実は昨日の朝、いつものように車を運転して仕事場に向かっているとパトカーが8台くらい停まっておりました。おまけに白いバンも2台。
私自身は法医学教室で学生時代に同郷出身の教授のお手伝いを数年にわたってさせていただいた事もあり、警察が事件の時にどういった動きを見せるのかという日常に関しては比較的身近なものでした。
愛知県警ではどうかわかりませんが、長崎県警の管轄下にいた頃は上に書いたようなセットアップでの動きは通常殺人事件その他で死体が見つかった時等に見られるコンビネーションです。傍を通り過ぎながら右側の対向車線にずらりと並んだ警察車両の反対側の小高い斜面に建った家の間にある小さな果樹の植わった畑で警官達が何かをしながら柵の中を覗いているのを見ていました。
わざわざスローダウンしたところで事件がなにかわかるわけもないので、オズオズとその周りを囲んでいる数人の近隣住民が見えたところでそのまま通過。
頭の中では「愛知は変な事件も多いし、珍しい事だろうけど、ここいらでも孤独死の死体とか自死とか殺人絡みの変死体でも見つかったかな・・・」等と考えていました。否かと違い、愛知は本当に人口に比例するかのように変な事件、重大事件も田舎の比ではありませんので淡々とした気持ちでしたが、もしそうなら朝から見るもんじゃないな~位の気持ち。
職場に着いて事務で働く女性の傍を通り過ぎた時にその女性の御主人が警察官であったことを思い出しましたので、声をかけてみて状況を手短に説明したところ「へ~、何でしょうかね。機会があったら聞いてみときます」とのお返事でしたが、答えは昼前には判明。
テレビのニュースにもなったのですが、なんとそこに警察が大集合していたのは国の特別天然記念物ニホンカモシカがあの畑に出没していたからとの事。正直「なんで???なんで???」という疑問が渦巻きました。w
リッチモンドにいた頃は近所の繋がった原野から何時でも鹿やアライグマが来ていましたが、ここは名東区。そんなもんがここに来るとはとても思えないのです。
しかし、まあ暇だったから遊びに来たのかな?
警察の皆様、朝から本当にお疲れさまでした。
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