2020年4月23日木曜日

岡江久美子さんの死

東京のコロナ患者の発生状況をみていると一言で表せば「ズルズル」という感じです。

対数軸で表せば感染拡大と言うよりも、STAYという状況だと思うのですが、地下鉄での人々の夥しい移動状況を見る限りでは「まだまだ抑え込むのは到底無理だろう」という気がします。

日本人の「公共の場で私を抑えてルールを墨守する」「人に迷惑をかけない」という行動上のキャラクターは最大限に守られていると感じるのですが、逆にそういう特別な時期だからこそ、それを守らない人々の存在は逆にどうしても目立ってしまいます。

思考能力の無いヒマ人軍団のパチンカスは当然ですが、そぞろ出歩き近所の商店街を必需品購入の名目で毎日のように散策する一部の年寄り達も別にルールを守る気配はありません。老い先も短いし、勝手にさせろとい言いたいのかもしれませんが、やってることは愛知のフィリピン・パブで感染拡大初期に「俺コロナだぞー」と、自分がコロナに感染していながら周りを迷惑に巻き込んだ挙げ句、己は本当にコロリと逝ってしまった愚かなおっさんと何も変わらん気がします。発症しても病院に絶対には行かず、薄れゆく意識の中で自分から墓穴に飛び込んでいつもの遊び仲間に土をかけてもらうというのなら未だそれも許されるのかもしれませんが、それでも日頃の行為自体は感染を広げるのには加担していますから。

数学的な拡散統計予測で8割の外出行動制限を行えば、一ヶ月程度で発生を激減させて実質的な制圧に近づくことが出来ると解っているのに「そう行動しない」のは愚かの極みと言いますか。短期間でガチっと抑え込んで次の薬やワクチン開発に励むというのが理路整然とした流れだと思うんですが、そこは人間。罰則がないとそういったアウトロー的な最後の一群は言うことを聞きません。

今回、連想ゲームで昔から知っていた「綺麗で利発」という言葉がぴったりと当てはまる岡江久美子さんまで今回のコロナ・ウイルス禍でお亡くなりになりました。いつもこの番組を視ていた一人なんですが、いつもちょうど大和田獏さんの向かい側の席に座っていたんじゃなかったか・・・。(下の画像をみると、私の完全な記憶違いですね。)
乳癌のオペ後の放射線治療で免疫力が落ちていたのではという話もありますが、我々の中の誰かが運ぶウイルスが、低免疫状態にあるどこかの無辜の人々を殺しているのなら、危険な動きを止めない人々を法の力で行動制限をかけるのは真っ当な方法論だと思うんですが、実施は難しんでしょうか。

彼女の娘の大和田美帆さんが母親の亡くなる数時間前に「だから絶対かからないようにするしかないんです。うつさないようにするしかないんです。コロナ、怖いんです」「そのためには、どうか家にいれる人はいましょう。お出かけは、自粛しましょう。自分のためにも医療従事者の方々をこれ以上苦しめないためにも」とツイートした意図を汲んであげたい。(;_;)

いつまでもこんな事を続けていたところで、ダラダラといつまでも続いて感染自体が長期間収束せず経済的破滅の助長を手助けしているだけにしか私には思えません。
パチンコ屋も「従業員の仕事が」なんていう見え透いた愚かな言い訳でなんとか営業を続けていこうとしておりますが、その行為自体が自分達の従業員の雇用どころか被雇用者達の命まで危険に晒しているのに気づかないんでしょうか。気づいていてやっているのなら犯罪ですが。

今のままで連休明けの緊急事態宣言終了など出来るはずもありません。絶対に。このまま再開したら感染の大爆発は必定です。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

YouTubeを張って下さったので、懐かしい「連想ゲーム」を拝見しました。「大和田さん、檀さん、大和田さん」という司会の人の声を覚えていた通り、獏さんは檀ふみさんとの対戦でした。岡江さんは水島ゆうさんとコンビで列の端でしたよ。子供心にはさっぱり解答がわからないのに、皆さん利発な回答でいつも感心していました。
こちらのブログも長いこと東京から拝見しています。お体に気をつけて、お仕事なさいますよう、応援しております。

small G さんのコメント...

「大和田さん、檀さん、大和田さん」コレですコレ!思い出しました。松平さん始め、この番組に出ていた方々のキャラクターが言葉や言い回しとともに蘇ります。

私も子供心に、出てきている回答者も頭良いけど各チームのリーダーの「連想を惹起させる側」の言葉の能力と豊かさに毎度驚いていました。おとなになった今見直しても「とてもこんなインダクションは無理だ」と思います。まったくもって白旗。w
これって出場者側も言葉の能力検定をされているみたいでキツイですよね。その意味で岡江さんの安定感は檀ふみさんと同様の「頭のよさ、言葉選びの感性の高さ」ってのが溢れてましたよね。

匿名様も、こんな特殊な時期ですが、今回の災厄とは縁のない状態で乗り切られることを心より願っております!