2020年4月11日土曜日

アメリカの友人が抗体検査キット作成

NIHで働いていた頃の友人で、仕事からスピンオフした後ベンチャー企業で働いていた日本人の友人がFB上で報告をしてきました。

ほぼ100%のcorona virusの真偽判定ができるようなハイ・クオリティのキットのようで、ヨーロッパで大問題になった「使い物にならない」抗体検査キットとは雲泥の差のクオリティのようです。彼の方からは知人関連を中心として日本の大規模病院にも治験込みで使ってみたい方は連絡をくださいと身内向けFB(関連はほぼ医師や研究者ばかり)の中で語っていました。私の病院ではいわゆる大規模なコロナ関連施設ではないので申請はしませんでしたが。やがて商品として入ってくることと思われます。

ただし、問題はこの前も話として書いたように、物流も日米間では大きく滞っていることもあり、ものがスムーズにアメリカから日本に入ってくるのかという事が疑問としてあります。因みに先週水曜日の夜に発送した私の次女宛抗生物質。通常のEMSであれば中部国際空港経由で日本からとっくの昔にアメリカに到着しているはずの荷物ですが、トラッキングをしてみると予想通り飛行場の倉庫から全く動いておりません。

その逆もまず間違いなく同じと思われますので、この優れたキットがあっても日本には容易なことでは入っってこないのではないか、またアメリカでの需要が大きすぎて入ってこないという事態も十分に考えられます。

日本でも色々なキットの作成が進んでいるし、次第にPCRの検査体制も整ってきたようですがいかんせんそのスピードは他の先進国とは比較にならないほどお粗末。一体この行政その他の対応の遅さは何なんでしょうか。
頭の指示が明確であれば、恐ろしい速度で物事を揃えていく日本人ですが、行政側の頭が腐って右往左往しているとやっぱり全く動きが悪いのは相変わらずですね。日本というのはいつも「希望的観測」で動く国。そこに科学はありません。
データを元にディスカッション出来ないバカ文官が国を支配してるんだから仕方ないわけですが。本来行政が出すべきデータというのは統計学的シュミレーションを含めたこういうものです。

今回の「ぎりぎりで爆発的感染拡大が・・・」等という念仏も、その類。さっさと警報発令し、不要不急の外出を2週間前の時点で「罰則付きの禁止」にしておけば、現在の不気味な患者数増加は相当のレベルで様相が違ったと思います。

当初予想されたウイルスの様子とは違うことが諸外国のリポートでかなり前からハッキリ判っていたのにこの鈍さ。ボンクラ宰相万死に値すという感じです。


4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

総理が家で寛ぐ様子を動画にしたのもオカシイです。
医療現場の人はマスクも届かず休みも取れずに大変な状況なのに!
増産したマスクはいったいどこに?
海外で異業種メーカーが人工呼吸器生産を始めてますが、日本は規制があるので難しいそうですね。

匿名 さんのコメント...

南カリフォルニアに住んでいます
もし
宜しければ
抗生物質をこちらの方からお送り出来るかもしれません
お嬢様は大丈夫ですか?

small G さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
small G さんのコメント...

匿名様、
この投稿、総理夫人の某Aさんが撮ったと言われておりますが見事に滑りまくり。
ネットでは叩かれまくりで、流石に悪妻としての面目躍如です。それを全くコントロール出来ないボンクラさんもボンクラさんですが・・・。
この時期にこの宰相。まあに我々にとっては獅子身中の虫でしょうか。市井の人に想いを致せないボンクラ君。まさに国難そのものですね。

南カリフォルニアの匿名様、
本当に本当にお気遣いありがとうございます。mOm
次女の現況なのですが、取り敢えずは痛みも消失しリンパ節の腫れも取れたとのこと。不幸中の幸いでした。通常であればとっくに着いているはずのものがこのような状況では何もしてやることが出来ず、太平洋の隔たりを感じているここ最近です。
親に何かがあっても、子に何かがあってもこういう時には本当に物理的にお互い手が届きませんね。
今回の匿名様のオファー、神の声に思えました。もし、症状が落ち着いていなかったらもしかしたら本当にお願いした可能性もあったやも。
改めてお心遣い誠にありがとうございました。お顔がわかれば直接頭を下げたいほどの気持ちです。親はこんな時に我が子に手を差し伸べてくれる方は仏にしか見えません。
本当にありがとうございました。