも、離れているといろいろ手が届かないことが多く歯痒いばかりです。


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